2022年2月24日に新しく登場したマリオットボンヴォイ®・アメリカン・エキスプレス®・カードを徹底検証!
と言う事で、豪華特典やポテンシャルを解説していきます。
年会費は49,500円(税込)と同クラスのクレジットカードの中では特にお高い金額設定。
また、目玉の無料宿泊特典は年間150万円のカード利用が必要となりました。
もっといいカードがあるんじゃない?
迷っている方も多いのではないでしょうか?
こちらの記事は「マリオットボンヴォイ・アメックスをまだお持ちでない方」にお読みいただくと、カードの事をしっかりとご理解いただける内容となっています。
- 旅行が好きな人
- この先たくさんの旅行に行きたい人
- 飛行機での移動がお好きな人
- 記念日を大切にしたい人
- 旅好きに多くの特典があるクレカを持ちたいと考えている人
- マリオット・アメックスを持つことに迷っている人
- 世界中を旅してまわりたい人
- ビジネスで出張の多い人
- ワンランク上のホテルライフを体験したい人
飛行機での移動、旅行、出張など、様々なシーンで活躍できそうな特典がいろいろ用意されている点がマリオットボンヴォイ・アメックスの特徴です。
※更新情報:マリオットボンヴォイアメックスカードのレストラン&バー割引特典は2022年12月31日で終了しました。2023年に入ってはサービスの提供はされていませんので、特に予定していた方はご注意ください。
かなりのボリュームで詳しくご案内していきますので、目次から気になる項目を選んでご覧ください。
Contents
- 1 マリオットボンヴォイ・アメックスの種類と年会費
- 2 マリオットボンヴォイ・アメックス|9つのおすすめポイント
- 3 マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムの基本情報
- 4 マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム・カードはどんな人にお勧め?
- 5 「マリオットボンヴォイ・アメックス豪華特典とポテンシャル完全ガイド」まとめ
マリオットボンヴォイ・アメックスの種類と年会費
2022年2月24日からスタートした「マリオットボンヴォイ®・アメリカン・エキスプレス®・カード」は年会費の違う2種類のカードが発表されました。
- マリオットボンヴォイ®・アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード/年会費49,500円
- マリオットボンヴォイ®・アメリカン・エキスプレス®・カード/年会費23,100円
こちらの記事では基本的に①のマリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードについてお伝えしていきます。
②のカードは「一般カード」と表示し、ご案内の際には必ず「一般カード」の注釈が入ります。
それではカードの中身を見ていきましょう。
マリオットボンヴォイ・アメックス|9つのおすすめポイント
マリオット・アメックスカードは旅行系のクレジットカードとして登場しました。
その為、旅行、出張、飛行機での移動などにメリットのある特典やおすすめポイントが用意されています。
まずは数ある特典、おすすめポイントの中から、厳選して「9つのおすすめポイント」をご案内していきます。
- 入会するだけでマリオット・ボンヴォイの上級会員資格「ゴールドエリート」を取得できる。
- クレジットカードの利用額に応じて「プラチナエリート」が付与される(年間400万円)
- ポイントが貯めやすい!更に有効期限がほぼ無期限!
- マイル交換の還元率は最大1.25%で、約40社の航空会社のフライトマイルと交換
- 毎年カードの継続更新特典として高級ホテルに泊まれる無料宿泊をプレゼント
- 毎年のカードの継続更新特典として、15泊分の宿泊実績が付与されます。
- 旅行保険や旅行時のサービスが特に充実!
- キャンペーンが多く、特に入会キャンペーンの特典が破格!
- 貯まったポイントを使って、世界中のグループホテルに無料宿泊。
ここからは上にあげた特典を一つ一つ詳しく解説していきます。
マリオット・ボンヴォイ「ゴールドエリート」資格の獲得
マリオット・アメックスをつくることによって、今後、旅行をする際に繰り返し耳にすることになってくる最重要の特典です。
マリオットボンヴォイのゴールドエリート資格って何?
マリオットボンヴォイのゴールドエリート資格を持つと言う事は、マリオットボンヴォイ加盟ホテルを利用する際に、一般の宿泊客よりも様々な優遇、特典を受ける事ができます。
ここで押さえておきたい事は、マリオットホテルだけではなく、マリオット・インターナショナルのグループ全体のホテルが対象になってくる!と言う事です。
ゴールドエリート資格の獲得方法
今回はマリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードをつくるだけで資格を得る事ができるわけですが、もし一般的にゴールドエリート資格を獲得するにはどうしたらなれるのか?見ていきます。
マリオットでは入会後、対象となる宿泊日数が一定数に達すると、既定のエリートステイタスの資格を獲得できます。
- シルバーエリート:10泊
- ゴールドエリート:25泊
- プラチナエリート:50泊
- チタンエリート:75泊
- アンバサダーエリート:100泊
もし25泊の実績を作って資格をとろうとするなら、例えば1万円のホテルでも年間に25泊=25万円の費用が掛かります。
マリオット・ボンヴォイの加盟ホテルは?
どんなに特典や優遇を用意されても、いってみたいホテルが少ないと意味がないですよね。
その点、マリオットグループには世界中に7,000軒以上ものホテルがあり(日本国内だけで70軒以上)、そのホテルブランドも多岐にわたっています。
ホテルブランド名で見てみると・・・
JWマリオット、シェラトン、リッツカールトン、ラグジュアリーコレクション、セントレジス、Wホテルズ、ウェスティン、メリディアン・・・他いろいろ
ざっと日本でおなじみのホテルブランドだけでもこんなにあります。
例えばこちらはモルディブのセントレジス。
水上コテージの画像でおなじみの”モルディブ”だけでも、セントレジスをはじめ、Wモルディブ、シェラトン、ウェスティン、リッツ、メリディアンと7つものリゾートがあります。
こちらは東京の人気ホテル ザ・リッツ・カールトン東京。
東京近郊だけでもリッツの他にも恵比寿のウェスティン東京、ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町、東京エディション虎の門、シェラトングランデ東京ベイなど、話題の人気ホテルをはじめ16軒のホテルがあります。
そして、2022年3月水際対策の緩和措置により、いよいよすぐ目の前まで迫ってきた、みんな大好きHawaii!!!
私がマリオットグループホテルがすごい!と感じるのがこちら。
ワイキキビーチ沿いで大人気ホテル、シェラトン、ロイヤルハワイアン、モアナ。
この3軒がすべてマリオットグループのホテルだったんです。
と言う事は、入会キャンペーンなどで獲得した大量ポイントを使って、これらのホテルにポイント無料宿泊もできちゃうんです!
なんか、ホテルを調べているだけでもワクワクしてきませんか!?
これだけたくさんのホテルがあり、更に、その中身も人気のホテルブランド多数。
ゴールドエリート特典の恩恵を受けるチャンスが世界中にあると考えただけでも夢がありますよね。
マリオットボンヴォイの「ゴールドエリート特典」の内容
それではマリオット・アメックス・プレミアムを所有してマリオットボンヴォイのゴールドエリート資格を付与されることで得られる特典をご案内します。
- 滞在ごとに25%のボーナスポイントの獲得
- より望ましい客室へのアップグレード
- 午後2時までのレイトチェックアウト
- ウェルカムポイントの進呈(250 or 500)
ご覧の様に、マリオットグループのホテルに滞在するたびに、ボーナスポイントやウェルカムポイントがもらえます。
ゴールド特典|アップグレード&レイトチェックアウト
マリオットボンヴォイ・ゴールドエリート特典で特にお楽しみなのが「アップグレード」と「レイトチェックアウト」です。
どちらも当日のお部屋の空き状況によるものです。
アップグレード
旅行の楽しみが増えますね!
基本的には、「予約をした部屋と同クラスの中でより良いお部屋」と言う意味合いがあります。デラックスルームを予約していたら、デラックスルーム・オーシャンビューの様な、より眺めの良いお部屋へ・・・そんな意味合いです。
デラックスルームからスイートルームといった飛び級みたいなアップグレードはありません。
レイトチェックアウト
初めて訪れる海外の国で遅い時間のフライトの時など、本当に助かります。
エリート会員としての様々なメリット
他にマリオットボンヴォイのエリート会員として様々なメリットを受ける事ができます。
- 会員限定料金
- 完全予約保証
- モバイルチェックインとモバイルキー
- キャッシュ+ポイントでの予約ができる
- 即座に特典交換
- ポイントセーバー
私もエリート資格などしらない時は何も意識はしていませんでしたが、いざエリート資格をいただき体験すると、何とも嬉しく、旅行に行く楽しみが一つ増えた気分になります。
ポイントが貯めやすい
クレジットカードにとって「ポイント」の活用はユーザーの評価に直結してくるとても大事な点ですね。
ポイントの活用方法についてカードを申込む前に確認したいことと言えば
- ポイントが貯めやすい事
- ポイント交換の選択肢が自分の目的にあっている事
- ポイントの有効期限が1日でも長い事
どんなにポイント還元率が高くても、それを上手に使いこなせなければ宝の持ち腐れになってします。
それではマリオット・アメックスカードはその点どうなのか?
マリオットボンヴォイ・ポイントの獲得方法
まずは基本情報として、マリオットボンヴォイ・アメックスカードを利用することで獲得できるポイントは「マリオットボンヴォイ・ポイント」です。(以下「マリオットポイント」と表記)
アメックスのリワードポイント、三井住友VISAのVポイント、JCBのOkiDokiポイントの様にこの「マリオット・ポイント」を貯めてお好きな景品と交換します。
それではポイントの獲得方法を見ていきます。
①日常の買い物や支払いなど、日々のカード利用でポイントを獲得
タイトルの通り、生活の中の様々なシーンでカードを利用することでポイントが加算されていきます。
・通常利用=100円につき3ポイント
コンビニ利用からガソリン代、飲食の支払いまで、生活の中の様々なシーンでご利用のチャンスがあります
ただし公共料金、税金、病院、郵便窓口などの支払いは200円につき3ポイントと、少し還元率が下がります。
さらに、スイカやパスモなどの電子マネーのチャージ、NHK、楽天Edyなどはそもそもポイント対象外のものがあります。
・マリオットの施設利用時=100円につき6ポイント
グループホテルの宿泊や直営ダイニングの利用の際には、マリオットカードで決済すると、100円につき6ポイントがカード利用ポイントとして還元されます。
カード利用で獲得したポイントは、いったんアメックスでプールされ、月に一回、アメックスから自動的にマリオットボンヴォイ・ポイントに変換されて、自分のマリオットボンヴォイのアカウントにチャージされます。
②ゴールドエリート特典とマリオットからのポイント還元
マリオットポイントの特徴として、ポイント2重どりでどんどん貯まっていく点が挙げられます。
2重でとれるポイントの種類
- マリオットアメックスカードの利用によりアメックスから還元されるポイント。
- マリオットグループの施設利用(宿泊、食事など)によってマリオットボンヴォイから付与されるボーナスポイント。
まずはステイタスに関わらず、マリオット会員全員が宿泊するともらえる「ベースポイント」と言うポイントをご説明します。
ベースポイントの計算
これは、宿泊料金の税・サービス料を差し引いた金額を米ドル換算し、1ドルに対して10ポイント付与されると言うものです(差引利用料金○○米ドル×10ポイント)
上のベースポイントを基本とし、他に、マリオット・ゴールドエリート特典として2つのポイントを獲得する事ができます。
- マリオットボンヴォイ加盟のホテルに宿泊すると、チェックインの際にウェルカムギフトとして250ポイントまたは500ポイントが付与されます。
- 更に、エリート特典として上のベースポイントに対して25%のボーナスポイントが付与されます。
もうここまで来ると、毎回、どこから何ポイントの還元を受けたか・・・とか、訳が分からなくなってきます。
ただ、この辺のポイントについては全て自動的に付与されてきますので安心です。
③マリオットグループのサービスやキャンペーンの利用による獲得
まだあります。
マリオットボンヴォイが提供するサービスやキャンペーンを利用することでポイントを獲得する方法です。
マリオットボンヴォイでは継続的に様々なイベントが開催されていて、ポイントを獲得するチャンスが更にたくさんあります。
例えばこちら
グループホテルに1滞在で1,500ポイントを獲得できます。
参加条件はエントリーするだけ!
こんな感じのイベントやポイント獲得キャンペーンなどが年中開催されていますので、利用頻度の多い方はかなりのペースでポイントが貯まっていきそうですね。
この様な感じで、マリオットのポイント獲得は
- マリオット関係なしの普段使いでも、高還元でポイントが貯まる。
- 更にグループホテルを利用すればするほど、更なる高還元率でポイントが貯まる。
- 更に更に、キャンペーンに参加してポイントをジワリジワリと貯めていく事もできる。
これが「マリオットポイントがザクザク貯まるクレジットカード」と言われる所以です。
先ほどもご紹介したように、マリオットグループのホテル数は日本だけで74軒、世界中では7500軒以上のホテルがあります。
一つのホテルグループでこれだけ利用できる対象ホテルがあるってすごいですよね!
ポイントの有効期限は?
マリオットのポイントは「実質無期限」、「有効期限がない」などと表現されているのを見かけます。
これ、実際には期限がないのではなくて、有効期限は最後のアクティビティ(利用)から24か月と規約に書かれています。
24ヶ月にわたってアクティビティの実績のない会員のポイントはすべて失効となります。
とは言っても、年会費49500円で、更に更新特典である「無料宿泊特典」を獲得するのに150万円の利用条件がありますので、多分ほとんどの人が問題なくカードを利用すると思いますが・・・念の為。
マリオットポイントは最後にポイントを獲得した所から24か月以内にアクティブティが発生すると、改めて、その時点からまた24か月の期限がスタートします。
アクティビティとはポイント獲得、ポイントをマイルに交換、ポイントを使って宿泊他、個人アカウントの”アクティビティ”の項目にポイント変動が確認されること。
カードを利用してポイントが入ってくるだけではなく、アカウントに溜まっているマリオット・ポイントを何かしら活用することも「アクティビティ」となります。
あまり現実的な例えではありませんが、1年に1回1000ポイントだけをマイル交換でもしていれば、有効期限が常に延長され続けます。
ここ重要です↓
もし1年間全く使わないならば、年会費ももったいないですし、150万円利用しなければ無料宿泊特典もいただけませんので、入会せずに別のクレジットカードを検討された方がいいかと思います。
38社のフライトマイルと高還元で交換可能
マリオットボンヴォイのポイント活用術として特に人気が高いのがマイレージとの交換です。
38社のマイレージプログラムをまずはご覧ください(後ろの数字(3:1、200:1など)は交換率でマリオットポイント3に対して1マイル交換、と言う意味です。)
- エーゲ航空 3:1
- Aer Lingus AerClub 3:1
- エアロメヒコ クラブプレミエ 3:1
- エアカナダ アエロプラン 3:1
- エールフランス/KLM フライングブルー 3:1
- ニュージーランド航空Airpoints 200:1
- アラスカ航空 Mileage Plan® 3:1
- ANAマイレージクラブ 3:1
- アメリカン航空 3:1
- アシアナ航空アシアナクラブ 3:1
- アビアンカ航空 LifeMiles 3:1
- ブリティッシュ エアウェイズExecutive Club 3:1
- キャセイパシフィック・アジアマイル 3:1
- コパ航空 ConnectMiles 3:1
- デルタスカイマイル 3:1
- エミレーツスカイワーズ 3:1
- エティハド ゲスト 3:1
- フロンティア航空EarlyReturns® 3:1
- 海南航空 3:1
- ハワイアン航空 HawaiianMiles® 3:1
- Iberia Plus 3:1
- InterMiles 3:1
- 日本航空 (JAL) マイレージバンク 3:1
- 大韓航空スカイパス 3:1
- LATAM航空 LATAMPASS 3:1
- Multiplus 3:1
- カンタス フリークエントフライヤー 3:1
- カタール航空プリビレッジクラブ 3:1
- サウディア航空 3:1
- シンガポール航空クリスフライヤー 3:1
- サウスウエスト航空 Rapid Rewards 3:1
- TAPポルトガル航空 3:1
- タイ国際航空 3:1
- ターキッシュエアラインズ Miles&Smiles 3:1
- ユナイテッド航空マイレージプラス 3:1
- ヴァージンアトランティック航空Flying Club 3:1
- ヴァージンオーストラリア Velocity Frequent Flyer 3:1
- Vueling Club 3:1
2023年5月現在、38社のマイレージプログラムとの交換が可能となっています。
ここでは、上でご説明したマリオットポイントの大きな特徴である「有効期限が実質無期限」であることが大きな意味を持ちます。
↓
ポイントの期限がなければたまったポイントを「必要になるまで交換する必要がない」と言う事でどんどん貯め続けておけばいいわけです。
↓
必要な時に、必要なマイレージを必要な量だけ交換することができるようになっています。
38社のマイルと交換できるメリットその①
中にはマイルに有効期限がない航空会社もありますが、日系のANA,JALをはじめ多くの航空会社のマイルは、いったん交換してしまうとやがて有効期限が切れてしまいます。
期限を気にせず自分のペースで好きなマイルに交換利用できることはとてもありがたい事です。
これまで「気づいたらマイルの有効期限が迫っていて、もったいないから無理無理で場所を決めて利用した」なんて言う人も多いのではないでしょうか?
38社のマイルと交換できるメリットその②
2023年5月現在、燃油サーチャージの高騰により、ANA,JALの様な日系の航空会社の特典航空券では現金の持ち出しが高すぎる問題が大きな注目を集めています。
今後は日系だけにとらわれず世界中様々な選択肢の中で飛行機を利用する際、乗りたい航空会社のマイルを高還元で、必要分だけ交換して特典航空券を利用できれば費用の節約にもなりますしとても有効です。
ここまで多くのマイレージプログラムを高還元率で交換できるポイントは「マリオットボンヴォイ・ポイント」だけではないでしょうか。
この先世界中を旅してみたいとお考えの人には本当におすすめのプログラムです。
ポイントをマイル交換して高還元1.25%を獲得する方法
上記のフライトマイル交換の続きです。
上記一覧表に書かれている3:1と言うのは還元率にすると1%となります。(100円=3ポイント=1マイルの計算ですので100円=1マイル)
こちらでは通常1%の還元率を「1.25%」の高還元でマイル交換する方法をご説明します。
主に、クレジットカードのマイル交換の還元率はだいたい1%だと「還元率が良いカード」と言われています。
マリオットポイントのマイル交換の還元率も「通常1%(3:1)」です。
これを最大1.25%と高い還元率で受け取る事ができることから「マリオットポイント」は旅行系最強!?と称されてきました。
計算式はこちらになります。
マリオットボンヴォイポイントの通常計算式はこちら↓↓
通常利用100円 = 3マリオットポイント= 1マイル
この計算式で還元率は1%です↑↑
この計算が大前提となります。
続いて「高還元率1.25%の獲得方法」をご案内します。
マリオットポイントを交換する際に60000ポイント単位で交換すると、ボーナスマイルとして5000マイルが加算されます。
計算式を見てみましょう。
還元率1.25%の計算式
- 通常交換での獲得=60,000ポイント=還元率1%で20,000マイル獲得。
- 6万ポイント交換によるボーナス=5000マイル獲得。
上記の①と②をベースに最終計算する↓↓
60,000ポイント交換 ⇒ 基本20000+ボーナス5000=25,000マイル獲得
還元率を最優先してしまうと「ぴったり必要なだけ」とはいかない場合があります。
例えば「今回シンガポール航空のマイルが23,000マイルだけ足りない」と言う時に、25000マイルで交換することで2000マイルほど余ってしまいます。
しかもシンガポール航空は今回だけたまたま使うのでマイルがあまっても使い道がない・・・など、端数が余ってしまうのでこまってしまうケースもあるかと思います。
そんなわけで、いろんな航空会社を利用予定の方は、この辺の「端数が余る」問題を理解した上で購入計画をたてていただくとよろしいかと思います。
※2023年5月5日更新/かならず目を通しておいてください。
上記航空会社マイレージリストの中の赤文字の4社につきましては、ボーナスマイルの5000マイル上乗せサービスの提供を終了しました。
- アメリカン航空
- アビアンカ航空
- デルタ航空
- 大韓航空
上記4社はボーナスマイルがなくなりますので、3ポイント=1マイルの「還元率1%計算」となります。
上記航空会社の利用予定のある方は計算をお間違いなきようご注意ください。
もうひとつ大きなポイントがあります!
マリオットボンヴォイはユナイテッド航空とのパートナーシップがとても強く他社とのマイル交換よりも更に高還元でご利用いただけます。(2023年5月6日最新更新)
マリオットポイントとユナイテッド航空マイルの交換
通常交換率は他社と同じ3:1です。
ボーナス特典が通常は6万ポイント交換ごとに5000マイルの所、ユナイテッド航空マイル交換の場合、6万ポイント交換ごとに10,000マイルのボーナス特典が受けられます。
- 通常6万ポイント交換=25,000マイル獲得
- ユナイテッド限定・6万ポイント交換=30,000マイル獲得
とてもお得です!!
マリオット・ポイントをマイル交換する時の上限
マリオットボンヴォイ・ポイントのマイル交換は無制限と言うわけではありません。
1日最大で24万マリオット・ポイントまでの交換となります。
24万ポイント⇒10万マイル/日
申請からだいたい1週間~10日くらいでマイレージアカウントに反映されるのが一般的です(早い時には3日くらいで着マイルしてきます)
ご家族分の航空券、先々の旅行の航空券もまとめて抑えたいなど、一度に大量のマイルが必要になるときは、一日24万ポイントずつで少し余裕をもって申請しておくことをお勧めします。
ここにあげたものはほんの一例です。マリオットボンヴォイポイントの活用術は色々あります。ポイント活用術を詳しくまとめた【2022年最新版】ができあがりましたのいで、併せて参考になさってください。
無料宿泊特典ってどんなホテル泊まれるの?
まず簡単にシステムをご説明します。
毎年、マリオット・アメックス・プレミアムカードの更新料が引き落としされた後に「更新特典」として50,000ポイント分の無料宿泊特典バウチャーが付与されます。
プレゼントを受ける為に条件が付きます。
更新日から翌年の更新までに150万円のクレジットカード利用した人。
この条件を満たした人には、更新後1か月前後で更新特典として「50000ポイント分の無料宿泊特典」のバウチャーが付与されてきます。
締日については人それぞれ違ってきますので、もし「いつまでに150万円の利用が確定しなければいけないのか?」知りたい方は、必ずアメックスのサービスデスクにお電話にて問い合わせしてみて下さい。
会員はこの50,000ポイント以内で泊まれるホテルを選んで予約し、1年以内に無料で宿泊することができます。(世界中どこでもです)
マリオットボンヴォイポイントの使い方を徹底検証、無料宿泊特典の使い方、特典でどんなホテルに泊まれるか?など、よりお得な活用術をこちらの記事にまとめましたので是非チェックしてみてください。
これからポイント変動制になりますが、2022年3月まではまだまだねらい目ホテルがたくさんあります!
※現在のポイント変動制を経て、2023年4月頃より完全なポイントフレキシブル制に移行します。その際には改めて新しいポイント無料宿泊の情報をアップしていきます。
こちらは2021年春に私がはじめてポイントを使って無料宿泊した際の宿泊記です。
カード更新特典「宿泊実績の付与」って何?
上の項でも途中触れましたが、マリオットボンヴォイのエリートステータスは、年間の宿泊実績によってステータスアップしていきます。
- シルバーエリート:10泊
- ゴールドエリート:25泊
- プラチナエリート:50泊
- チタンエリート:75泊
- アンバサダーエリート:100泊
マリオット・アメックス・プレミアムカードを所有するだけで、自動的にゴールドエリートの資格をいただけるのはとても嬉しい!
そして、更に上のステータスを目指したい人に嬉しい特典がこちらなんです。
タイトルの通り、例えばプラチナエリートなら通常50泊の宿泊が必要ですが、マリオット・アメックスの継続特典として15泊の宿泊実績がもらえます。
その為、実際には35泊の宿泊を達成すれば+特典15泊で合計50泊したことにしてくれる。
と言うものです。
より上のステータスを目指したいとお考えの方にはとても心強い、嬉しい特典です。
ちょっとイラストのチョイスが間違ってますかね(汗)
上のステイタスを目指すリッチな人のイメージでした・・・
プラチナエリートがより身近になりました
マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードを所有するだけで与えられる「ゴールドエリート」資格。
更にこちらのカードではワンランク上の「プラチナエリート」を目指しやすいルールが新規導入されました。
- 上の15泊の宿泊実績の付与で、実質35泊することでプラチナエリートになれるようになった。
- マリオット・アメックス・プレミアムカードを利用し年間400万円以上の決済をすると1年間のプラチナステータスが自動的に付与される
これは凄い!!
400万円・・・月に慣らすと毎月34万円弱の利用
私的にはけっこう厳しく高額ですが・・・
しかし、中にはなんだかんだで毎年コンスタントに400万円以上をクレジットカード決済していた方も多いとお聞きします。
そんな方もこれまでは「プラチナ修行をしてまでは」・・・と、そんなにプラチナエリート特典を気にかけていなかった人でも、決済金額をまとめる事で勝手にプラチナエリートに慣れちゃいます。
更には、ホテルは驚くほどたくさん泊まっているけど「マリオット系列以外のホテルにもたくさん泊まりたい」そんな理由でこれまでは、500万、1000万とクレカを使っていてもゴールドエリートでとどまっていた方もたくさんいらっしゃるようですのでチャンス到来ですね。
マリオットボンヴォイ・プラチナエリート特典
それではゴールドの更にひとつ上の「プラチナエリート」の豪華特典をご紹介します。
ゴールドにはないもの、ゴールドと同じでも還元率が変わるものと様々です。
- ラウンジアクセス権がついてきます。(リッツやラグジュアリーコレクションなど一部ホテルは除く)
- 朝食無料(ホテルによっては一部無料や割引の場合もあり)
- 滞在ごとに50%のボーナスポイント
- 選べるウェルカムギフト(1000ポイントや朝食など)
- 一部スイートを含むアップグレード
- 午後16時までのレイトチェックアウト
いかがでしょう!
まず朝食が付くのが嬉しい!
更にラウンジが利用できるのは更に嬉しい!
レイトチェックアウトも更にゆっくり!
あとはアップグレードが「一部スイートを含む」と言う点!
まさに旅行をグレードアップしてくれるプラチナチ級のサービスですね。
先日行ったウェスティン仙台では、マリオットボンヴォイのプラチナエリート特典によって、たった17,000円の宿泊料金で、ラウンジ利用、豪華朝食付き、お部屋のアップグレード、レイトチェックアウトと、フルサービスでエリート特典の恩恵を受ける事ができました↓↓
近年はプラチナ以上の皆様が「あまりスイートへのアップグレードがなくなった」とのお声も聞きますが「その可能性がある」と思うと、無いよりは気分的に楽しみが増えますよね~。
う~ん・・・いいですね~。
そんなわけで、15泊の実績に助けられたり、カード決済するだけで修行なしでプラチナになれたりと、あと一歩踏み込めずゴールドで止めていた方に朗報ですね。
こちら2022年7月ハワイでは1泊のポイント無料宿泊にも関わらず、プラチナエリート特典として最長16時の”レイトチェックアウト”をいただきました。おかげで1泊の滞在ながら思う存分ホテルを満喫することができました。
一気にプラチナステータスがみえてきた方も多いのではないでしょうか?
ホテル直営のレストランやバーの利用時15%割引
このサービスは終了しました。
入れ替わりで新しいレストラン割引サービスがスタートしました。
そして新しく始まったダイニングサービスも2022年12月31日をもって終了しています。
このサービスはマリオット会員全体が対象になるサービスで「レストラン+BAR特典」と言って、アジア太平洋地域の特典参加レストランやバー(現在2700軒の店舗が参加)で割引が受けられるサービスです。ステイタスごとに割引率が変わり、ゴールドエリートは15%割引となります。また、レストラン+BAR特典には参加していなくても、エリート会員がホテル独自の割引を受ける事ができるケースも多々あります。
対象レストランは日本国内のマリオットボンヴォイホテル内にあるダイニング。
今度のサービスでは「所有して決済したクレジットカードによって割引される」と言ったものです。
マリオット・アメックス・プレミアム/15%割引
マリオット・アメックス一般カード/10%割引
こちらのマリオットボンヴォイの会員特典のポイント付与は引き続き継続されています↓↓
割引とは別に、会計の金額に対し1米ドルごとに10ポイントがマリオットボンヴォイから還元されます。
ポイント獲得の注意事項
お会計の際に必ずマリオットボンヴォイの会員番号を伝える、またはアプリのデジタル会員証の画面を提示してください。
これを忘れてしまうとポイント対象付与の対象から外れてしまいますのでお忘れなきよう提示(ご申告)ください。
参加ダイニングのリストはこちらの公式サイトからご確認ください。
充実の旅行保険を必ずチェック
こちらはとても大切な内容が多いので「マリオット・アメックス・プレミアムカードの旅行保険」の事だけを詳しくまとめた記事をつくりましたのでそちらを参照してください。
今後、海外旅行に行く機会が増えた時、万一の時に必ずお役にたつ情報が満載ですので是非チェックして見てください。
感染症の拡大により旅行のスタイルが一変してきましたね。
これからの、特に海外旅行において保険はかなり重要なポイントとなってきますので是非チェックしてみてください。
アメックスは旅行保険やラウンジサービスなど、旅行好きに嬉しいサービスが充実しています。
※尚、2022年8月1日より、従来の自動付帯から利用付帯に変わりました。
詳細はまだまとめていませんのでご旅行の際にはアメックスの保険デスクにご連絡いただき、最新情報をご確認ください。
アメックス保険デスク:0120-23-4586
マリオット・アメックス・プレミアムカードのお得な入会方法は?
アメックスカードのお申込みの場合には、対象券種のアメックスカードを持っている方からの紹介で入会することで、通常よりもたくさんのポイントを獲得することができます。
ご入会の際には、皆様の周りにカード所有者の方がいらっしゃいましたら聞いてみてください。
貯まったポイントを利用してポイントで無料宿泊したり、マイルに交換して世界へ羽ばたくことも可能です。ポイントの使い方を徹底的に解説していますので、気になる方は要チェックです↓↓
マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムの基本情報
ココからはカードの基本情報をまとめましたのでご覧ください。
カードのポテンシャルを一覧表にまとめました。
ちょっと縦長過ぎたので、ここで一回区切ってます。
※空港ラウンジは同行者1名無料となります(これ、実は結構大きな事です)
※継続特典として宿泊実績15泊分が付与されます!上の表抜けてました。
AMEX公式サイトで更に詳しくご覧になりたい方はこちら
以上でポテンシャルの入門編解説は終わりとなります。
マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム・カードはどんな人にお勧め?
細かく見ると色々とありますが、まず大前提が二つ
- 年間150万円の決済を一つのクレカに無理せず集められる人
- カードのスペックに納得できれば49500円の年会費を払える人
まずはこの2点をご確認ください。
カードの持つポテンシャルはとても気に入っていて、マリオットボンヴォイのポイント利用もとてもお得と感じてご紹介します。
ただし、こちらのカードは年会費もどちらかと言うと高めであり、毎年150万円利用しないとカードの目玉である「無料宿泊特典」をいただくことができません。
特典の為の150万円ではなく、普段の生活のなかで、毎年150万円くらいは最低でもカード決済している・・・そんな方にお勧めします。
まずはこの点をご自身のライフスタイルとよくご検討いただした上でご判断ください。
こちらのカードは「旅行系カード」に属します。
旅行や出張、飛行機移動により大きなメリットを感じる事ができる仕様になっています。
そこで!
- 出張の多い人
- 飛行機好きな人
- 年に1回、高級ホテルに泊まりたい。
- ホテルステイでワンランク上のサービスを受けたい
- マイル獲得にポイントを高還元で交換できるカードが欲しい
- 世界中の様々な飛行機でマイルを使いながら飛び回りたい人
- シンプルに旅行が好きな人
こんな人に特におすすめです。
旅行好きの方のホテルライフ、渡航ライフをワンランクもツーランクもグレードアップしてくれる。
それを叶えてくれるクレジットカードです。
「マリオットボンヴォイ・アメックス豪華特典とポテンシャル完全ガイド」まとめ
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム・カードは年会費高額、特典を受けるのに利用金額の条件付き、とちょっと取扱いの難しい部分が多くなってきた気がします。
ただ、このカードがあることによってマリオットの上級会員になることができ、一気にプラチナ・エリートに上り詰めることができた人が多数いらっしゃいます。
考えると、これまでが(旧SPGカード時代)の条件が良すぎていて、ようやく「普通よりちょっと良い」くらいに収まってきた・・・と言う考え方もありますね。
利用する人によっては、楽しくてワクワクする時間を演出してくれるプレミアムなクレジットカードであることは確かです。
私も例にもれず、このカードの特典の恩恵を受け、何とかポイントを貯めて、自力ではとても宿泊できるイメージが湧いてこない高級ホテルに格安なマリオットポイントで宿泊する体験をすることができました↓↓
しかしながら、2022年10月の「一部航空会社のボーナスマイル還元の終了」など、少しずつですが、なんとなく改悪が小出しにされている状況も否めないのが現状です。
今は2022年11月。
来年3月には完全ポイントフレキシブル制に移行が完了し、ポイント宿泊の上限も下限も廃止されます。
これまでは旧体制の「カテゴリー制」を元にしてポイント設定の上限、下限が制限されていました。
良くも悪くも、今後このポイント設定がなくなってしまのは大きな影響が出そうです。
下限ポイントがより低く設定されればもちろんありがたいですが、そんなに世の中美味い話しは転がってないですかね~。
上限のリミッターが外れてしまい、これまではリッツカールトンモルディブをはじめ1泊30万、40万もするようなホテルでも10万ポイント前後と圧倒的お得感をもって「なんとか手が届きそうなギリギリのライン」でポイント宿泊できていて「夢があるクレジットカード」としてご紹介してきました。
しかしながら、これが1泊30万P、50万Pさらには繁忙期にはもっと必要ポイント数が増えてくる可能性も否めません。
そうなってくると、これまで「少ないポイント数で高級ホテルに泊まれる」と言う、マリオットポイントの利用で絶妙に効いていたレバレッジが、あまり機能できていない状況となってしまいます。
そうなってくるとこのカードの魅力が半減してしまうのかな~・・・とちょっと心配な側面を感じずにはいれません。
ボーナスマイルの廃止もこれ以上増えないで欲しい・・・日本人にとっては最後の切り札ANAやJALなど日系航空会社のマイル還元率まで落ちてしまうとさすがに厳しくなってきますね。
もしこれからマリオットボンヴォイ®・アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードの発行を考えている方は、まずはカードの新条件、更新情報と、ご自身のライフスタイルを照らし合わせ、これまで以上に慎重にご検討いただければ幸いです。
それでは楽しいご旅行を!