2019年秋よりANA、JALの国内線航空券が「300日以上前から予約可能」になりました。
こんにちは、旅行大好きtabinosukeです。
すでに国際線の航空券はこれまでも1年前から予約することが出来ました。
しかし国内線については2か月先まで、3か月先まで、早割航空券のみなど予約できる期間が短くかねてから期間の見直しを望む声が後を絶ちませんでした。
今回2019年9月からの各社の新しい規定により、国内線航空券を予約・購入できる期限が大幅に長くなるように変更されました。
こちらの記事ではANA,JALをはじめ「新しくなった国内線航空券の予約可能期間」の現状を比較して検証していきます。
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Contents
最新の「国内線航空券の予約・購入可能期間」比較
まずは結論から。
2019年11月1日現在の「国内線航空券の予約・購入の可能期間」をご案内します
ANA(全日空)
搭乗日の355日前から予約受付
JAL(日本航空)
搭乗日の330日前から予約受付
ピーチ航空
サポートに問い合わせたところ現在は3月28日まで。
それ以降はどのくらいの期間分のスケジュールが発表されるかさえもまったくの未定、との回答。最後には「国土交通省から許可のおりたスケジュールだけ発表されますがその時期は未定」と。
ジェットスター
こちらも一定期間ごとの発売。
現在3月28日まで、3月29日~10月分のスケジュール発表は未定との事。
スプリングジャパン
こちらも明確な期日の表記は無し。
半期ごとの売り出しで現在は3月28日まで。
3月29日~10月までのスケジュールの発表はたぶん1月末か2月頭
スカイマーク
割引運賃の「いま得」「さき得」は一定期間ごとに一斉に販売されます。
サポートに確認しましたが、確定の期間、時期は未定との回答です。
前年と比較すると「半期ごとの発売」の様です。
割引運賃が発表されている期間内で普通運賃の航空券は3か月前から購入が可能です。
2019年9月の改訂で、やはり、一番大きなポイントは大手航空会社のANAとJALがどちらも300日以上前から予約できるようになったと言うことでしょう。
私たち利用者、旅行者がますます飛行機を利用しやすくなりましたね。
国内線航空券 早く予約できるメリットは?
これまで不便だった点、この改訂によりどんなメリットがあるのか?
- すごく人気のあるホテルを希望の日に予約したいが、航空券がまだ買えないのでホテルを抑えられない。
- 毎年決まった時期に里帰りするので先に買っておきたい
- 盆暮れ、正月など旅行の繁忙シーズンに結婚式の招待を受けたので、早く飛行機を抑えたいし、できれば少しでも料金を安く手配したい。
やっぱり早めに予約できたり、空席の確認や料金の確認が早めにできることはメリットがたくさんありますね。
次の項目ではANA,JALを中心にもう少し内容を詳しく掘り下げてみていきましょう。
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ANA国内線航空券の新しい規約
ANAはこれまで予約できる期間が短かかったのですが今回劇的に変わりました。
割引運賃に種類はあるの?
出典:ANA公式ページより
上記のとおり、ANAの割引運賃は75、55、45、28、21、EARLYと購入する時期(●●日前)によって金額が変わってくる運賃タイプ「ANA SUPER VALUE」が主流となっています。
簡単には早ければ早いほどお得でお安い運賃で予約ができます。
※SUPER VALUE運賃の注意点:予約の変更ができません。
最大の注目「ANA SUPER VALUE EARLY」ってどんなの?
上記図の真ん中の「ANA SUPER VALUE EARLY」が新しい予約規定の注目点になります。
ANA SUPER VALUE EARLYのメリットは?
- 料金が安い
- 355日前から予約ができる
- 55日前までキャンセル料がかからない。
- 55日前までキャンセル手数料440円もかからない。
就航の75日前に運行ダイヤが確定します。
その際、新ダイヤになり発売されるANA SURPER VALUE 75の料金の方が、先に購入したANA SUPER VALUE EARLYの料金よりも安く設定される場合もあるんだそうです。
その場合、上記メリットの④番にあるように、55日前まではキャンセル料も手数料も一切かからないので、いったんEARLYを無料で解約して、SUPER VALUE 75のチケットに買い替える事ができるわけです。
ちょっと文章だとわかりづらいのですが、要は、早く購入しておいてあとからもっと安いチケットが出てきたら手数料かからずに買い替えることができる!と言う事です。
ANAホームページの様子は?
これまでは五つ星航空会社のクオリティー、サービスを常に最前面に打ち出していた印象でした。
今回の国内線予約規定の改正に伴い、早く買うことの「おトク感」を打ち出しているのが印象的でした。
「おトク」と言う文字が多用されているのが一目で分かりますね。
出典:この項目の画像は全てANA公式ホームページから引用しています
先に説明だけ聞いても理解しずらいので、まずは「355日前から予約できる」点だけ覚えておきましょう。
あとは具体的に旅行の予定がたってきたら、実際に日付を入れて運賃のシュミレートをしてみるのが良いでしょう。
JAL国内線航空券の新しい規約
かわってJALを見ていきましょう。
JALと言えば「先得」運賃が有名ですね。
今後の航空券の種類や発売時期を見ていきましょう。
今後はJALでは330日まえから一斉に発売が開始されます。
ホームページにも大きく目立つように告知されています。
330日前から発売される航空券の種類は?
各種割引運賃(先得)、普通運賃、特典航空券
- キャンセルは一区間ごとに440円の手数料がかかります。
- 55日前まではキャンセル料は発生しない(手数料とは別のものです)
- 54日前以降は規定のキャンセル料が発生します(手数料とは別のものです)
- 割引運賃は基本的に変更はできません
- 先得運賃はウルトラ先得~先得割引タイプAまで購入時期により4つの種類に分かれています。
ホームページの表示内容は?
330日前といってもピンとこないですよね。
ホームページにはちゃんといつの航空券まで購入できるか大きく表示されています。
これはみやすい!
この様にカラフルに見やすく、4つの「先得」のそれぞれの金額の目安がわかりやすく表示されています。
この早見表だけでもかなり見やすくて助かりますね。
こちらもANA同様、かなり複雑ですので現時点では「330日前から予約ができる」ことだけ覚えておけば良いでしょう。
旅行の時期が決まってきたら、JALのホームページのシュミレーションを参考にして細かく金額や購入時期を決めてゆくと良いでしょう。
LCC各社の国内線航空券の現状は?
LCCについては上記した通り、だいたいどこも半期に一度、年間2度のの運行スケジュール発表が主流の様です。
例えば、LCC各社とも2020年3月28日までの航空券が予約可能となっています。
2020年3月29日~2020年10月末までの半期分のスケジュールの発表は、だいたい2か月前の1月末~2月頭になるであろう、と、各社サポートの方がおっしゃってました。
すると、仮に2月1日に発表があったとすると2月1日の時点で10月末の航空券の予約をするとすると、約8か月先の航空券の予約ができることになりますね。
LCCでは最長で8か月先の航空券が予約できるケースがある、と言う事がわかりました。
LCCについてはとにかく様々なお得なセールを常に発表しているのでメルマガ登録は欠かせませんね。
まとめ
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
細かい内容についてはかなり複雑なので、必ず各社ホームページをご覧いただき、不明な点はサポートに問い合わせることをお薦めします。
簡単にまとめます。
- ANAは355日前から予約・購入が可能です。
- JALは330日前から予約・購入が可能です。
- LCC各社は基本的には半期分を年2回に分けて発表しているケースが主流でした。
- 早く購入する大きなメリットの「JALの先得」や「ANAのVALUE」など割引航空券はキャンセルはできますが、変更が基本的にできません。出張などビジネスでご利用の方には引き続き変更可能な「普通運賃の航空券」をお買い求めいただくのがおすすめです。
いよいよANA、JALも値段のお得感を前面に打ち出しての「新たな価格競争、顧客獲得競争」の形が見えてきましたね。
私たち利用者にとって、今回の改正は大変ありがたい変更となりました。
ますます気軽に旅行に行ける体制が整ってきましたね。
それでは素敵な旅にお出かけください。
いってらっしゃい
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