こちらの記事では2020年11月にホテル椿山荘東京宿泊記をご紹介しています。
宿泊記は前半と後半に分けてご紹介しています。
椿山荘宿泊記の前半では、驚きの安さで泊まったスイートルームについてかかった金額からお部屋のおすすめポイントなど詳しくご紹介しています。
椿山荘宿泊記・後編のこちらでは今まさに旬のイベント「東京雲海」と紅葉美しい庭園の様子をご紹介していきます。
椿山荘に宿泊予定、また、大雲海を見るためにレストランなどのご予約を検討中の方にはぜひ参考にしていただけたら幸いです。
それではご覧ください。
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Contents
ホテル椿山荘東京のイベント「東京雲海」とは?
椿山荘宿泊記・後半のメインは冬の大イベント「東京雲海」です。
「東京雲海」とは、ホテル椿山荘東京が目の前の大庭園を利用して仕掛ける大きなイベントの一つです。
具体的には?
大庭園に霧や雲と同じ10~20ミクロンの細かい水を均一に発生させ、特殊な装置で園内に濃霧を作り出し、本来ならば様々な条件が揃わないとなかなか目にすることのできない「雲海」を庭園内に発生させ、来場者、宿泊者に愉しんで体験してもらう事を目的としたイベントです。。
参考までに
こちらが実際に自然で発生している雲海です。
画像はフリー画像素材で”みそしる定食さん”と言う方が実際に撮影された画像です。
私も数日前、新東名高速道路で東京に向かって走っている最中、朝6時半ころでしょうか?富士川トンネル近辺でふと横を見ると、驚くほど幻想的な大雲海を目撃することができました。
↑↑こちらはチェックインの際に、観光の案内としていただいた小さな見開きの冊子です。
夜のライトアップと共に、現在の一大イベントとなっています。
東京雲海タイムスケジュール
1回あたり約3分間の演出です。
また朝の6~7時と夜22時台には約10分間の「大雲海」が出現します。
※大雲海とは通常時間よりも規模が大きく、庭園の四分の三を覆う大規模な雲海が約10分間にわたって出現します。
時 | 分 |
6時 | 00 15 |
7時 | 00 15 |
8時 | |
9時 | |
10時 | |
11時 | 10 40 |
12時 | 10 40 |
13時 | 10 40 |
14時 | 10 40 |
15時 | 10 40 |
16時 | 00 15 30 45 |
17時 | 00 15 30 45 |
18時 | 00 15 30 45 |
19時 | 00 15 30 45 |
20時 | 00 15 30 45 |
21時 | 00 15 30 45 |
22時 | 30 45 |
こちらが雲海の発生予定時間です。
6時台、7時台、22時台は大雲海の発生予定です。
こう見ると結構見るチャンスは何度もありますね。
東京雲海の眺め
ここからは実際に椿山荘で見てきた雲海の眺めをご覧ください。
こちらは15時過ぎに部屋から見えた昼間の雲海です。
今はちょうど紅葉が色づいてきて見ごろですので、色づいた紅葉の間から立ちのぼる雲海の様子はとてもきれいでした。
昼と夜はどちらがおすすめ?
個人的な好みの問題ですが、シーズンにもよりますが、今は紅葉が色づいてとてもきれいですので、部屋からの眺めは夜の雲海よりも日中の紅葉の隙間から霧がたちこめる雲海の風景がより印象的でおすすめだと感じました。。
こちらは日が暮れてからの夜の雲海の様子を部屋から撮影しました。
ちょっと画像がみにくいかもしれませんが、実際にみると雲海の海の上に三重塔が浮かび上がる姿がとても幻想的でした。
続いては実際に庭園に出てみます。
わかりやすくロビーフロアーからご案内します。
ロビーフロアーは3階になりますので、こちらのクラシカルなエスカレーターで1階に降ります。
1階は主に宴会や公演などが行われる様な大きな会場がありますので、夜間は整然として静まり返っています。
1階フロア案内がこちら
エスカレーターを降りるとすぐ先にこの様に庭園の入口案内板があります。
庭に出るとすでに雲海が始まっていて、辺りがだんだんと霧に包まれます。
是非とも積極的に雲海の霧の中に実際に足を運んでみてください。
実際に身体が濡れることはないとはいうものの、全体的に湿気を帯びた空間は、冬のお天気続きで乾燥している都内の空気感とはまるで別世界にいる様です。
少しヒンヤリとして湿った空気感
森の中にいる様な澄んだ空気、とても気持ちの良い空間でした。
雲海がたちこめている時は前が見えなくなり歩きづらくなりますが、終了すると、あっという間に霧が晴れて視界が戻ります。
個人的に感じたおすすめとしては、夜の雲海は是非暖かい恰好をして庭園に直接出てみることがお勧めです。
チェックインの際に渡された東京雲海のガイドブックにも何か所かおすすめポイントが記されていました。
ただ、どこにいても本当に気持ちの良い空気感ですし、霧が発生すると周りがよく見えなくなります。
私はあまり場所にこだわらず、静かで靄のかかった庭園をあてもなく、のんびり散歩していました。
気づいたらいつのまにか霧に包まれている感覚。
なんだか自然発生的な感覚で楽しめました。
実際の山の中で霧に包まれて視界不良になるのはとても怖いですが、ここはしっかりと管理された庭園内、霧がやむまでじっとして耳を澄ましてみてはいかがでしょうか?
夜の庭園内は程よくライトアップされており、雲海が発生していない時間帯も気持ちの良い散歩コースとなりました。
歩いていると料亭「錦水」の方から水の流れる音が聞こえてきます。
東京のど真ん中にいながら、まるで田舎街の森の中を散歩しているような気分を味わえるとても癒される空間でした。
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紅葉と美しい庭園の風景
椿山荘の宿泊と言えば、何と言っても、季節ごとに変わりゆく風景を見せてくれる大庭園の眺めが楽しみの方が多いですね。
春は沿道沿いの川に咲き乱れる桜、夏のホタル、秋~冬にかけての紅葉。
私が行った11月は紅葉がいよいよきれいに色づいてきていました。
ガーデンビューの部屋からは、この大庭園の風景を一望することができます。
庭園の先には池袋の高層ビル群を見る椿山荘ならではの風景
翌朝にはとても天気が良かったので、チェックアウトの前に少し散歩に出ました。
雲海ももちろんきれいでしたが、ご覧の通り
自然のままの椿山荘の庭園がとても魅力的でした。
普段はリゾートなど海を中心に旅行先を探すことが多いのですが、今はこんな時期ですのでできるだけ都内で車で行ける場所を散策しています。
のんびり鯉をながめるのも本当に久しぶりでした。
金色の鯉を発見!それだけで一日が得した気分になりました。
メインバー「ル・マーキー」で東京雲海をたのしむ
庭園散策を終えた後、ホテル2階のメインバー「ル・マーキー」を訪れました。
店内は証明がグッと落とされ、静かで重厚感あるとても落ち着く空間でした。
普段、バーに行くときはカウンターに座る事が多いのですが、こちらの店内ではソファー席が特にお薦めでした。
今日のお目当てはこちら。
カクテル「雲海」です!
ショートカクテルの下にドライアイスでしょうか?
ちょっと画像ではうまく伝わりませんが、下から白い霧がたちこめてくるように昇ってくる演出を楽しめる「雲海をイメージして作られたカクテル」でした。
雲海を部屋から見て!
庭園を散策しながら感じて!
更に雲海を愉しみたい方にはこちらのカクテルもお勧めです。
こちらは巨峰のジントニック
下は巨峰をフローズンにして上からトニックウォーターを混ぜていただきます。
これも美味しかったです。
こちらは100種類のマティーニ全てがメニューに掲載されているのがとても特徴的でした。
他にもカクテルも数多く載せてありました。
ホテル椿山荘東京
メインバー「ル・マーキー」
ホテル2階
営業時間 18:00~24:00
私が伺う数日前までは宿泊当日は営業していないと言われていました。コロナ禍において営業時間や休業日が日々変化していますので、ご利用をお考えの方は最新の情報をホテルにご確認ください。
ホテル予約・問い合わせ:03-3943-1111
「ホテル椿山荘東京 「東京雲海」を楽しむポイント」まとめ
ホテル椿山荘東京のお部屋はシティービューとガーデンビューに分かれています。
雲海を楽しみたい方には「ガーデンビュー」のお部屋を強くお勧めします。
同じカテゴリーの場合、ガーデンビューとシティービューではガーデンビューの方が料金設定が少し高くなっていますが、そこは迷うことなくガーデンビューがお薦め!
雲海はまずは部屋から眺め、続いては実際に足を運んで庭園の中で霧に包まれてみるとその空気感や、身動きを停止した時に耳を澄ませて聞こえる水の音など五感で楽しむと、東京雲海のイベントを存分に楽しめるのではないでしょうか。
今はまだGotoトラベルの割引がある時期で、一番お安いお部屋では2万円台から泊まれるようです。
気になった方は是非チェックしてみてください。
ホテル椿山荘宿泊記の前半では、エグゼクティブスイートの宿泊レビュー、かかった料金の内訳、おすすめポイントなど詳しくご紹介しています。
それでは楽しいご旅行を!
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