こちらのブログでは京都初心者の私が「リッツカールトン京都」に初めて訪れた際の宿泊記をお届けします。
リッツカールトン京都の宿泊レビュー。
おすすめのお部屋は?
料金は?
また、ホテル敷地内には知らなければそのまま素通りしてしまいそうな「じつは・・・」なこだわりポイントが数えきれないほどありました。
今回は宿泊記と併せて「知っているだけで滞在がより楽しくなるようなリッツカールトン京都の豆知識、プチ情報」をたっぷりお届けします。
今後の宿泊の参考にしていただけたら幸いです。
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Contents
リッツカールトン京都ってどんなホテル?
フォーブストラベルガイド2021において、関西地区で唯一、五つ星を四年連続獲得したホテル。
国内のザ・リッツ・カールトンホテルとしては大阪、東京、沖縄に続き国内4番目に開業。開業は2014年(まだ新しいんです!)
「ザ・リッツカールトン」ブランドはマリオット系列のホテルになります。
ネット上の口コミは圧倒的に高評価多数
京都に進出した”初めての外資系ホテル”なんだそうです。
リッツカールトン京都を選んだ理由
今回は緊急の仕事で京都行きが決まった為、観光目的がなかったこと。
併せて、あまり人ごみに出歩きたくなかった為「お籠りSTAYでのんびりくつろげるホテル」探しを目的としました。
マリオット・ボンヴォイに加盟しているホテルからの選択
トラベラーに圧倒的人気を誇るSPG AMEXカードを保有するも、コロナ禍において貯まったポイントを利用する機会がありませんでした。
入会特典のポイントをはじめ、これまで一度もポイントを利用したことがなかったため、今回は”溜まっていたポイントで無料宿泊できる、マリオット・ボンヴォイの加盟ホテル”から探すこととしました。
※マリオット・ボンヴォイの数ある候補の中からリッツに絞った理由
1.カテゴリー8(現在はカテゴリー制はなくなりました)のホテルの中で最も行ってみたい、と憧れていたホテルだった。
2.マリオット・ボンヴォイのポイントセーバー(割引キャンペーンの様なものです)で、通常7万~10万ポイント必要なところ、65000ポイントで無料宿泊できる!と言うスペシャル・オファーが提示されていたため。
以上の理由から今回の宿泊先をリッツカールトン京都に決めました。
マリオットグループのホテルを利用する際には「マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム・カード」を持っていると大変お得で、ワンランク上のホテルステイを楽しむ事ができます。
カードを所有することで、マリオットボンヴォイの上級会員「ゴールド・エリート」の資格を自動的に獲得する事ができます。
例えばお部屋のアップグレード、レイトチェックアウト他、私はホテルステイの概念が大きく変わるきっかけになりました。
下の記事に詳しくまとめてありますので、気になる方は要チェックです!
それでは”リッツカールトン京都 宿泊記”をたっぷりとお楽しみください。
リッツ・カールトン京都 宿泊記
それでは「リッツカールトン京都 宿泊記」をたっぷりとご覧ください。
ホテルまでの道のり
今回は仕事先からの移動の為、京阪電車「三条駅」から向かいました。
他に、電車で向かう場合には京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」が最寄駅となります。(徒歩3分)
このルートは鴨川沿いを歩きながら進みます。
アクセスの案内には駅から徒歩6分と書かれていました。
京都初心者の私にとっては、歩くのもワクワクするあっという間の6分間でした。
水鳥が行ったり来たりと遊んでいる風景が見えました。
初めての鴨川
のどかで癒されます
5分ほど川沿いの道を歩いたところで、対岸沿いに今回の目的地「リッツカールトン京都」が見えてきました。
ホテルの正面対岸からみるとこんな感じ。
初見での感想!
横長の大きなホテルだな~・・・恥ずかしながらそのくらいの印象でした。
橋を渡りきると間もなく、右手にお城の外壁の様な建物の一角が見えてきます。
これまでのホテルのイメージとは違い、少しわかりづらい「ひっそりとした佇まい」といった印象。
この時点ではまだ「ここでいいのかな?」
そんな不安がよぎりました。
鴨川の橋の方から来ると、ここまで来てようやく「あっ!ここだっ」と確信できます。
三条駅鴨川方向から来ると手前に小さな入口があり、奥が車寄せのあるパーキングスペースの入口になります。
ホテルの玄関口~エントランスへ
入口を入ると、両脇に水の流れる長い通路を進みます。
時代劇などでたまに見かけるお屋敷の長い廊下(通路)のようなイメージでした。
今進んで入ってきた通路を、ホテルに背を向けて撮影するとこんな感じです。
こちらの流水はホテル目の前の鴨川をイメージしているそうです。
後であらためて鴨川を覗いてみると・・・ふむふむ、たしかに浅い水深で所々が段々になっている感じが鴨川の雰囲気を醸し出している様でした。
こちらは先ほどの通路を挟んで右側に見えた幅の狭めの流水。
こちらは鴨川の脇に流れている「みそそぎ川」をイメージしているそうです。
みそそぎ川は全長2㌔あまりの人工水路。
鴨川から取水されており鴨川の分流になります。
近年6月にはゲンジボタルの生息が確認されているそうです。
シーズン中にご利用予定の方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか
通路を進むと突き当り、ここでようやく建物の一角が見えてきました。
緑豊かで、水の音が響き渡る素敵な空間です。
ようやく入口に到着。
エントランス
一歩あしを踏み入れると、ここは音のない静寂に包まれた空間。
まずは縦長のエントランス。
他のゲストの方が写りこんでしまった為上の部分は切り取らせていただいています。
右手奥が突き当りになり、黒く大きな扉で仕切られています。
まだメインフロアーは見えません。
縦長のエントランス
左手窓側は京都の建築様式のイメージでしょうか?
壁側(向かって右側の白い壁面)には七宝文様が壁一面に配されています。
知っ得!豆知識③
七宝文様の「4つの楕円が円形になるように配される形」は、日本の伝統文様で、「七宝の円形は”円満”を表す」と表現され、縁起の良い吉祥文様と言われているそうです。
リッツカールトン京都の館内には、そんな縁起の良い七宝の文様が所々に使われています。
気にしてみていると、宿泊の際に必ず視界に入ってくる場所にも使われていますので探してみてくださいね。
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メインフロアーに入場
エントランスの奥の黒い大きな扉を抜けて、ようやく館内に入場です。
入ってすぐ右手に圧倒的存在感を放つ盆栽
ロビーラウンジを右手にみて、一直線に続く長い廊下。
ホテルのアートコンセプトは「源氏物語」
源氏物語の世界をアート作品や建築様式で表現した館内美術作品は実に400点、ご興味ある方には館内のアート作品を巡るアクティビティー「アートツアー」が用意されていますので問い合わせてみてください。
この風景、リッツのホームページでも掲載されていた吹き抜けの階段
ホームページでこの画像を見るたびに「いつか行きたい」とずっと思っていました。
とにかく館内いたるところに素敵な撮影スポットが点在していました。
ザ・ロビーラウンジ
京都の町家建築特有の明るさと暗さのコントラストを取り入れた空間
中心には季節ごとに色々なお花が飾られているそうです。
今回私が訪れた時はバラが飾られていました。
こちらはロビーラウンジの一角。
ついつい格子の隙間の向こうをのぞきこんでしまします。
こちらには長いソファや本棚のあるゆったりとした空間
モダンなデザインのインテリアと、和の趣きをミックスした「和×モダン」な空間
木に囲まれた温かみのある空間・・・そんな印象です。
こちらは明と暗で表現すると”暗”を演出したエリアでしょうか
窓の外に見える明るく色づいた深緑が、室内の”暗”の部分とのコントラストでより際立って見えてきます。
1階フロア全体に所々みかけたこのシャンデリア(照明)
知っ得!豆知識④
こちらは京和傘”日吉屋”さん制作のシャンデリア
何と!こちら本物の2本の和傘を上からと下から組み合わせて照明システムを内蔵して作られたシャンデリアだったんです。
日本の伝統技術を大胆にアレンジした現代アートの逸品ですね
日吉屋さんホームページはこちら
そして、こちらの巨大なシャンデリアも気になりますね
知っ得!豆知識⑤
こちらも京和傘”日吉屋”さんとザ・リッツカールトン京都の監修で作られたその名も「ザ・リッツカールトン京都プロジェクト」
和傘の親骨をらせん状に組み上げた超大作。
圧倒的な存在感です。
館内には他にも和傘のインスピレーションから生れた日吉屋さん制作の照明がいくつもあるそうです。気になったものがあればスタッフの方に聞いてみてください。
館内ブティック
フロント横にはマカロン、焼き菓子、ショコラなどをはじめとするスウィーツが並ぶ「ピエール・エルメ・パリブティック」があります。
こちらのピエール・エルメはブティックでの販売だけでなく、ザ・ロビーラウンジでのアフタヌーンティ-でも楽しむことができます。
更に、洋朝食ではピエール・エルメ自慢のクロワッサンをいただくことができます。
フロント
フロント横は黒を基調に照明をおさえたモダンな空間
チェックインの際にはこちらかお部屋での手続きとなります。
お部屋のご紹介
今回は水暉でランチをいただき、だいぶのんびりしていました。
食事が終わりかけの頃にスタッフの方が「ちょうどお部屋の準備ができましたのでこのままお部屋までご案内致します」との事。
レストランの出口に着物姿のフロントの方が迎えに来てくださり「チェックインはお部屋で」との事、そのままエレベーターにのって部屋に案内していただきました。
エレベーターを降りるとまずは消毒スプレー
そういえばスプレーに被せてある布の文様は・・・早速、七宝文様を一つ見つけました。
アップグレード
お部屋の紹介をする前に、まずはリッツカールトン京都のお部屋を簡単にご案内していきます。
総部屋数:134室
デラックスルームは景観の異なる4タイプのお部屋をご用意。
1.デラックス(シティー・ビュー)ルーム
2.デラックス KYOTO
3.デラックス ガーデン
4.グランドデラックスカモガワシティービュー
他にスイートルームは9つのタイプで計17室用意されています。
今回予約の際には1番の「デラックス(シティー・ビュー)ルームでしたが、アップグレードしていただき4番の「グランドデラックスカモガワシティービュー・ルーム」をご用意いただきました。
ありがとうございます!
素敵なお部屋をご用意いただきました!
ルーム・ツアー
お部屋に入ったこの時点では、私はアップグレードの話しを全く聞いていませんでした。
京都が初めてでしたので、どんな部屋でもまずはホテルの雰囲気を楽しもうと思っていました。
入口を入るとまずバーカウンターが視界にはいり、縦に長い作りのお部屋であることが伺えます。
カウンター脇の通路を抜けると視界が一気に広がります。
あれ?シティービューのはずが川がみえる・・・・・
驚いてスタッフの方の方を振り返るとニコッと微笑み「はい、アップグレードさせていただきました。グランドデラックスカモガワシティービューでございます」と
何ですか!?このタメは(笑)
いつもならフロントでチェックインした時点で「今回はアップグレードさせていただきました」と新しいお部屋を告げられるところですが、お部屋に入って、私自身が気づくまで何も告げられず・・・・
これまでのアップグレードの中で最も驚き、突然一気に喜びが込み上げてくる最高の演出でした!
それではたっぷりご紹介していきましょう
二人が並んで足を延ばしても余裕があるゆったりとしたソファ
西陣織「細尾」のクッション
知っ得!豆知識⑥
西陣織×世界のトップブランドのスペシャルコラボ!
「細尾」は元禄時代(1688年)創業、西陣織の老舗ブランド。
これまでもルイ・ヴィトン、シャネル、ディオールなど、世界のトップブランドと西陣織のコラボを実現、今なお西陣織の新領域を開拓し「織物のフェラーリを作ろう」と西陣織の素晴らしさを世界に発信し続けている。
※ホームページはこちら
こちらの窓際は町家の縁側をみたてたリビングスペースになっているんだそうです。
ここからはテーブルの上に少し注目していきます。
ウェルカムフルーツにはなんと!ビワとサクランボです。
なんかこれだけでテンションが上がりました。
食事をすませたばかりでしたがついつい手が伸びてしまいました。
2羽の折り鶴のお出迎え。
折り紙は日本の伝統文化であり、鶴は長寿の象徴とも言われる縁起のいい生き物ですね。
こちらには京都ならではの宇治抹茶せんべいが入っています。
画像では伝わりにくいのですが金彩と花吹雪の美しい素敵なお箱です。
このお箱をみて「ラベルがついていなければ小物入れに使いたかった」と思う方も多いのではないでしょうか?
このパッケージ実際には金彩に花吹雪が舞いキラキラとした素敵な入れ物。
実は上の宇治抹茶煎餅と印刷されたラベルはほんのちょっと貼られているだけで、簡単にペロッとはがれる様になってるんです。
ラベルをはがせば京都のお土産物屋さんに売られていても見劣りしない素敵な小物入れに早変わりしますよ!
京都ならではの宇治抹茶煎餅をいただいた後は、やさしくラベルを剥がしてみてください。
窓からの景観
大きな窓から映る風景は、巨大な額縁に描かれた絵画の様です。
目の前を緩やかに流れる鴨川と、前方に東山三十六峰が広がっています。
ここは平安時代、貴族たちが東山から昇る月を愛でるための別邸を建てた地であるそうです。
そのことからも、この場所は京都の中でも特に素晴らしい景観を望めるすばらしい立地であることがうかがえますね。
知っ得!プチ情報
リッツカールトン京都館内ではパブリックスペースからは鴨川がみえないつくりになっているんです。その為、この絶景は鴨川ビューのお部屋に泊まった人だけが見る事の出来る特別な景色なんです。
「お籠りSTAYで、お部屋で景色を眺めながらのんびりしたい」とお考えの方は、鴨川の見えるお部屋をお選びいただくことをお薦めします。
窓際には小さな盆栽が置かれ
春は桜、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色
鴨川には水どりやトンビなど、野生生物が遊ぶ姿に心癒されます
五山送り火の大文字焼
上の画像、皆さんも一度はテレビなどで目にしたことがあるかと思います、京都の風物詩「大文字焼」です。
知っ得!豆知識⑦
こちらのお部屋の窓からはこの大文字焼きがみえるんだそうです。大文字焼は毎年8月16日と決まっているそうですので、お好きな方は是非この時期に、鴨川ビューのお部屋からご覧になってみてはいかがでしょうか?
上の画像の赤い矢印の部分、天気が良いとちょうどこの部分だけ緑がはがされて見えます。
今の時期は深緑が美しく、晴れた日には、橋から山にかけて抜けるような絶景が見渡せそうですね。
感染症予防に対する取り組み
こちらのホテルではターンダウンもあり、お部屋の冷蔵庫のアルコールやお菓子などの用意もありました。
昨年泊まったホテルではターンダウン休止中のホテル、冷蔵庫の中を空にしているところなど様々でした。
マスクが2つ用意されていました。
いまや宿泊施設のレギュラーサービスとなっていますね。
携帯用のアルコールスプレーが用意されていました。
これは嬉しい。
しかもこのサイズ感、持ち運びに便利で重宝しました。
ミニバーカウンター&お飲み物のサービス
お部屋に入って直進右手にはバーカウンターがあります。
冷蔵庫には有料のアルコール、ソフトドリンクが用意されています。
こちらは紅茶、ほうじ茶のいただけるマシン。(無料)
そして珈琲好きには嬉しいネスプレッソも用意されています。(無料)
3種類各2杯分ずづ用意されています。
カウンターの引き出しには各種色々入っています。(有料)
グラスです。
ティーカップ&ソーサー、カトラリー各種
おつまみ(有料)
こちらはカウンターを抜けてお部屋の入口におかれています。
雰囲気のある素敵な茶器
知っ得!豆知識⑧
こちらには京都の老舗茶屋 一保堂の茎煎茶が飲めるようになっています。
一保堂さんは享保年間(1717年)創業の老舗のお茶屋さん。お店の場所はリッツカールトンからほど近い場所にあるようですので、お土産物を探しに直接足を運んでみるのも楽しそうですね。
それにしても京都には、創業何百年といった文化的な技術や伝統を受け継ぐ老舗のお店がたくさん残ってるんですね。
入口入って右手にはクローゼット、画像にはありませんが、クローゼット左手にセキュリティーボックスがあります。
この画像は室内窓の方に背を向けて撮影しています。
お手洗いは矢印の先にあるのですが、鏡はぴっかぴかに磨かれていて、一見すると扉とはわからないようになっているため、お手洗いの場所が一瞬わからなくなります。
とにかく所々にさりげなく(?)
わかりにくく(?)
色々なものが隠されています(笑)
あっ、こんなところにあった!の連続
これは何か文化的なおもてなしの一種でしょうか?
奥ゆかしさ?
建築様式?
勉強不足での発信をお許しください。
お手洗いは広すぎるくらいにゆったり
TOTOのウォシュレット付きトイレ
隠し扉を探し当ててようやくたどり着いたお手洗いは、隠れ家のような気分で妙に落ち着く空間でした(笑)
ベッド周りはシックでとても落ち着いた雰囲気です。
ピシっと張られたベットメイク
見るからに光沢感があり、さらっとした肌触りを想像させてくれますね。
あのバックボードの照明がきになりました。
被せた木材の周りから灯りがこぼれ出るようにやさしく照らしています。
知っ得!豆知識⑨
こちらは青森発信のBUNACOと言うブランドの作品。
その名の通りブナの木を加工する青森ブナコ。
伝統の技術を基に自然素材と手作りの優しい仕上がりで温かみのあるやさしいライティングを演出しています。
ブナは「森の聖母」と呼ばれているんだそうです!ご存知でしたか?
BUNACOのホームページはこちら
ベッドサイドを見ていきましょう。
黒いパネルから室内のカーテンや照明など、細かな調整が可能になります。
続いてオーディオシステム
木目調で周りの雰囲気にとけこみ、ダイヤル操作などどこかクラシカルな操作パネル、インテリアとしての魅力もさることながら、音質にも最新のテクノロジーが・・・
入室すると気になった方も多いのではないでしょうか?
知っ得!豆知識⑩
こちらのスピーカーはTivoli Audioと言うブランドの製品。
Tivoli Audio web / https://tivoli-audio.jp/
ホテルのコンセプトである「和」と「モダン」の融合という言葉にぴったりのサウンドシステムですね。
上質な家具水準の木材を使用、丸を基調とした目を引くフォルムの操作パネル、そしてオーディオ界の巨匠がこだわりぬいた最新のサウンドシステム。
ついついご自宅にも欲しくなってしまいそうです
あたたかみのあるインテリア
上質な音の流れる空間
お籠りステイには欠かせませんよね。
洗面
特にドレッシング&バスルームとして仕切られておらず、広い通路を隔てて左手にバスルーム、右手に洗面台のスペースと分かれています。
とにかく広くてゆったり。
ダブルシンクのたっぷり広々としたスペースでとても快適です。
左側は「京都しゃぼんや」謹製/ザ・リッツカールトン京都のオリジナル石鹸/オーガニックフェイシャルソープです。
知っ得!豆知識!⑪
石鹸の特徴:京都産ひのきの精油を基に、KYOTOをイメージした調香。「至善堂 掘金箔粉」さんの金箔が練りこまれています。
あえてKYOTOとローマ字表記にしているところを見ると、世界に向けてKYOTO(京都)をイメージしてもらいたい香り。なんでしょうかね?
京都しゃぼんやさんのホームページ(外部リンクです)
更にさらに!
もう一つ
知っ得!豆知識!⑫
掘金箔粉さんってどんなお店?:沿革を覗いてみると1711年創業の京都の老舗。「徳川幕府の下、金座付箔師として金箔を製造」とか「金閣寺再建に箔を使用」とにかく金箔界の凄いお店なんですね。
掘金箔粉さんのホームページ(外部リンクです)
バスルーム
壁面には桜の花吹雪の模様
浴槽の中には花びら模様
桜吹雪で花びらが舞い落ちる春のイメージでしょうか
床面にはすのこがおかれています
バスアメニティーはリッツカールトンではお馴染みのAspreyのパープルウォーターシリーズ。
普段、ご自身のトラベルセットを持ち歩いている方にもこちらのシリーズだけは個人的におすすめです。単純に、個人的に香りが好きです。
塗りの箱には歯ブラシやコットン、くし他、いわゆる洗面周りで必要なアメニティーがしまわれています。
いかがでしたでしょうか?
お部屋はとにかく広々と快適、京都の、日本の技術とこだわりのたっぷり詰まった素晴らしいお部屋でした。
館内全体に言える事ですが、贅沢なほどふんだんに木が使われ、温もりのあるとても落ち着く空間でした。
お籠りSTAYの方にはこれ以上ないほどの環境とおもてなしが詰まっている最高のお部屋でした。
プール&フィットネス
リッツカールトンと言えば大好きなプール&フィットネスセンターも注目でした。
東京では高層階から都心部を一望できる”天空のプール”でしたが、こちら京都では東京とは逆に地下2階に位置し、流れる滝の音に包まれた”隠れ家プール”と言った感じでしょうか??
むかって右手窓側には、滝をイメージさせ常に水をうつ音に包まれた心地のよい空間でした。
更衣室からプールに入り、すぐ右手にはドライサウナ・ルームがあります。
また、今回撮影はしませんでしたが、プールの奥にはスチームサウナも完備されています。
プールサイドにはペットボトルのお水とおしぼりが置かれています。
チェアーで休めば水の音に包まれ癒され
プールやフィットネスで体を動かし
サウナでたっぷり汗を流して最後はお風呂でゆったり
身も心もリフレッシュできました
更衣室
更衣室はとても充実しており、ロッカーには必要なものが準備されています。
この薄暗い雰囲気が段々と好きになっていました。
左)水着やウェアー、靴など持ち運べるビニールバッグ。
右)部屋に置いてあるものと同じスリッパです。(入場の際、靴で来た方など、最後にシャワーを浴びて部屋に戻る際にスリッパは助かりますね。
バスローブ
タオルはプールサイドのチェアーにも用意されています。
湯船もあります。
思わずのんびり浸かりたくなります。
もちろんシャワー完備
洗面台
はみがきセットなど
思いつく必要なものはだいたい揃っていると思います。
POOL INFORMATION
営業時間 :7:00~20:00
全長:20m
水深:1.1~1.2m
水温:温水
レンタル:大人用水着、スイミングキャップ(無料)詳しくはB2階フィットネス・カウンターにお問い合わせください。
プールの手前、入ってすぐ右手にドライサウナ、プールの先のシャワーの手前にスチームサウナルームが完備されています。
また、プールサイドにはペットボトルのお水とおしぼりが用意されています。
フィットネス・エリアもプール同様、宿泊者は無料で利用できます。
・営業時間:7時~20時
・レンタル:ウェアー、靴下、靴のセットで1,100円(税込)
食事
食事は、チェックイン当日のランチをリッツカールトン館内でいただきました。
イタリアンレストランの「ラ・ロカンダ」はお休みでしたので、和食ダイニング「水暉」にて。
水暉は「アーティスティックな日本料理の世界を会席、鮨、天麩羅、鉄板の4ジャンルに分けて展開」しているダイニングとの事。
どれも魅力的でしたが今回は「天麩羅」のランチをいただいてきました。
ランチの様子はこちらのページで詳しくご紹介しています。↓↓
リッツカールトン京都でも特に人気の天麩羅ランチを画像たっぷりでご紹介していますのでお楽しみください。
朝の鴨川散歩道
朝5時に起きて鴨川沿いをのんびり散歩してきました。
今回、お天気には恵まれず終日雨かどんより曇り空でしたが、それでも朝の散歩の時間には雨があがってくれましたので気持ちのいい時間をすごすことができました。
これまで海に行くことが多かったですが、川もいいですね!
水の音に癒されます
5時半前後の早朝でしたが結構人がいました。
リッツの一番奥のはじっこには画像の様に反対側に渡れるように石が並べられています。
思った以上に川の流れが速く、楽しかったです。
今回の予約内容と宿泊代金
それでは最後に今回の予約の詳細をまとめます。
・予約方法:マリオットサポートデスクに電話して予約。
・予約内容:ポイントを利用する宿泊の際には、一番ベーシックなお部屋の予約となりますので、今回は「デラックス・シティー・ビュー」のお部屋の予約となりました。
・朝食:なし
・宿泊料金:マリオットボンヴォイのポイントを利用した無料宿泊。
・必要ポイント:65,000ポイント
参考までに!
今回私が65000ポイントで無料宿泊した日の、同じグレードのお部屋の宿泊料金は103,200円でした!
いいお値段ですね!
普段私は、クレジットカードをはじめ様々なポイントは、全て、航空系のマイルに交換するようにしています。
しかし、ここリッツカールトン京都だけは国内で数少ない「ポイントを利用してでも泊まりたかった」ホテルでした。
リッツカールトンにお泊りの際にはマリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードを利用すると様々な特典がありとてもお勧めです。
カードを所有することで、マリオットボンヴォイの上級会員「ゴールド・エリート」の資格を自動的に獲得する事ができます。
例えばお部屋のアップグレード、レイトチェックアウト他、私はホテルステイの概念が大きく変わるきっかけになりました。
マリオットグループホテルに宿泊の際には、こちらのカードを利用することで数々の特典が得られます。宿泊をご検討の方は是非チェックしてみてください!
アップグレードやレイトチェックアウトなど「今回はどんな特典が受けられるだろ?」と、ホテルに泊まる楽しみが増えて楽しいですよ!
ホテル情報
◆ザ・リッツ・カールトン京都
住所 〒604-0902
京都市中京区鴨川二条大橋畔
電話 075-746-5588
ザ・リッツカールトン京都公式サイトはこちら
◆館内のご案内
ダイニング
・水暉(会席、鮨、天ぷら、鉄板)
・ラ・ロカンダ(イタリアン)
・ザ・ロビーラウンジ(アフタヌーンティーは12時~17時)
・ザ・バー
・インルームダイニング
ブティック ピエール・エルメ・パリ
マリオットボンヴォイのゴールドエリートで受けられた様々な特典
今回はSPG AMEXカードを所有するだけで無条件で得られる、マリオットグループの会員プログラム「マリオット・ボンヴォイ」のゴールドエリート特典をご紹介します。
客室のアップグレード(3ランクアップ)
予約時→デラックス・シティービュールーム
3ランクアップグレード→グランドデラックス・カモガワリバー・ビュールーム
単純に金額だけでは計りきれませんが、同日のお部屋料金の比較だけでも約8千円もお高いホテルへのアップグレードでした!
レイトチェックアウト(14時まで)
通常12時チェックアウト
↓
14時までのレイトチェックアウトが可能となりました。
お部屋の空き状況にもよるとの事。
とても居心地のよいホテルですので、1分でも長く滞在できて本当にのんびりできました。
ウェルカムギフトポイント
ホテルによってそれぞれ異なりますが、リッツカールトン京都に宿泊することによって、500ポイントのギフトポイントを受け取る事ができます。
ポイントを利用して無料で宿泊したにも関わらず、ギフトポイントは付与されます!!!
今回65000ポイントで無料宿泊しましたが、ギフトポイントをいただくと実質64500ポイントで宿泊できたことになりますね。
25%のボーナスポイント獲得
ホテル宿泊で「部屋付にした料金に対し1ドルにつき12.5ポイント」が付与されます。
今回私は宿泊は無料でしたので、ランチでいただいた食事の代金に対して上記換算のポイントが付与されました。
尚、館内施設であってもボーナスポイント付与の対象外の店舗もあります。また、対象、非対象の選別がシーズンによって変わることもあります。ご利用の際には都度、ホテルに確認してみていただく事をお薦めします。
以上4点が今回の宿泊でいただけた特典です。
マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム・カードが旅行ファンにお勧めのクレジットカードです。こちらの記事ではマリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードを徹底解説しています。
本当に多くの方がお薦めしているカードですが、自分で使うまで今一つ実感がわきませんでした。
日頃の買い物、生活にかかる費用のカード支払などあらゆるシーンでポイントを貯めるチャンスがあります。これからクレジットカードを作りたい、今後”旅行に行けるようになった時に持っておきたいクレジットカード”でお悩みの方にはぜひおすすめしたい一枚です。
リッツカールトン京都 宿泊記 まとめ
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
結局豆知識は12、プチ情報2になりました。
今回は宿泊した人がだれでも目にする物、おや?っと思うようなわかりやすい豆知識を厳選してご紹介しました。
ホテルは驚くほど洗練されていて、それでいて古き良き伝統・文化を上手に融合させた居心地の良い、温かいぬくもりのある空間でした。
チープな表現で済みませんが、とにかく息をのむほどに素敵なホテルでした!
何時間でもいたくなるような居心地のよいお部屋
更にリッツカールトンの看板ともいえるホスピタリティは格別。
何故か自分だけ特別な扱いをしていただいてると錯覚してしまうような親切で心のこもった対応は秀逸。
フロントスタッフの方だけに限らず、フィットネスセンターの皆さん、お掃除を担当してくれた皆さん、一瞬でも関わってくださったすべての方が温かく、親切な対応と素敵な笑顔で接してくださいました。
ありがとうございました。
京都でのんびりとお籠りステイを楽しみたい方には自信をもっておすすめできるホテルでした。
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