今回はANAの直行便を利用して冬のパリに出張で行ってきました。
こちらの記事では、ANAのダイヤモンドメンバーサービスの誇るお得すぎる特典をフルコンボで利用して、羽田~パリの最安値航空券の予約を持って「超豪華・最上級の空の旅」を体験してきましたので、その一部始終をご紹介していきます。
こちらの記事はこんな方におすすめです。
- 現在SFC修行中の方
- ANAの最上級会員サービスにご興味ある方
- ANAダイヤモンドメンバーを目指してみたいとお考えの方
- お得で豪華な空の旅にご興味ある方
今後の空の旅の参考にしていただければ幸いです。
◆ANAダイヤモンドメンバーサービスについてはこちらの記事でより詳しくご紹介しています。他のプレミアムメンバーとの比較もご覧いただけます↓↓
◆ANAダイヤモンドメンバーになって「初めての1年」で、私が実際に体験しているダイヤモンドメンバーとして受けた特典やサービスの内容を細かく「体験談」として、一年間更新し続けています。リアルな声にご興味ある方はこちらも是非チェックしてみてください↓
ダイヤモンドメンバーサービスは、やはり、実際に体感するとより強く魅力を感じてきます。
是非参考にしていただければ幸いです。
それでは本文をお楽しみください。
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Contents
今回のフライトの詳細
はじめに今回利用したフライトの詳細をご紹介します。
【往 路】
フライトはNH215便
9:45 東京羽田空港発 ⇒ パリのシャルルドゴール空港行き
出発は羽田空港国際線・第2ターミナル
予約当初は第3ターミナルの予定でしたが、2023年10月29日より第2ターミナル発の増便が発表され、その中にNH215便も含まれていたため、今回はじめて国際線第2ターミナルを利用することができました。
【復 路】
帰りは直行便の運行がない曜日でしたのでいったんドイツのフランクフルトで乗り継いで、そこから羽田空港までの直行便となりました。
- シャルル・ド・ゴール ⇒ フランクフルト:NH6016(ルフトハンザ航空の運航便)/14:30発
- フランクフルト⇒羽田空港:NH224(ANA運行の直行便)/20:45発
この記事を作成している2024年2月16日現在、日本⇔パリの直行便運行は週3便の為、直行便が運航していない曜日は主にドイツで乗り継いで羽田に向かう飛行機が利用されます(他には中国の北京経由の便も予約画面に上がってきます)
2024年2月の発表で今年7月からは羽田~パリ便が毎日運航されることが決定しました!!!
これは朗報ですね。
※尚、国際線については第2ターミナルと第3ターミナルの両方がほぼフル稼働している様ですので、出発便、到着便とも急な変更も予想されますのでご注意ください。
ANAダイヤモンド特典①|羽田⇔パリの有償航空券を特典SKYコイン利用でお得にGET
それでは最初のダイヤモンド特典を見ていきます。
ANAダイヤモンドメンバーになると「ダイヤモンドメンバー限定の選択式特典」と言うものがあります。
これは9つの豪華特典の中からひとつを選ぶことのできる特典です。
毎年少しずつ内容が変わるようですが、この特典がとにかく豪華なんです!
少しご紹介しますと
- 12アップグレードポイント(国内線なら3回、一般→プレミアムクラスにアップグレード可能)
- 6万円分のANA SKYコイン
- ANAスイートラウンジ利用券6枚
- その他4万円分のホテル券やお買いものクーポンなど
プレゼント特典と言うと実用性の少ないものやちょっとおまけ程度の特典を想像しがちですが、こちらは金券同様に使い勝手のある内容がずらりと並びます。
更に9つの特典のうちの7つには+2万円分のSKYコインがプレゼントされます。
そして私はこの中から6万円分のANAスカイコイン+2万円分のプレゼントコイン=合計8万円分のSKYコインをゲットしました。
私はここまでこの8万円分のSKYコインを使わずにとってあったので、この8万円分のSKYコインをまるまるパリ行きの航空券購入の代金に利用しました。
今回私が購入した航空券は羽田⇔パリの中でも一番お安い運賃です。
- 運賃クラスL(積算率30%)
- Economy Special
- 予約変更可(手数料あり)
- 払戻不可
- アップグレード対象外
この最も安い(条件が一番厳しい)航空券を、更に8万円もお得に(お安く)購入することができました!!!
これがひとつめのダイヤモンド特典です。
ANAダイヤモンドメンバー限定選択式特典の内容についてはこちらで詳しくご紹介しています↓
スカイコインやスイートラウンジ利用券などが人気だそうです。
ANAダイヤモンド特典②|羽田空港国際線・第2ターミナルのスイートチェックイン
続きましてダイヤモンド特典のふたつめ!
ANAダイヤモンドメンバーになると「ANA SUITE CHECK-IN」と言う優先チェックインカウンターを利用することができる様になります。
ただ、スイートチェックインは国際線全ての空港、ターミナルにあると言うわけではありません。
今回利用したのは羽田空港第2ターミナルの国際線。
ANA国際線のスイートチェックインは成田空港と羽田空港第2ターミナルに専用カウンターがあり、その他の空港やターミナルでは、ひとつの長いカウンターに
- 赤いファーストクラス専用カウンター
- 青いビジネスクラスとSFCメンバーのカウンター
- エコノミークラスを中心としたその他搭乗者のカウンター
に分かれています。
これはよく見かける風景かと思います。
成田空港には飛行機好きな方には有名な「Zカウンター」が用意されています。
※Zカウンターについてはこちらで体験記をご紹介しています↓
そしてこの度は羽田空港第2ターミナルにも専用の「Rカウンター」が用意されました。
場所は上記の黄色線枠の部分です。
成田のZカウンターと比べると外観も中もとてもさっぱりとしたシンプルなつくりでしたが、通常カウンターから少し離れた別棟になっている点からも特別感を感じます。
この看板がかっこよくて個人的に気にいっています(汗)
そしてダイヤ&ファーストクラスだけの特別感のある赤い絨毯を思わせるマット。
こちらは6時にオープンします。
こちら私が5時半すぎに到着した時にはすでに2,3人の人が待っていました(早い!)
中はご覧の様に至ってシンプル。
ただ、カウンターが埋まっている時は右手のソファーに座って待っていればスタッフの方が声をかけてくださいますので楽です(混雑時は普通に並んでいただくのが良いかと思いいます。)
カウンターは8番まで用意されています。
スタッフさんがフルでいるとは限りませんが、圧倒的に待ち時間は少ないと思います。
ダイヤって空港につくと本当に驚くほど楽なんです!
保安検査の優先レーンの注意点
Rカウンターを出てすぐ目の前に保安検査の優先レーンがあります。
こちら対象者の案内にご注意ください!!
- ファーストクラス、ビジネスクラス搭乗の本人限定
- 航空会社マイレージサービスの優先はありません
この様に注意書きがされています。
こちら上記文面の通り、以下の回答となります。
【ANAダイヤモンドメンバー=航空会社マイレージサービス】となりますのでANAダイヤの方でエコノミー、プレエコ利用の方は利用できません。
と言う事は必然的にANAプラチナメンバー、スターアライアンスゴールドメンバー(SFCメンバー)の方も、ビジネスクラス、ファーストクラスの予約をお持ちでない場合、優先レーンはありません。
問い合わせたところ「現時点では」と言う事で、これは2024年2月17日現在の情報です。
今後変更される可能性もありますので、ご利用の際には細目にチェックされることをお勧めします。
特に超混雑して大行列となるような場合、保安検査の優先レーンが通れるか?通れないか?はかなり大きな時間の差が生まれてきます。
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ANAダイヤモンド特典③|ANAスイートラウンジで出発前に寛ぐ
無事に出国をすませると次の特典「ANAスイートラウンジ」で出発までの寛ぎタイム。
スイートラウンジはスターアライアンスグループのファーストクラス搭乗の方、200万以上のミリオンマイラーの方、そしてANAダイヤモンドメンバーの方、スイートラウンジ利用券をお持ちの方が入場できるラウンジです。
特に今回利用した羽田空港第2ターミナル・国際線のANAスイートラウンジは、最新の設備が整った、3フロアぶち抜きの超豪華空港ラウンジとして話題満載のラウンジです。
「ANAスイートラウンジ」の中の様子については、今回は別記事でたっぷりの最新画像と共に細かく、詳しくご紹介しています。気になる方は是非チェックしてみてください↓
ここは本当にお勧めでした!
すご~く快適なラウンジでした(^^)
ANAダイヤモンド特典④|往路で必殺ダブルアップグレード炸裂!エコからビジネスへ
いよいよ、ここが今回の「ANAダイヤモンド特典」のメインとなります。
上記した通り、今回私が購入した航空券は最もお安い「運賃クラス(L)」Economy Specialの航空券です。
本来ですと運賃クラス(L)はアップグレード対象外です。
それが・・・どーーん↓↓
ANAダイヤモンドメンバーの特典のひとつに「航空券の予約クラスに関係なく、通常の倍のアップグレードポイントをお支払することによってアップグレードが可能」と言うとんでもないスペシャルな特典があります。
これは「事前にアップグレード申請(空席待ち)の申請をしておいて、当日チェックインカウンターで最終結果を告げられる」と言う、旅立ちの直前まで結果を聞くことができないスリリングなスペシャル特典です。
アジア圏など6~7時間のフライトくらいなら「どちらでもいいか」と割り切れますが、ヨーロッパや北米のニューヨークなど、14時間コースのフライトの場合にエコノミーとビジネスでは雲泥の差があります。
そして今回はめでたくチェックインの際に「アップグレードでお席のご用意ができております」とのお知らせ!!!!
嬉しかったです~
今回はエコノミーからプレエコを飛び越えて2階級特進のビジネスクラスにアップグレードしていただきました(必要ポイント=20アップグレードポイント)
ご存じの方も多いかと思いますが、国際線のアップグレードの場合、そもそも、最初に航空券購入の際に「アップグレード可能な運賃クラス」の航空券を購入している必要があります。
こちらは一例にすぎませんが、エコノミークラスでもアップグレード可能な運賃となるとお安い運賃の倍くらいの料金になる為、私の場合あまりご縁がありませんでした。
そんなわけで、この最安運賃でもアップグレードさせてもらえる可能性のあるシステムは特別に嬉しい特典のひとつです!!
※今回搭乗したANAヨーロッパ路線のビジネスクラス搭乗記は別の記事でたっぷりとご紹介していますので、機内食や機内サービス、新アメニティーポーチなどの最新情報にご興味ありましたら、是非こちらもチェックしてみてください↓↓
引き続きANAダイヤモンド特典⑤のご紹介に移ります。
ANAダイヤモンド特典⑤|復路もダブルアップグレード確定!エコからビジネスへ
そして帰りの便です。
私は今年度獲得したアップグレードポイントを全く使っていなかった為、予約の段階で44アップグレードポイントを保有していました。
空席が落ちてくればラッキーと思い、帰りの便も事前にアップグレード申請していました。
そしてこちらもどーーーん!!
嬉しい事に帰りの便もエコノミーからビジネスクラスに2階級特進のアップグレードをさせていただきました(20アップグレードポイント)
帰りの便はパリのシャルルドゴール空港からフランクフルトまではルフトハンザの運航便でしたので、最初はルフトハンザのチェックインカウンターで手続きをしました。
その為、フランクフルト発 ⇒ 羽田行きのANA便のアップグレードについては、フランクフルトについて、出発便の搭乗カウンターが開いてから確認しなければなりません。
搭乗カウンターはだいたい出発の1~2時間前位にならないとスタッフさんがいらっしゃらない為、本当に乗る直前までどうなるかわからないと言うスリリングな体験となりました。
「お席がご用意できました」
この一言が沁みました(笑)
食事の内容もガラッと変わり↓↓
座席も足をのばしてゴロンと横になれる快適スペース↓↓
降りる時には体もしっかり休まり、お腹も満たされ、ストレスフリーで快適な空の旅となりました。
※直接フランクフルトから乗られる方はチェックインカウンターが3時間前くらいから空くかと思いますので、その際に空席待ちの結果を聞けますが、パリからの乗継でフランクフルトに来た場合には搭乗口のカウンターが開くまで結果を聞くことができないわけです。
参考までに、2024年2月16日調べで9月の東京パリ往復のビジネスクラスの運賃が812,610円でした。
今回私が支払ったのは最安航空券で、更にスカイコイン値引きがありましたので合計120,150円だけです。
その差額はなんと!
約69万円!!!
往復で40アップグレードポイントという大量のポイントを消費しましたが、たった12万円の現金持ち出しで69万円分もお安くANAのビジネスクラスを利用できたこのスペシャルな特典は威力が凄すぎました!!!
特典を溜めこんで一気に使うか、年間を通して少しずつ利用して楽しむかは人それぞれかと思いますが、結果的に大満足な利用方法でした。
本当に感謝、感謝!
ありがとうございました!!!
また、特に見出しをつけては取り上げませんでしたが、もちろん、預け荷物には「FIRST CLASS」と書かれたプライオリティのタグがつけられ優先的にレーンに流れてきます。
また、羽田空港出発は勿論ですが、海外でも、フランクフルト出発の際にANA便に搭乗の際にはグループ1で特別優先の方をのぞく最優先で搭乗できることも嬉しいですね。
以上、ここまでがANAダイヤモンドメンバーだけが享受できるスペシャル特典の数々でした。
海外ではANAのダイヤモンド特典はありませんが、スターアライアンスゴールドの資格が有効となりますので、他にもお得な旅の特典が利用できましたのでご紹介していきます↓↓
復路①|パリシャルルドゴール空港でルフトハンザ航空のラウンジを利用
まずはじめはパリのシャルル・ド・ゴール空港。
利用する航空会社は同じスターアライアンス・メンバーのルフトハンザ航空でしたので、ルフトハンザ航空のラウンジが利用できました。
シャルルドゴール空港はだいぶ大きく感じました。
ルフトハンザ航空のラウンジは3種類
- ファーストクラスラウンジ
- セネタ-ラウンジ
- ビジネスラウンジ
ファーストクラスラウンジはその名の通りで、ANAで言うスイートラウンジの様な存在です。
セネタ-ラウンジとビジネスラウンジの違いとしましては、セネタ-が上級ラウンジ、ビジネスが一般ラウンジと言った感じで、セネタ-の方が室内の様子や飲食類の種類の豊富さなどより良くなっています。
セネタ-ラウンジ内はとてもコンパクトですが家具のショールーム、おしゃれなオフィスの様な雰囲気でスタイリッシュ?な空間でした。
奥には飲食のカウンター、デザートカウンターもあります
フランスの空港だからでしょうか?
左がドイツビール、右がフランスビールと両国のビールを楽しむ事ができます。
※お待たせしました!パリ・シャルルドゴール空港内にあるルフトハンザ航空・セネタ-ラウンジの様子をブログにまとめましたので、ご興味ありましたら是非お楽しみください↓↓
私は初めてだったせいもありかなり早くに60~68番ゲートについてしまいました。
スマホの充電もできるし、くつろげるし、ビールもいただけるし・・・最高でした!
※参考までに、60~68番ゲート前の待合座席の充電環境はこちら↓
海外に行く際には手荷物の一番身近なところに変換プラグを常に常備しておくと何かと便利ですね。
ここからルフトハンザエコノミークラスに乗ってドイツのフランクフルト空港に移動です。
たったの1時間20分ですが、初めて乗るヨーロッパ間の移動を楽しみました。
復路②|フランクフルトの空港で乗継時間にルフトハンザ航空ビジネスラウンジでゆったり
フランスからドイツのフランクフルトに移動後、羽田行きの飛行機の出発まで約5時間の乗継がありました。
ここでは先ほどと同じくルフトハンザ航空の、今度はビジネスラウンジが指定ラウンジなりました。
なんといいますか?ルフトハンザの空港ラウンジの入口は無機質な色感といいますかとてもシンプルですね。
中には広い空間が広がり、お食事もお飲み物もシャルルドゴール空港とは比べ物にならないほどたくさん用意されていました。
※お待たせしました!ルフトハンザ航空のビジネスラウンジ、セネタ-ラウンジと2種類のラウンジレビューと搭乗記が公開されました。気になる方は是非あわせてご覧ください↓
ドイツのソーセージをいただき、ドイツのビール(こちらはノンアル)もいただき
あっという間の5時間でした。
空港内はそんなに売店やショップが賑わっているわけではなかったので、5時間の乗継を充実した設備のラウンジで過ごせたのはとても助かりました。
以上となります。
「ANAダイヤモンド特典フルコンボ!最安航空券で超豪華な空の旅」まとめ
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
ご覧の様に航空券の購入から特典の享受はスタートし、帰国して最後、預け荷物がレーンを優先的に流れてくるところまで、全てが優先的に扱われるストレスフリーな空の旅となりました。
勿論、特典のスカイコインやアップグレードポイントをこんなに一度に使う必要もないかもしれませんが、私の場合はすべてのタイミングがいい具合に今回の出張にいかされることになりました。
空港についてから到着地の空港をでるまで、もちろんお金を使う場所もなく、シャワーも浴びれて、横になって仮眠もできて、出来立てのお料理をいただけて、お酒も飲めて、飛行機に乗ればビジネスクラスなら14時間のフライトも殆ど疲れることもなく、快適で、美味しい機内食もいただけます。
飛行機で疲れが残らないと、現地に着いた瞬間から全力で行動することができるのでとても有意義な時間がすごせました。
特に今回は出張と言う事で貴重な時間を無駄なくすごすことができました。
修行中の当初、プラチナ50000ポイントを獲得してからいったん終了モードに入り、PP2倍キャンペーンが来た時にダイヤを目指すか?JGCのチャレンジをするか?それとも50000で終了したまま、後はひたすら旅行フライトを楽しむか?
色々調べて散々迷った挙句にANAダイヤモンドメンバーを目指す決断をしました。
今となってはこの時の決断は本当に良かったです!!
ダイヤになってよかった!これに尽きます。
プラチナやSFCでも何不自由なく、本当に快適な空の旅が約束されますが、ダイヤはANAを利用する限りすべてが最優先され、最高のサービスが受けられる本当の意味での「プレミアム」なステイタスだと思います。
もちろん、プラチナにもSFCにもそれぞれにメリット、特典があり、何を必要とされるかは皆様それぞれの旅のスタイルがあると思います。
今回の記事がどのような形にせよ、何かのお役にたてていただければ幸いです。
それでは皆様、楽しいご旅行を!
ANAダイヤモンドメンバーサービスについてより細かく知りたい方はANA公式サイトをチェックしてみてください。
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