ご覧いただきましてありがとうございます。
トラベルニュースのコーナーでは、数ある旅行ニュースの中から、ちょっと気になるタイトルをピックアップしてお届けしていくコーナーです。
移動中や家事の合間にさっと読んでいただける様なコンパクトな内容でお届けしていきますので、SNS感覚でお楽しみください。
トラベルニュース|2022年1月28日号
今日のニュースはこちら!
「ANAの国内線空港ラウンジ。有料利用枠拡大」
このニュースをお届けします。
「スポンサーリンク」
Contents
ANAの国内線空港ラウンジ・有料利用拡大の概要
本題に入る前にちょっとラウンジについて触れておきます。
航空会社のラウンジってどんな所?
ANA,JALともに一般ラウンジと、ファーストクラス利用者&最上級ステイタス保有者向けのスイートラウンジ(ファーストクラス・ラウンジ)の2つがあります。
今回は一般ラウンジのお話しです。
ところで!
ANAの空港ラウンジと言うとどんなイメージをお持ちですか?
ANAに限らず航空会社のラウンジと言うと「一般の航空券(ANAではエコノミークラス)を持っていても利用する事ができない場所」と言う事で、ちょっと高嶺の花といった印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
それでは実際、航空会社のラウンジはどんな人が利用できたのでしょう?
- 国際線ではプレミアムエコノミー、ビジネスクラスの航空券をお持ちの人
- 国内線ではプレミアムクラスに搭乗の人
- ANAの上級メンバー(プレミアムメンバー)の人
ここでは大雑把に分けましたが、だいたいこの様な方々がラウンジを利用する事ができます。
例えば国内線。
プレミアムクラスに搭乗すれば、ラウンジは使えるし、機内では国内線でも食事がでるし、と、至れり尽くせりですが、エコノミークラスの航空券と比べると2~3倍くらいのお値段です。
ここが悩ましい点でしょうか?
「ラウンジを利用してみたいけど、航空券にそこまでの金額はだせない」かといって「入場料をお金で払ってラウンジを利用できる」と言うルールがなかったので、結局一度も利用したことがない。
そんな声もよく耳にします。
航空会社ラウンジとカードラウンジ、何が違うの?
特に大きな空港に多く見られますが、空港には航空会社ラウンジの他に、いわゆる「カードラウンジ」と呼ばれるクレジットカードのゴールドステイタス以上+当日の航空券を提示すると無料で利用できるラウンジや、いくつか指定の航空会社の搭乗券を持っている人だけが利用できるラウンジなどがあります。
ここで比較していきたいのは航空会社ラウンジとカードラウンジです。
◆ドリンクサービス
何といっても一番大きな違いは「航空会社の国内線ラウンジはお酒も無料で飲める」点を挙げておきます。
カードラウンジはノンアルコールのお飲み物のみ無料提供。
これはお酒が好きな人には嬉しいですね。
◆お食事
国内線ラウンジではどちらのラウンジでも提供がありません。ANAラウンジではスナック菓子、カードラウンジは場所によって一口スナック菓子などが置かれている場合もあります。
◆営業時間
一般のカードラウンジでは最長でも6:00~20:00閉店の所が多い印象です。
ANAラウンジの場合、営業時間は空港のスタート~最終便のゲストが搭乗までくつろげるように営業されています。
この始発便前と最終便までくつろげる点が空港ラウンジの最も大きなメリットといって良いのではないでしょうか。
◆ラウンジの場所
特に羽田空港などでは、保安検査所を抜けてカードラウンジまでは左右にかなり歩くのですが、ANAラウンジはプレミアムチェックインカウンターから入場し、そのままラウンジに入っていけますので、アクセスの良い場所にある印象です。
大きな違いはこのくらいでしょうか?
あとは航空会社のラウンジは著名な方の設計であったり、調度品が豪華なものであったりと「より上質な」と言う言葉が適しているのかな・・・?
そんな印象です。
ただ、先日、羽田空港のカードラウンジ「パワーラウンジ」を2件利用してみましたが、改装後と言う事もありますが、かなりきれいで、レベルが高くなっていた印象でした。
羽田空港内のカードラウンジについてはこちらで詳しくご紹介しています。
それではここからはANAラウンジを中心にお話ししていきます。
これまでのANA有料ラウンジは?
今回の新しいルールが発表されるまでは、国内線では唯一、羽田空港のラウンジのみ有料で利用できていました。
- 利用料は3,100円。
- 積算マイルは31マイル。
- 公式サイトから申込みができました。
今回の改定により一部変更になりました。
- 利用料は3,100円→3,000円に変更。
- 積算マイルは31→30マイルに変更。
変更になったのは以上2点です。
羽田空港ラウンジの有料ラウンジ申込み方法につきましては従来通りとの事。
下記参考にしてください。
1)ANAサイトにログインして、予約確認画面から該当する航空券の詳細を開きます。
2)少しページを下にスクロールすると上記の表示が中ほどに有ります↑↑
この表示の「サポート/サービス情報」をクリック
すると、この様に↑↑、該当サービスが表示されますので申込みを押してお手続きいただけます。
今回の発表で有料で利用できる様になったANAラウンジ一覧
お待たせしました。
今回の発表で有料利用ができるようになったラウンジをご案内します。
従来の羽田空港に加え、北海道の新千歳空港、大阪の伊丹空港、福岡の福岡空港、沖縄の那覇空港の以上4か所です。
それではここからは今回の発表を受けて、今後、有料で利用できるANAラウンジをご紹介していきます。
①羽田空港
羽田空港第二ターミナルには、時計塔3の所と、時計塔5の所と2か所あります。
◆羽田空港ラウンジ本館(南)
営業時間 5:15-21:00
ANA公式サイトに掲載ページはこちら
こちらは21時に閉まりますので、以降の飛行機に搭乗の方は「羽田空港ラウンジ本館(北)」をご利用ください。
落ち着いた雰囲気の室内。
◆羽田空港ラウンジ本館(北)
営業時間 5:15-最終便出発まで
ANA公式サイト掲載ページはこちら
最後まで空いているのはこちらです。
羽田空港第二ターミナルだけでもかなり横に長いので、2か所のラウンジがあるのはありがたいですね。
②伊丹空港
大阪の伊丹空港のラウンジはこちらです。
室内はこんな感じ。
だいたいどこのラウンジも室内の雰囲気は同じです。
◆伊丹空港ラウンジ
営業時間 6:00~最終便
伊丹空港南ターミナル4階
ANA公式サイト掲載ページはこちら
③新千歳空港
続きましては日本有数のグルメスポットとしても大人気の北海道新千歳空港です。
こちらも広々とゆったり落ち着いていますね。
他の空港と異なり、扇型になっています。
◆北海道・新千歳空港ラウンジ
営業時間 6:15-最終便出発まで
2階出発フロア搭乗口付近
ANA公式サイト掲載ページはこちら
北のグルメスポット新千歳空港に続きましては、南の日本一の観光都市沖縄那覇空港です。
④那覇空港
特に個別には触れてきませんでしたが、ANA空港ラウンジは「日本を代表する建築家・隈研吾氏監修の下、「一期、一会」をデザインコンセプトにしました。木材の栓を使用した「大和壁」が明るく軽やかな空間を演出します。」との事。
多くのラウンジが同様の内容、コンセプトで作られているそうです。
◆那覇空港ラウンジ
営業時間 6:05-最終便まで
国内線ターミナル2階出発口C横
ANA公式サイト掲載ページはこちら
最後は南の台所、福岡。九州にも美味しいものがたくさんありますね!
⑤福岡空港
こちらもデザインコンセプトは他のラウンジと同じですね。
木のぬくもりを感じられる温かみのある室内ですね。
◆福岡空港ラウンジ
営業時間 6:00-最終便まで
2階出発ロビー
ANA公式サイトの掲載ページはこちら
以上の5空港6ラウンジが、今後有料で利用することができるようになりました。
利用条件と申込み方法
以下、詳細を記していきますので参考にしてください。
- 利用料金:3,000円
- 積算マイル:30マイル
従来から解放していた羽田空港も100円値下げして新料金に改定となっています。
申込み方法と決済までの流れ
羽田空港を除く、新千歳、伊丹、福岡、那覇の4空港は電話申込みのみの受付となっています。
申込みの受付は、フライト前日の18:00までです。
<フライト当日、空港についた後の流れ>
チェックインカウンターで受け付けし、発券と同時にラウンジ利用料金の3,000円を現金で支払いをする(クレジットカード、電子マネーなど不可)
支払い完了して「ラウンジ利用券」を受け取る。
↓↓
この際、預け荷物のある人は通常通りの段取りで荷物預けも完了させる。
↓↓
プレミアムチェックインカウンターに向かい、入口でラウンジ利用券を渡せば、あとはスタッフの方の指示に添って進む。
↓↓
プレミアムチェックイン内で保安検査を済ませ、ラウンジに入場!
※尚、預け荷物がなく、航空券と紐ずいているICチップ付きのANAカードを持っている方、eチケットを印刷して持ってきている人は、直接プレミアムチェックインから入場する事ができるそうです。
この際も、プレミアムチェックインの入場の際に現金で3,000円を支払う事になります。
有料ラウンジの利用条件
ANA及び、コードシェア便など、ANA発行の当日搭乗の航空券をお持ちの方。
尚、ツアーなど、旅行会社が手配した団体購入の航空券、国際航空券(一部の格安航空券の比較サイトなどで購入したチケットなど)、他、今回の有料ラウンジ利用の対象外となるものがあります。
これについてはちょっと解りづらい部分がありますので、ご利用検討中の方でもしかしたら?と思われた方は是非一度、ANAさんに確認してみてください。
以上、航空会社ラウンジが気になっていた方がいらっしゃいましたら参考にしていただけたら幸いです。
「ANA有料ラウンジ拡大」どんな人におすすめ?
もともと羽田空港では解放されていたサービスですので、どのくらいの有料需要があったかわかると指標として参考にし易かったですね。
有料利用料3,000円。
どんな人にお勧めなんでしょう!?
まず、お酒が好きな人には嬉しいサービスですね。
最終の便を待っている間にも素敵な空間でお酒を飲んでいられる・・・
ただし、現在まん延防止の条例が発令されていますので、ラウンジごとにお酒の提供時間がかなり変更されている様です。
お酒を目的にラウンジ利用を検討中の方は、必ず、申込み前にANAに直接確認してみてください。
後は、プレミアムチェックイン内の保安検査所を利用できることも嬉しいですね。
今後旅行需要が戻ってきた時に、空港内混雑時に、プレミアムチェックインから入場できるのは便利だし、カップル旅行や奥様との記念旅行などで、ワンランク上の上質な旅行のイベントの一つとして、普段利用する事のなかったANAラウンジを特別に事前予約して寛ぐ。
そんな利用の仕方もいいかもしれませんね。
後は・・これからSFC修行をしてみようか迷っている、なんとなく修行の行程に少し刺激がほしいとお考えの方にも良いかもしれませんね。
修行中の方には刺激や気分転換になるかもしれませんし、修行を検討している方には「自分が目指す先にある楽しみがどんなものなのか」を体験できるいい機会にもなりますね。
ハワイに行った帰りにホノルル空港のカードラウンジを利用したところ、軒下で室内は薄暗く、ジメッとした感じですぐに退出してしまいました。
翌年、ホヌの就航と共にホノルルの空港にANAラウンジができて、どうしても体験したく有料で入場しました。
初めて利用した時に明るさ、広さ、そしてなんといってもお料理の美味しさに感動した時に、毎回ビジネスクラスに乗れる経済力か、SFCのステイタスが欲しいと考えてから、色々とSFCについて勉強していました。
そんなホノルルのラウンジはそれ以来ずっと閉鎖中ですが・・・(^^;
今回の有料拡大が、誰かの何かの後押しになればいいのではないでしょうか。
まとめ
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
今回はちょっと長くなってしまいました。
1回の利用料3000円が高いか安いか?
これは本当に人それぞれで判断の基準が違ってきますね。
私の場合は、アルコールをラウンジで飲むとしても多くても2,3杯。
そう考えると、今はちょっと「3,000円払っても利用したい、お酒以外の目的」が見つからないかな~?と言う印象です。
皆さまはいかがでしょうか?
それでは良い週末を!