ANAグループからいよいよ就航が間近となった「エアージャパン」についての最新情報をご紹介していきます。
おすすめポイント、料金、サービス、座席の事など現段階で可能な限り検証していきますので是非チェックしてみてください。
最初に予約解放されたのが成田~スワンナパーム(バンコク)、そして11月15日発表で成田~仁川路線の予約もスタートしました。
※1月30日更新情報:いよいよ第三弾!成田⇔シンガポール路線の就航が発表されました。ご興味あります方はご覧ください。
新情報がアップデートされるたびに更新していきますので、ちょこちょこ覗きに来ていただければ幸いです。
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Contents
エアージャパン簡単解説
まずは公式サイトのキャッチコピーから見ていきましょう。
「世界の空を知り尽くした精鋭チームがグローバルスタンダード➕日本流の新たな空の体験をご提供します。」とのこと。
主にアジア路線就航で自社(NQ)便の運行。
またアジア路線のANA(NH)便の運行も担う。
現段階ではアジア圏2路線の運行を発表、予約をスタート、2024年2月から本格的に旅客運行を開始することが公開されています。
全席エコノミークラスの仕様。
エコノミークラスの中で座席によって、細かく料金が分かれています。
「サービスについては、お客様が本当に必要とされる価値を見つめ直し、シンプルにお届けすることを基本に、日本らしい発想と品質をご提供」と書かれています。
う〜ん・・・全体的にもやっとした理解しかできていません。
これは乗ってみて体感するしかなさそうですね。
フルサービスとLCCの”いいとこ取り”したハイブリッドなサービスといった感じでしょうか・・・
エアージャパンのことをより詳しく知りたい方は公式サイトをご参照ください↓↓
エアージャパンの公式サイトはこちら
就航路線と予約スタートの時期
現時点で発表されている2路線をご紹介していきます。
2024年1月26日付で3つ目の路線が発表されましたので更新します。
成田⇔バンコク路線
まずは一番初めに発表された成田バンコク路線です。
まず初めに発表されたのがこちら↑
成田〜スワンナパーム国際空港(バンコク)
バンコク路線では、成田発は火曜日以外毎日運行予定、バンコク発は水曜日以外毎日運行を予定しています。
フライトスケジュール
- NQ1 成田17:55発~バンコク着23:15
- NQ2 バンコク0:15発~成田8:10着
観光などで利用する場合には、時間的に行きも帰りももう少し選択肢があるとありがたいんですけどね~。
すでにオンラインで予約可能となっており、2024年2月9日出航分以降の予約が可能となっています。
成田⇔ソウル路線
続いて2番目に発表された成田ソウル路線を見ていきます。
こちらはバンコクから遅れて2023年11月15日に発表されました。
成田空港~ソウルの仁川空港へのフライトです。
運航日は月曜と金曜以外の毎日運行(日、火、水、木、土)こちらは成田発もソウル発も同様です。
フライトスケジュール
- NQ21 成田10:55発 ⇒ 仁川13:30着
- NQ22 仁川14:40発 ⇒ 成田16:45着
こちら時間もいいですね。
仁川到着が13:30なら、到着後もたっぷり時間が取れますので観光にもかなりおすすめできますね。
こちらもすでにオンラインで予約可能となっており、2024年2月22日出発分から予約できます。
成田⇔シンガポール路線
2024年1月26日付で新しい路線の就航が発表されました。
嬉しい!行きたい!
遂に来た!!と言う気持ちです。
一緒に詳細を見ていきましょう。
遂にシンガポール路線の就航が発表されました。
まだ少し先の2024年4月26日からとなりますがすでに航空券の予約は始まっています。
フライトスケジュール
- NQ3 成田17:35発~シンガポール着23:55/運行曜日は月、木、金、土、日の週5便。
- NQ4 シンガポール発0:55~成田着9:10/運行曜日は月、火、金、土、日の週5便。
運航期間は現段階では2024年4月26日~2024年10月26日。
使用機材:ボーイング787-8型機(全席エコノミークラス)
シンガポール便についての発表内容、詳細をもっと詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。
シンガポール便が追加されたことはとても嬉しいのですが、こちらもバンコク路線同様にもう少し選択肢が欲しいところです。
シンガポールに深夜到着と言うことで、観光で利用の方にはいったんその日は寝るだけのホテル予約が必要となり、更に、シンガポール発の便も深夜の0:55一択となりますので、通常お昼頃にチェックアウトした場合、観光するにしても深夜までかなり時間を持て余してしまいそうです。
ただ、最安値で17,500円と成田~シンガポール線では破格と言ってよいほどの格安ですので上手に利用すればかなりお得感のある大注目のフライトとなりそうです。
最安値17,500円となっていますが、すでに17,500円の予約は売り切れているようで1日も見つけることが出来ませんでした。
競合他社との料金比較
どちらの路線も現段階ではJALグループのLCC”ZIP AIR”と比較してみるのが良いのかと思います。
今、最もアツい日本を代表するLCCとして国際線で活躍しています。
他にも値段のお得そうなLCCも探して比較してみます。
あまり色々と深く比較しても一長一短かと思いますので、単純に一番安い座席の料金比較をしてみます。
検索条件としては「一般的に観光目的で有効と思われる時間」で検索します。
現地着が夜とか、現地出発が早朝などでは短時間での食べ歩きすら難しいと思われますので、あくまでも日中に到着して、現地もせめてお昼前後以降に出発する便を探してみます。
成田~バンコク路線の料金比較
まずはバンコク路線(成田〜スワンナパーム国際空港)往復
2024年3月最終週の安く出発できそうな曜日を拾って検索してみました(あくまでも一例です)。
バンコク路線は少しフライト時間も長いので、座席や機内食のオプションが必要となる可能性がありますが、今回の比較は「あくまでも一番安い座席の予約」となっていますので座席の指定や機内食のことは一旦外してご覧ください。
全て往復運賃です。
- ZIP AIR/75,442円
- エアージャパン/61,390円
- ANA/128,740円
- エアアジア/75,259円
ひととおりの航空会社の運賃を見てみましたが、エアアジアとzip以外はこれと言ってお安い航空会社が見当たらなかったので、こちらでは4社の比較となっています。
エアージャパンが頭一つ抜けて最安値でした!!
LCCとの明確な違いについてはよくわかっていませんが、今のところ「料金的になかなかお得である」ことがわかりました。
さらにここに日本ならではの丁寧なサービスやLCC以上の何かがあるのであれば、かなりおすすめなエアラインですよね。
成田~ソウル路線の料金比較
続いては2024年2月22日から就航のソウル路線。
2024年3月6日~3月7日戻りで検索
- ZIP AIR(往復) 35,619円
- エアージャパン(往復) 24,180円
- ANA(往復)157,080円
- エアープサン(往復) 36,280円
- ジンエアー(往復)30,000〜38,000円くらい
- ティーウェイ(往復)40,000円前後
フルサービスはちょっと比べてはいけないくらい値段が高かったです。
参考までにエアージャパンの24180円の運賃はすでに全部完売してしまっています。
エアープサン、ジンエアー、ティーウェイなどはお安い運賃はほとんど完売でしたので少し高い運賃しか見れませんでした。
ただ、韓国の飛行機はよく見ると海外諸税、手数料、施設使用料と色々乗っかってくる様で、合計金額でみるとエアージャパンの値段はかなりお得感がありました。
LCCの場合には夜便とか早朝出発だともっと運賃を抑えられるようです。
あとは航空会社によって大型キャンペーンやセール運賃の発売など特別な料金が発生するとお安くなるようですね。
シンプルにベーシックな料金で運賃を比較をした結果「エアージャパンはかなりお安い方なのでは?」という感想。
ソウル路線はお安い運賃が多く激戦区かと思いますが、LCCに負けず劣らずのお得な運賃を提供しているので今後も要チェックですね。
料金の明細はこんな感じです↓↓(こちらは2024年3月26日の一例です)
ごめんなさい、ちょっと見にくいですね。
運賃合計が18,400円+諸税・サービス料6,980円=合計27,080円
燃油サーチャージがかかりません!
諸税・サービス料6980円だけ運賃に上乗せとなりますのでかなり割安感、お得感があります。
※注意点
オンラインカード決済の際、アメックスが利用できません。
いつからか詳細は解りませんが、先日2024年3月3日にオプションの追加の際に確認した所、クレジットカード決済の所に「アメックス」も利用できるようになっていました!!!
これはアメックスをメインカードとしていた私としては個人的にとても嬉しい!!!
クレジットカード決済ではVISA Master JCB、アメックスが利用可能となりました。
オプション料金
いくつかご覧いただきます。
機内食サービス
機内食は有料での注文となります。
成田〜仁川路線の機内食
まずはソウル路線です。
- フレッシュフルーツ/800円
- 寿司ものがたり/2,000円
- カツサンド/1,600円
ソウル路線ではフライト時間も短いですので、機内食については参考程度で良いのかな?と感じました。
成田〜バンコク、成田~シンガポール
こちらはちょっと距離がありますので機内食のラインナップも充実していました。
- ふわとろ卵の炭火焼親子丼/1,600円
- チキン南蛮〜あけぼのタルタル添え〜/1,600円
- 鮭照り焼き丼/1,600円
- 寿司ものがたり/2,000円
- おむすび弁当/1,500円
- デコ弁/1,800円
- 町中華セット/1,500円
- カツサンド/1,600円
- チキンと紅芯大根の野菜たっぷりサラダ/1,600円
- フレッシュフルーツ/800円
- グリーンカレーと五穀米(ヴィーガン対応)/1,600円
- イスラム対応食/1,600円
- ハンバーグドリア/1,400円
ざっとこんな感じです。
かなり充実していますが、1食ごとの料金がLCCと比較すると”全体的にお高め”の設定ですね。
実際に見たことも食べたこともないのに、数字だけみて「お高め」という表現も失礼かと思いますので、いつか機会があったら実際に食べてみて、またレポートします。もしかしたらどれもワクワクする様なデパートで売っているような豪華弁当みたいな感じかもしれませんね。
機内食のページがかなり見やすくなっていました。
画像を見る限りでは気になるメニューがちらほらありましたので、是非画像をみてイメージを膨らませて見てください!!
※尚、機内食についてはどんどん更新、変更されていくかと思います。ちょっとリアルタイムでは追いきれない場合がありますので、最新の情報は上の「機内食紹介ページはこちら」のボタンより公式サイトに入っていただきご確認ください(画像がきれいでどれも美味しそうでした)
座席指定
座席指定がある場合には全席有料となります。
もちろん「指定しない」も選択できますので、一人旅でどこでもよくて、少しでも安く行きたい場合には指定しないのもアリですね。
こちらは成田〜仁川線の予約の際に表示された料金です。
まず前列組ですが、こちらでは9列目までドリンクのサービスがあるようですね。
個人的に予約するなら2A,2Kか7Aあたりですかね~。
10列目の真ん中3席が「足元が広い1500円のシート」ですね。
最後尾座席は42列目となります。
あとは窓側が良い方は後方の窓側800円での予約ですね。
何と言っても2時間ととても短いフライトですので、あんまり座席にお金をかけたくないかな~と言うのが個人的な感想です。
その他オプション料金
他に成田〜仁川路線予約の際に表示されたオプションメニューは以下の通りです。
どちらも預け荷物料金ですね。
- 預入手荷物1個23キロまで/3,000円
- スポーツ用品預け(?)/6,500円
この辺は特に際立って変わったメニューなどはないようですね。
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マイレージサービス
2023年11月の問い合わせでは、マイレージサービスやマイルの加算・・・と言ったものは無いようです。
現在、ZIPエアーでは、JALマイルをZIPエアーポイントに交換、そのポイントを利用して航空券を購入できるようになっています。
また、ピーチ航空でも、ANAマイルをピーチポイントに交換し、航空券の購入、座席指定料金、預け手荷物料金などに利用できるサービスが始まっています。
今後はエアージャパンでも同様に、ANAマイルをエアージャパンのサービス(ポイント?マイル?)に交換し、航空券購入や様々な事に利用できるようになったら嬉しいですね・・・これはあくまでも希望的観測です。
ANAプレミアムメンバーサービスは対象?
まずANAプレミアムポイントは積算対象外です。
ですよね〜・・・
そしてもう一つANAプレミアムメンバーサービスの対象となるの?
この点が気になる方も多いかと思いますが、ご想像の通り・・・と言いますか、予想通り、ANAのプレミアムメンバーサービスは一切対象外となります。
この点は僅かな望みを持って電話で確認しましたが当然ながらLCCと同じでした。
これは言うまでもありませんでしたね。
成田空港でのラウンジサービスはどうする?
それでも成田空港にはお楽しみがあります!
成田空港では、いまやすっかり人気が定着しているプライオリティパスを利用した飲食サービスや休憩サービスがあります。
エアージャパンは成田空港第一ターミナルからの出航となるのでちょっと不便がありますが、もしプライオリティパスをお持ちの方は、ちょっと離れる第3ターミナルまで歩いていただければ3400円までの飲食サービスを無料で受けられるお店があり、また、休憩サービスを受ける施設などもあり、少し早く空港に到着して無料サービスを満喫してください。
こちらの記事にプライオリティーパスについて詳しくご紹介していますので気になる方はチェックしてみてください↓↓
これを観ればプライオリティパスの事はだいたい解ります(^^)
「エアージャパン就航間近|おすすめポイント、りょうきん、サービス」まとめ
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
まだ就航がスタートしてみませんのでわからない部分もあり、航空会社さん側も手探り状態の部分も多々あるかと思いますので、今回の情報はあくまでも2024年11月20日現在の情報としてご覧ください。
今後どんどん路線も拡大されてくると思います。
料金は今回発表の2つの路線ではなかなかのお得料金でした。
LCCでよく見かけるキャンペーンやセール料金は別として、ベースの料金として継続的に今の料金が続いていくならチェックしておいて損はないのではないでしょうか。
今回の料金をみる限りでは、今後の拡大路線の料金も期待してしまいますね。
新しい情報があれば、随時こちらのページで更新していきます。
また、私が実際にとった予約は2024年の3月後半となりますので、その際には搭乗記でより詳しくご案内できればと思います。
それでは皆様、楽しいご旅行を!