旅コラム

プライオリティーパス解説&付帯クレジットカードおすすめ3選

今回の記事はプライオリティーパスの特集です。

プライオリティーパスの種類、使い方、付帯して発行するのにおすすめのクレジットカードは?など、情報をギュッとしぼっと解りやすくお伝えしていきます。

“プライオリティーパス”

特に海外旅行がお好きな方の中では有名なカードであり、ご存じの方も多いかと思います。

プライオリティーパスは主にクレジットカードの特典として「プライオリティーパスを無料で発行できる」といったサービスを利用して発行する方が多く、その発行可能なクレジットカードもだんだんと増えています。

世界中の空港ラウンジへのアクセスが可能となる「プライオリティーパス」・・・なんとなく大雑把には知っているけど・・・

プライオリティーパスの中にも種類(ランク)があるのはご存じでしょうか?

プライオリティーパスの使い方は?

そんなプライオリティーパスの「?」や使い勝手、魅力をひも解いてご紹介していきたいと思います。

※更新情報2023年9月1日|成田空港ANAターミナルの利用が終了しました。続いて新規利用先として関西国際空港のANAラウンジが登録されました。

※更新情報:2023年8月10日。日本国内で利用できるラウンジ、施設の最新情報を更新しました。いよいよ羽田空港第3ターミナルで利用できるラウンジが新規登録されましたので是非要チェックですね!

※更新情報:2023年4月22日/日本国内の空港で使える施設の最新情報をアップしました。増えるのは嬉しいですが、なくなったお店、また「羽田空港のANAラウンジ利用が終了」など大きなニュースもありますので細目にチェックしていただくことをお勧めします。



「スポンサーリンク」




Contents

そもそもプライオリティーパスって何?

プライオリティーパスとは、世界中148以上の国や地域・600以上の都市・1300か所以上の空港ラウンジや空港内施設で利用可能な「空港ラウンジの通行証」と言う表現が解りやすいでしょうか?

イギリスに本社のある空港ラウンジに関するサービスを提供する企業であり「プライオリティ・パス」とは同社が提供するサービスの名称。

公式サイトはこちら

会員証(入館証)として会員にはプラスチック製のカードが発行される。

現在ではスマホのアプリでデジタル会員証も利用できる。

 

日本ではどこで使えるの?

日本で使える施設は数えるほどですので先にご紹介します。

日本で使えるラウンジサービス

ちょっと間が空くとどんどん増えていますので、常にご自身で最新の情報をご確認ください。

こちらの情報は2023年9月1日最終更新です。

  1. 成田空港第一ターミナル/KAL Business Lounge
  2. 成田空港第一ターミナル/I.A.S.S Executive Lounge
  3. 成田空港第一ターミナル/I.A.S.S Superior Lounge -NOA-(New)
  4. 成田空港第一ターミナル/ANAラウンジ(サテライト2)
  5. 成田空港第一ターミナル/ANAラウンジ(サテライト5)
  6. 成田空港第二ターミナル/I.A.S.S Executive Lounge
  7. 成田空港第二ターミナル/I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-
  8. 中部国際空港第一ターミナル/KAL Lounge
  9. 中部国際空港第一ターミナル/Centrair Global Lounge
  10. 中部国際空港第一ターミナル/Plaza Premium Lounge(New)
  11. 関西国際空港第一ターミナル/Annex Rokko(カードラウンジ)
  12. 関西国際空港第一ターミナル/Rokko(カードラウンジ)
  13. 関西国際空港第一ターミナル/Kongo(カードラウンジ)New
  14. 関西国際空港第一ターミナルANAラウンジ(New)
  15. 福岡空港国際線ターミナル/KAL Lounge
  16. 羽田空港第3ターミナル/TIAT Lounge(New)

※ANAラウンジが利用できるのは凄い事なのですが、実際ANAラウンジは慢性的に混雑、さらに今後、規制緩和が進み以前の様に海外旅行需要が元にもどってくるとANAのステイタスを持っている人でさえも混雑で入場できない事態がすでに発生しています。

あくまでも訪れる時間の混雑状況に左右されますが、プライオリティパスでANAラウンジに入場するのはかなりむずかしいと考えていただくと良いと思います。

私の知人は2022年7月以降に仕事で3回海外に行き、3回ともプライオリティパスでANAラウンジ入場を断られました。

もちろん時間やタイミングの問題が大きいとは思いますが

基本的にプライオリティパスでは航空会社ラウンジへのアクセスはできない事が圧倒的に多いですので「ANAラウンジを利用できる」と言うキャッチコピーは絶大なセールスポイントとなりますが・・・実情は

「国際線のANAラウンジを利用したいのでプライオリティパスを発行したい」と言う目的での発行はおすすめしません。

今後はもっと厳しくなると思います。

羽田空港第三ターミナルの「ANAラウンジ」へのプライオリティパスを使っての入場は、2023年1月31日をもって終了しました。

これにより、羽田空港にはプライオリティパスで使える施設はなくなりました。 

 

※成田空港のIASSラウンジは日本のスタンダードである「クレジットカードラウンジ」としても解放されています。

 

日本で使える食事、休憩サービス

プライオリティパスにはラウンジ入場以外にも「空港内施設(レストラン)での割引サービスなどが近年少しずつ広がっています。

今日本で利用できるサービスの最新情報にアクセスしてみます。

成田空港国際線第二ターミナル

いよいよ成田空港でもラウンジサービス以外のサービスがスタートしました。

①9h mome jpirs Marota Airport(New)
こちらは保安検査に進む前に利用できるもので、成田空港のお第2駐車場ビル(P2)のB1にあるカプセルホテルです。ラウンジ利用1回分のカウントで午前9時~午後6時の間で最大5時間まで無料で滞在できます。

この休憩サービスはかなり嬉しいですね!

 

名古屋・中部国際空港

名古屋の中部国際空港ではラウンジの他にもお食事や温泉施設でも利用できるようになっています。

①The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar
こちらはシアトル創業の老舗レストランでビールとアメリカン料理がいただけます。美味しそうなハンバーガー類にお酒も併せ、利用金額から3400円の割引が受けられます!!

②第一ターミナル/海膳空膳
こちらはらーめんからうな丼など日本の料理を全般的にいただける日本の料理レストランです。

第一ターミナル/くつろぎ処
そしてついに温泉施設でも使えるようになりました。
これは凄いですね!!

いや~、日本でのプライオリティパスは名古屋が激熱ですね!

中部国際空港Ethan Stowell Pizza & Pasta

上記ショップでのサービスは終了しています。

 

大阪・関西国際空港

続きまして関西国際空港です。

①ぼてぢゅう1946
こちらは大阪の老舗レストランでたこ焼きやお好み焼き、まさに大阪のソウルフードを食べられるお店ですね。

②Japan Travelling Restaurant by BOTEJYU
こちらではラーメンやカツ丼など郷土料理やご当地グルメなど幅広くいただけるそうです。

空港のレストランで3400円の値引きって・・・かなり凄いしお得過ぎますよね。

アメリカンエキスプレス・ブランドのクレジットカードに付帯されて発行しているプライオリティパスの場合、レストラン・サービスは利用できませんのでご注意ください。

レストランサービスはおまけの様な、かなり限定的なサービスですのであまり気になる方はいないかと思いますが、それを目的にお店にいくと利用できませんのでご注意を!

 

クレジットカードのゴールドカードじゃだめなの?

さてここからが本題です。

プライオリティパスが海外旅行になぜ必要か!?

日本国内の空港には航空会社ラウンジとは別に、いわゆる「ゴールドカード・ラウンジ」と呼ばれるラウンジがたくさんあります。

およそ思いつく有名ブランドのクレジットカードのゴールドステイタス以上でしたらだいたい条件を満たして入場が可能となります。

その為、日本国内では殆どプライオリティパスの出番がないため、プライオリティパスの紹介の際に「海外旅行好きにおすすめ!」とか、「海外旅行にいくなら!」と言う枕詞が使われるわけです。

国内線の空港内にあるラウンジについてはこちらの記事でレポートしています。

SFC修行2022日誌①|初フライト!今日の成果と1日の行動記録いよいよ2022年のSFC修行がスタートしました。 SFC修行2022のフライト計画など事前準備の様子はこちらにまとめています。 ...

 

航空会社ラウンジと日本国内のクレジットカードラウンジには、それぞれどのような条件で入場できるかと言いますと

  1. 航空会社ラウンジは指定航空会社のプレミアムシート(ビジネスクラスやファーストクラス相当の座席)搭乗の人、或いは指定航空会社の上級会員資格を持って同一アライアンスの飛行機に搭乗する人が利用できるラウンジです。
  2. 通称「ゴールドカード・ラウンジ」とは、「各ブランド(visa,master,jcb,amex 他)のクレジットカード・ゴールド以上のステイタスと、当日フライトの搭乗証明を提示すると入場できるラウンジ。日本国内の空港ラウンジの多くはこちらに分類されます。

※尚、ANAラウンジにつきましては国内線は3000円、国際線ラウンジは事前申し込み4000円、当日申込み6,000円と有料でも入場が可能となっています。

日本国内では「航空会社ラウンジが無くてもゴールドカードラウンジならある空港」と言うのも結構あるくらい「ゴールドカード・ラウンジ」は日本を代表するラウンジ・システムと言って良いと思います。

しかし、海外の空港に行くと「ゴールドカードで入場できるラウンジ」と言うのが極々少数で、このような「ラウンジ専用の通行証(パス)を提示することで入場できるラウンジ」がスタンダードになっています。

上の画像はシンガポール・チャンギ国際空港内で利用したプライオリティ・パスで入れるラウンジ”SATS Premier Lounge”↑↑

そんなわけで世界中の空港ラウンジと日本の空港にあるクレジットカードラウンジは、役割としては似ていますが入場する為の通行証(パス)が全く違うので、海外に行く際には国際的に通用する通行証(パス)を準備していく必要がある。

と言うわけです。

入場パスの違いだけではなく、海外の国際線のラウンジと言う事で、長時間の乗継待ちや長時間フライトの前後と言う事もあり、プライオリティーパスで利用できるラウンジには食事、シャワー、お酒など日本国内線ラウンジにはない様々なサービスが提供され、中には、航空会社ラウンジ以上に豪華で洗練され、素敵なラウンジも存在します。

 

航空会社ラウンジとプライオリティパス・ラウンジの大きな違い

入場時のパス以外にも決定的に大きな違いがあります。

ここでは「入場の際に提示する航空券について」に限定して両者の違いを解説します。

航空会社ラウンジを利用するには、基本的に自社(ANAとかJALとか)の飛行機に搭乗するか、同じアライアンス(同じ航空連合)の飛行機に搭乗する必要があります。

アライアンスの種類

代表的にはスターアライアンス、ワンワールド、スカイチームなどがあります。

他に、どこのアライアンスにも直接加盟していないLCCの航空会社など世界中にはたくさんの航空会社があります。

ビジネスクラスやファーストクラス、或いは各航空会社の上級会員資格者は”これから搭乗する航空会社の指定する航空会社ラウンジや、同じアライアンス(グループ)の航空会社ラウンジ”を利用することができるわけです。(航空会社ラウンジがない空港ではプライオリティパスと重複するラウンジが指定ラウンジとなる場合もあります。)

※同じアライアンス(グループ)とは?

例えば私がANAのビジネスクラスで旅行したとします。

ANAは「スターアライアンス」に加盟していますので、もし空港に他にも「スターアライアンス加盟航空会社」のラウンジがあれば、私はどこでも利用できると言うルールがあります。

シンガポール航空、ユナイテッド航空、EVER航空、ANA、ルフトハンザ航空、トルコ航空など

 

プライオリティパスの場合は航空会社、アライアンスなど一切関係なく、当日のフライト予定の航空券を持っていれば「航空券の条件はクリアー」となるわけです。

ということは・・・

いま話題のZIP AIRをはじめとするLCCや格安航空券で海外旅行にいっても、プライオリティパスを持っていれば、海外の空港内でラウンジを利用することができると言う事です。

世界的に入国、出国の規制が緩和、撤廃されてきている現在、観光需要がV字で回復し世界中の空港が観光客であふれかえっています。

そんな中、航空券やホテルの料金が急高騰しており、少しでも安く海外旅行に行きたい方はますます増え、お得な料金で行けるLCC需要も急拡大しています。

また新規参入しているLCCもどんどんと増えています。

スターアライアンス!

ワンワールド!

スカイチーム!

ZIPAIRをはじめとする世界中のLCC

航空グループやLCCの垣根をなくし、世界中の旅行者が、プライオリティパスを保有していれば、世界中どこの空港でも利用できる施設がある・・・

そんな凄いカードです。

 

プライオリティパスはどんな人におすすめなの?

わかりやすいところで、先に「プライオリティーパスをおすすめしない人」を見ていきます。

プライオリティーパスの発行をおすすめしない人

旅行でも出張でも、用途はなんであれ飛行機で海外に行く事は殆ど無いし、今後も積極的に海外に行こうとは思っていない人。

あとは、海外旅行は数年に1度、多くても1年に1回といった人

こんな方々にはそもそも不向きなのかな?と思います。

ではどんな人におすすめ?

日本の空港ラウンジを利用したことのある方は解ると思いますが、ラウンジってあったら便利だし色々嬉しいけど「なけりゃないでも楽しい旅行はできる」そんなものではないでしょうか?

ラウンジにおとなしく直行するのもいいですが、空港内を散策して、フードコートで見知らぬ料理を食べてみて・・・そんな常に新しい発見で一喜一憂するのも旅の醍醐味ですよね。

そんなわけでプライオリティーパスはお守りみたいなもので「持っておけば安心」そんなスタンスでお勧めしたいです。

  1. 海外旅行が好きな人
  2. 旅行、出張問わず、これからどんどん海外に行きたいと思っている人
  3. 空港の空き時間はラウンジで静かにゆったりと過ごしたい
  4. 空港の空き時間は静かな空間で仕事をすすめたい
  5. 食事やアルコールがフリーのラウンジサービスがとにかく好き!
  6. SFCやJGCをお持ちでも、特定の飛行機に縛られず、海外LCCも含め世界中の飛行機を積極的に利用したい方

こんな方々におすすめです。



「スポンサーリンク」




プライオリティーパスの申し込み方

冒頭でも少し触れましたが、プライオリティーパスに登録する代表的な方法として二つのルートがあります。

  1. ひとつはオーソドックスな公式からの申し込み
  2. ふたつめは、クレジットカード発行の特典としてプライオリティーパスが付帯されて、そのクレジットカード会社を通して登録申込みをする方法。クレジットカードの年会費を払い更新している限りプライオリティパスへの登録権利を有する。(プライオリティパスの期限毎に更新が必要です)

この二つの方法があり、日本では主に後者の「②クレジットカードの特典として申し込む」方法が主流となっています。

 

プライオリティーパスの種類

プライオリティーパスの申し込み方法が解ったので、続いては申し込み時に特に注意が必要な「プライオリティパスの種類」について理解していきます。


プライオリティーパスを発行する上でチェックしておきたいのが「プライオリティーパスの種類」です。

種類と言うか・・・利用条件ですね。

クレジットカードに一般、ゴールド、プラチナなどランクが分かれている様に、プライオリティーパスもプラン内容ごとにランクが別れています。

早速見ていきましょう!

こちらがプライオリティーパスの公式サイトに掲載されている基本ステイタスの3種類です。

 

プライオリティパス基本3種類のプラン内容

それではそれぞれのポテンシャルを比べていきます。

1.スタンダード(年会費$99)

  • 本会員のラウンジ利用料:US$32
  • 同伴者のラウンジ利用料:US$32

スタンダードは海外利用があまりないが、もし海外に行った時は空港ラウンジが利用したい。

そんな人向けのプランではないでしょうか。


2.スタンダード・プラス(年会費US$299)

  • 本会員は年間無料利用が10回。その後11回目以降は利用料を毎回US$32。
  • 同伴者のラウンジ利用料:US$32

スタンダード・プラスプランは年間10回までは料金がかからず、11回目以降は毎回US$32かかります。

同伴者のラウンジ利用料は毎回US$32かかります。

年間10回!

乗継便を利用の場合の往復だと、ラウンジ利用は乗継時に1回と帰国の際に1回の計2回利用。このパターン5回までは無料で利用できます。

あるいは、直行便で向かう時は到着地でラウンジは利用せず、帰国の際の飛行機待ちの時間にだけ利用する・・・となれば・・・全部直行便で移動する人は海外旅行・海外出張10回まで無料利用。

かなり多いですね。


 3.プレステージ(年会費US$429)

  • 本会員の年回利用は全て無料。
  • 同伴者のラウンジ利用料:US$32

プレステージ会員は年会費がUS$429で、年間利用数の制限はありません。

ただし同伴者のラウンジ利用料は毎回US$32かかります。

ここまで行くと特殊なトラベラーさんか、基本的には世界中を年間に何週も回っている様なスーパービジネスマンの方々向けと言った感じでしょうか?


プライオリティーパスの大きな特徴として、基本プランの場合「同伴者の入場料金はどのプランでも必ずかかります」と言う点。

この点をちょっと頭の片隅に入れておいてください。

さて、ここまでが公式サイトから申し込む「基本プラン」です。

 

クレジットカードの特典として申し込む場合の注意点

先ほどから基本的に、基本的にとしつこく話していましたが、そのわけをこれからご案内します。

公式から申し込む基本の3パターンはあくまでもベーシックなもので、クレジットカードの特典として申し込む場合には「公式の基本3パターンの他にも、クレジットカードによっては独自のプランが付帯される場合がある」

あくまでも基本3パターン通りのものが主流ですが、所々利用条件が独自の取り決めとなっていたりもします。

もしプライオリティーパスの申し込みを目的にクレジットカードを発行する場合には、必ず付帯されるプライオリティーパスの利用条件をご確認ください。

 

プライオリティパスを付帯できるクレジットカードは、総体的にゴールドカード以上で比較的年会費高めのカードが多いですが、その分、上手に選ぶと付帯されている特典もかなり充実してきます。

 

「プライオリティーパスの無料発行が付帯されているクレジットカード」目的別おすすめ3選!

とにかくたくさんありますので、こちらでご紹介するのはあくまでも個人的にお得感を感じるクレジットカードです。

【おすすめ①】年会費が安く、プライオリティパスのプランも魅力的なクレジットカード

とにかくより安く!

負担金額が最も少ない出費でプライオリティパスを持ちたいかたにおすすめ!

楽天プレミアムカード

年会費11,000円(税込)

こちらはプライオリティパス基本プランの最上位”プレステージ会員”が無料で付帯される「最も年会費のお安いクレカ」としておすすめのクレジットカードです。

年会費11,000円で年会費$429のプレステージ会員資格を有するプライオリティパスを持てると言うお得感は群を抜いています!

更にこちら、海外旅行傷害保険も4000万円自動付帯+1000万円利用付帯=合計5000万円。これはこの年会費ではかなり良いかと!

楽天プレミアムカードの詳細はこちら

 

 

楽天プレミアムカードと同様、昔からプライオリティパスの付帯クレカとして人気だったのがJCB GOLD PREMIUM。

私もこちらを保有。

こちらもゴールドカード年会費11000円+プレミアム年会費5500円=16,500円でプライオリティパスのプレステージ会員を付帯。

更に海外旅行保険自動付帯のコスパの良いクレジットカードとしておすすめしようと思っていたのですが、ゴールドカードを2年間100万円以上利用した時点でインビテーションが届くカード・・・と言う事で、いまこの記事を見ている人で2年後のおすすめを聞きたい人はいないかと思うのでこちらは外しました。

もうひとつ大きな理由はこちら!!

2022年10月6日づけでJCBから「大切なお知らせ」として、2023年4月より海外旅行傷害保険が自動付帯→利用付帯に切り替わるとの通知がありました。

その対象カードの中にこちらのJCB GOLD THE PREMIERが入ってしまいました。

これは・・・・

以上の理由で私のおすすめにはエントリーしないこととしました。

いずれクレジットカード全体から海外旅行傷害保険の「自動付帯」サービスがなくなってしまうんですかね。。。

 

【おすすめ②】家族カード無料で、プライオリティパスも申し込めると言う神コスパなカードならこれ!

続いては年会費22,000円でプライオリティパスに最も欲しい特典【同伴者無料】を実現できる神コスパなプラチナカード。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード

年会費22,000円(税込)

(家族カード無料、2人目3300円で家族もプライオリティに申込みができる)

こちらの最大の特徴が家族カードが無料で発行できて、その家族カードでプライオリティパスも無料で申込みできる点です。

これにより、例えばご夫婦なら年会費は本会員の22,000円だけで、ご夫婦二人ともプライオリティパスを持つことができるわけです。

しかも、こちらに付帯するのは「プレステージ会員資格」ですので、夫婦二人で何度利用しても無料なんです。

$429×2人分=$858分が、22000円の年会費で実現可能!

これは良いですよね!

家族カードを無料で発行できるクレジットカードは他にもありますが、家族カード会員がプライオリティパスに申し込めるカードと、家族カード会員ではプライオリティパスに申込みできないカードがあります。

  1. このカードは家族カードを無料で発行できてお得!
  2. 家族カードでもプライオリティパスの申請が無料でできてお得!(しかもプレステージ)
  3. しかも「プラチナカード」と言うステイタス性を持ち合わせながら、年会費はゴールドカード級の22,000円と格安なのがお得!

3つのお得でとてもおすすめなカードの1枚です。

プラチナカードにしては審査は緩い方と言われていますが、そうは言ってもプラチナカードと言う事で・・・

  • ある程度クレジットカードの審査のハードルを乗り越えられそうな方。
  • プラチナは初めてでも、これまでゴールドカードは何度か審査を通している実績をお持ちの方。
  • 銀行系のクレジットカードですのでそれなりに安定収入、クレヒスをはじめ、その他総合的にある程度のレベルで全体的なバランスが求められるかと思われます。

この辺を念頭においてカード発行を検討されることをおすすめします。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードの詳細は公式サイトをご覧ください。

 

【おすすめ③】海外旅行保険が自動付帯、更に旅行や出張のサポートサービスが手厚いカード

正直上記2つのカードでおすすめは良いと思いますがもう1点。

エポスプラチナカード(1億円自動付帯)/年会費3万円

マルイ系のユーザーをはじめ、コスパの良さで大人気のエポスカード。

ルミネカードと共に特に女性ユーザーからの支持は絶大。

また「旅行関連のお得感、満足感が高いカード」としても人気がある印象で、年会費以上の様々な旅行に役立つサービスが目を引きます。

こちらのセールスポイントは海外旅行傷害保険が1億円自動付帯と言う、3万円の年会費としてはいまや大変希少な特典を持っています。

近年、もの凄い勢いで保険の自動付帯が利用付帯に切り替わってきています。年会費3万円前後くらい(ゴールドカードクラス)のクレジットカードでは、近年、自動付帯→利用付帯への変更が相次いで発表されています。

そんな中、2022年10月8日現在、今なお、1億円の自動付帯はおすすめに値します。

他にも旅行関連のサービスが盛りだくさん。

  1. 国内主要空港、ハワイの空港のクレジットカードラウンジでは本人+同伴者1名まで無料!と言う、さすがのプラチナクラスのサービスを付帯
  2. 海外サポートデスク(日本語対応)
  3. Visaプラチナ・コンシェルジュ・センターの利用
  4. 海外・国内旅行の優待サービス有
  5. 荷物宅配サービスの優待サービス有
  6. Wi-Fiレンタルの優待サービス有
  7. 国際線クローク優待サービス有

などなど。

プライオリティパスがそもそも海外旅行や出張をサポートするひとつの手段でしたので、それを必要とする人にとっては、同じクレジットカードで、他にもこれだけのサポートを受けられるのはかなり心強いのではないでしょうか?

※尚、こちらは年間100万円の利用で年会費が30000円→20,000円に割引。さらに100万円で獲得できるポイントを利用した場合には年会費20,000円分をポイントで相殺できちゃいますので実質年会費0円にすることも可能。

もし、上の2つのクレカに比べて年会費3万円が少し高いな?と感じた方はこんな方法も覚えておかれるとよりお得感が増しますね!

参考までに、先ほど上に挙げたおすすめ2つのクレジットカードにもしっかりと自動付帯の海外旅行保険が付帯されています。

  1. 三菱アメックスプラチナ(5000万自動+5000万利用)
  2. 楽天プレミアム(4000自動+1000利用)

金額は少し目減りしますがこちらも心強いですね。

私のおすすめはここまでです!

どれも年会費が割安なのにサービスが充実と言うものですので、後は皆さまのニーズによりあったものをお選びいただければよいのかな?と言うのが私の回答です。

他にもたくさんあるので(全部で50弱あります)、どんなカードがあるのかほんの一例だけあげてみます。



「スポンサーリンク」




他にはどんなカードがあるの?

海外旅行系サービスの充実しているカードと言えばアメリカン・エキスプレス®・カードですね。

もちろん上位カード(プラチナ以上)にはプライオリティパスが付帯しているカードが殆どですが、ベーシックカードやゴールドカードにも付帯されています。

ただ、プラン内容がちょっと違ってきます。

アメックスゴールド(年会費31,900円)ANA AMEX GOLD(年会費31,400円)

などは「本会員のみ2回まで無料、3回目以降は$32、また同伴者は一律$32/回の利用条件。プライオリティパス基本ステイタスの「スタンダード・プラス」が10回無料ですので、2回無料と言うのはこのクレジットカード独自のプランとなります。「スタンダード・プラス(改)」とでも呼びましょうか?

特にANA AMEX GOLDカードはつい最近(2022年9月)プライオリティパス付帯が発表されたばかりですので、ANA AMEX GOLDはいま話題のカードですね。

 

アメリカン・エキスプレス®・ゴールドカードは家族カード1名無料で、家族カード会員もプライオリティパスを申し込み可。どちらも2回まで無料。

ANA AMEX GOLDも家族カード所有者がプライオリティパスを申し込めますが、家族カードの年会費が17,050円(税込)とちょっとお高いので特に取り上げておすすめするものではありません。

 

アメリカン・エキスプレス®・カード(グリーンカード)

プライオリティパスの基本プラン”スタンダード”が付帯されています。毎回有料ですので「特に普段は必要としないが突然の海外渡航の際などに利用してみようかな?」その位のスタンスの方にお勧めです。

 

プライオリティパスの「同伴者無料」のスペシャル特典プランが付帯されているクレジットカード

上の方でお伝えしましたが、基本的にプライオリティパスは同伴者有料となっています。

公式サイトの最上位「プレステージ」会員であっても、年会費$429支払っていながらも同伴者は有料($32)です。

所が、クレジットカードの中で「プライオリティパスの同伴者無料特典」が付帯されているものがあります。

例えばこちら

  1. 楽天ブラックカード/年会費33,000円/2名
  2. JCB THE CLASS/年会費55,000円/1名
  3. スルガVISAプラチナ/年会費66,000円/1名

このほかにも年会費10万円を超えるカードがいくつもありますが、この辺は年会費が10万円以下でこの特典が付くことがとても凄い事かと思います。

 

家族カードが無料で発行できるクレジットカード

こちら正確には「クレジットカードの家族カードが無料で発行できる、そして、家族カードを無料で発行した人もプライオリティパスを無料で申込みができる」と言うものです。

同伴者だれでもとは行きませんが、基本、ご夫婦で旅行に行く際など、2人ともプライオリティパスを持っているので実質無料、お得感がひとつ増しますよね(^^)

こちらは先ほどおすすめでご紹介したもの↓↓

MUFGプラチナアメックス:年会費22,000円/1人無料、2人目3,300円

この価格帯だとMUFGプラチナ・アメックス系に多く、後は年会費が55,000円帯になるとラグジュアリーカード、三井住友プラチナ、道銀VISAプラチナ、七十七プラチナVISA・・・その他銀行系プラチナカードが属してきます。

 

「プライオリティパス解説&付帯クレジットカードおすすめ3選」まとめ

最後までご覧いただきましてありがとうございます。

2022年に入り、燃油サーチャージの高騰がダイレクトに航空運賃に影響を与え「より安く、よりお得に海外に行く方法」が連日ネットで紹介されています。

アライアンスの垣根を越えて「より安い航空券を求めて」、多くの人が様々な情報ツール、SNSを駆使して目を光らせています。

最近では何と言ってもJALグループから登場したLCCのZIP AIRをはじめ、世界中を飛び交っているLCCの飛行機がこれまで以上に大きな注目を浴びています。

そんな今だからこそ、これまで以上により注目度を増しているのが「プライオリティ・パス」です。

ZIP AIRやLCCで海外に飛んでいけば、スターアライアンスの上級会員も、ワンワールドの上級会員も関係ありません。

プライオリティパスを持っていれば、世界中の空港ラウンジにアクセスできます。

海外に行ってみるとそれを実感します。

これからたくさんの海外旅行を楽しみにしている方、出張などで海外にいく機会が増えていく予定の方など、ご利用の機会が来たら、こちらの記事を思い出して少しでも参考にしていただければ幸いです。

それでは楽しいご旅行を!