全国的にブッフェ形式休止の中、リッツカールトン東京のクラブラウンジでのお食事スタイルも従来に比べ変化があったのでしょうか?
今回はリッツカールトン東京のクラブラウンジで、豪華5回のフードプレゼンテーションを堪能してきました。
リッツカールトン東京のクラブフロア宿泊の様子は「宿泊記」にまとめましたので併せてご覧ください。
こちらの記事では、リッツカールトン東京・クラブラウンジで催されている「5回のフードプレゼンテーション」の様子をたっぷりとお届けします。
感染症拡大の影響で、2019年以前の体制とはかなり異なっているとの事。
過去に訪れたことのある方にも参考にしていただける最新の内容をお届けしていきますので是非お楽しみください。
こちらの記事はこんな方におすすめの内容となっています。
- これからリッツカールトン東京の予約をご検討中の方
- リッツカールトン東京クラブラウンジを半年以上前に体験している方
- リッツカールトン東京のクラブラウンジの現状にご興味ある方
是非参考になさってください。
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Contents
リッツカールトン東京のクラブラウンジはどんな所?
東京で一番高い場所にあるホテル「ザ・リッツカールトン東京」の最上階53階にあるラウンジ。(午前7時~午後22時)
クラブレベル(クラブフロア)宿泊者だけが自由に出入りすることができる最上級の空間です。
※マリオットボンヴォイのプラチナエリート以上のステイタスをお持ちの方も、エリート特典での入場はできません。
尚、ビジターの利用(宿泊者が入場有資格者以外の方をお招きすることができます)は一部屋3名まで。1プレゼンテーションにつき一人6500円(税別)で利用可能との事。
現在は週末土日に「ハープ&アフタヌーンティー」も開催され、ハープの音色を聴きながら優雅にアフタヌーンティーを楽しむこともできます。
開催される催しは時期によって変わってくる可能性がありますので、宿泊の予定があります際にはご自身で連絡の上でご確認ください。
レジデンスをコンセプトに設計されたラウンジ。
ホワイエ、ガーデンテラス、ダイニングルーム、ライブラリーラウンジの4つのテーマで空間をつなぎ、調度品や色調、カーペットなどもそれぞれの雰囲気に合わせて整えられていて、あたかも自邸の中を渡り歩くような、快適な空気感が演出されています。
地上53階にいながら自邸を感じさせてくれる様な非日常的な空間です。
とはいえ、こんな豪華で贅沢な自邸を経験したことのない私としては、ただただ、憧れの空間に来て、舞い上がって緊張してテンションが上がっていました。
リッツカールトン東京クラブラウンジのお食事とは?
ザ・リッツ・カールトン東京のクラブラウンジでは、終日、フリーの飲み物が提供され、お食事、軽食、スウィーツなど、一日5回のフードプレゼンテーションが用意されています。
- 朝食 7:00~10:30
- 軽食 11:30~13:30
- アフタヌーンティー 14:30~16:30
- ディナー前のオードブル 17:30~19:30
- スイーツ&コーディアル 20:00~22:00(21:20ラストオーダー)
これまではブッフェ形式で見た目の華やかさ、ボリューム感、そして提供されるお食事のレベルの高さ、など、それだけを楽しみにクラブレベルに宿泊する人も多くいらっしゃったようです。
現在のコロナ禍ではブッフェ形式はなくなり、席数や席の配置なども変わり、基本的には全てセットメニューでの提供スタイルとなっています。
【保存版】5回のフードプレゼンテーションの全貌
こちらは2020年9月18日現在の最新情報です。
感染症の影響により形は様々に変化していく可能性がありますので、もしクラブラウンジをお目当てに予約検討中の方は、必ず予約前にホテルに最新情報をご確認ください。
早速みていきましょう。
飲み物
現在は各机の上にQRコードが用意されています。
QRコードを読み込むと、お飲み物のメニューが表示され、それを見ながらリクエストします。
チェックインの際にはシャンパンをお飲みの方が多かったです。
クラブラウンジの醍醐味の一つですね。
最上階の、東京を一望できる空間でいつでも好きなお酒をいただける最高に贅沢な空間です。
アフタヌーンティーにティーセレクションは欠かせませんね。
コーヒー好きの私には最高のサービスでした。
大好きなリッツカールトンブレンドを何杯もいただきました。
ソフトドリンクも充実。
45階の「ザ・バー」も大変素敵ですが、53階からみる唯一無二の素敵な夜景をみながらいただくカクテルは格別です。
クラブレベルに宿泊している限られた人だけに解放されている空間
クラブラウンジとお部屋だけを行き来する「お籠り」トラベルもおすすめです。
そしてやっぱりメニューも豊富ですよね。
モーニング(7:00~10:30)
まずは朝食から。
私たちは1泊での利用でしたので二日目の朝にいただきました。
チェックインの際に、翌朝の来場時間の希望時間をきかれます。(30分間隔)
これも混雑をさけるためのソーシャルディスタンスの取り組みの一環として大切な事ですね。
席につくと、まずはセッティングとこちらのお飲み物。
パインとミントのデトックスウォーターだそうです。
こちらは共通のメニューです。
まずCold Breakfast Platterが運ばれてきます。
彩豊かで朝から食欲がそそられます。
器は小さ目ですがしっかり盛りだくさんのサラダ
朝フルーツ派の私には最高の喜び・・・
こちらを食べ終わったころを見計らったようにパンを持ってきてくれました。
パンがあることは聞かされていなかったので嬉しい誤算でした。
う~ん、チーズはこのバケットと一緒に食べたかったですね。。。
彩がきれいでどれも食べたくなってしまいます。
朝食は和定食と洋食の2種類。
こちらは和定食です。
お味噌汁に隠れているのは明太子です。
洋食の方はパンケーキとオムレツセット。
オムレツは玉ねぎ以外を全部入れにしてもらいました。
この一皿、結構ボリュームがありました。
メニュー内容については定期的に変わっていくようです。
※2022年11月更新:朝食はメイン以外のものはブッフェ形式に戻っているとの事です。サラダやフルーツ、チーズなどはご自身で自由にとりに行けるように戻っているそうです。
軽食(昼食)(11:30~13:30)
今回はアーリーチェックインで13時にラウンジに到着したので、特別に昼食を出していただきました。
最初にいただいたのがお昼のお重の「軽食」です。
※2022年11月現在、こちらはメニューの内容は時期により異なっていますが、基本的な提供方法はこちらの記事のまま変更はないそうです。
こちらは日替わりとの事で、今回は2日分のメニューをご紹介しています。
どちらもシンプルですがとても色鮮やか。
右上のチーズケーキは小さいですが濃厚で満足感高い一品です。
男性の方には、少しボリューム感に物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
小鉢の料理がしっかりとした味付けで美味しくいただきました。
アフタヌーンティー(14:30~16:30)
昼食をいただいた後はいったん部屋にもどり、再びクラブラウンジに向かいます。
※2022年11月現在、こちらも変更なく記事の通りの提供方法です(フードの食材や内容は時期により異なってくる場合があります)
お昼が少し軽めだったので、程よい空腹感でアフタヌーンティーへ。
お席はライブラリー一番奥の特等席に案内していただきました!
半個室の様なプライベートな空間を感じさせるような贅沢なお席です。
伝統の英国スタイルである3段重ねのティースタンドで提供されます。
これは本当に贅沢ですよね!!
今は全国旅行支援などでかなり混雑が予想されますが、うまく空いている時間を狙っていければ本当に優雅で、豪華で、非日常の気分を味わえる最高の時間となります。
リッツカールトンのティースタンドと言えば、リッツのシンボルマークであるこちらの獅子のトップがとても有名ですね!
リッツカールトン東京では45階のロビーラウンジでのアフタヌーンティーがとても有名ですが、最上階の特等席でいただくアフタヌーンティーはまた格別でした。
このメニュー、この空間が宿泊料金の中に含まれているって・・・ものすごく贅沢ですよね!
上段は甘々なコーナーです。
奥はキャラメルのムースに洋ナシのせ
真ん中両サイドは宇治抹茶ベース(これが好みでした)
シャインマスカット
フォンダンショコラ
(細かい正式名称はわかりませんのでご容赦ください)
真ん中の段はサンドイッチなどの甘くないコーナー。
奥からハムサンド、両サイドはチーズ、サーモンのイクラのせ、チキンをサンドしたパン
いちばん下にはスコーンにマカロン。
最近はこの量でも、全て食べきった時にはかなりお腹が張って、しばらく何も食べられなくなります。
ジャムやはちみつも用意されています。
45階のロビーラウンジは、解放感抜群の高い天井、ラウンジ全体が優雅で贅沢な気分を楽しませてくれます。
53階のクラブラウンジは限られた人だけが利用できる最上階の静かな空間で、パノラマビューを眺めながら、プライベート感抜群の空間で楽しむことができます。
どちらもとてもおすすめです。
特にロビーラウンジは予約必須です!
ディナー前のオードブル(17:30~19:30)
アフタヌーンティーの後、しばしプールで寛ぎ、日も落ちたころに再びクラブラウンジを訪れました。
タイトルの通り「ディナー前のオードブル」です。
こちらがメニューです。
今日のスペシャルは鱈が用意されました。
「オードブル」と言う通り小ぶりな器にそれぞれが盛り付けられていました。
シャンパンで乾杯。
こちらの煮物は45階の和食レストラン「ひのきざか」からの鶏と大根の煮物です。
スモーク牛タン
海老とドライトマトのサルサ
ニシンのマリネ(味付けしっかりでとても美味しかったです)
ビーツムース
本日のメインの鱈とオクラ。
どれも一つ一つしっかりとした味付けでとても美味しかったです。
夜はいつも軽めでお酒を多めに飲む方なので、お酒を楽しみに行きましたが、どれも美味しくて、逆にお腹が空いてしまいました。
※こちらの時間もモーニングと同様にブッフェ形式での提供が再開しているそうです。メニューが増えたのか尋ねてみたところ、「そんなに品数が変わるわけでもなく、提供のスタイルだけブッフェに替わったと思っていただければ良いかと」との事。
いずれにしてもまたすぐにでも行きたくなります。
ここではお酒もお食事も軽くいただいて、メインのディナーへお出かけください。
スイーツ&コーディアル(20:00~22:00)
いよいよ一日の最後を飾るプレゼンテーション。
ラストオーダーは21:20ラストオーダー。
甘いものと飲み物を楽しむ時間です。
最も夜景が美しい時間帯。
照明もグッと落とされ、夜景を眺めながら美味しいショコラをいただけます。
最高の時間です!
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ザ・リッツ・カールトン東京のクラブラウンジのお食事|5回のフードプレゼンテーション感想は?
フードプレゼンテーションのご紹介はこれで終了です。
過去に訪れたことのある方、多くの方がご紹介しているブッフェ形式があったころのお食事、フードプレゼンテーションのイメージをお持ちの方には、ボリューム感、華やかさ、豊富なメニューの中から選べる楽しみなど、少し物足りなさを感じる方のご意見を多く耳にしています。
ただ、これまでのリッツのラウンジサービスは、多くの点で稀にみる、全国的にみてもトップクラスのサービスであったと感じます。
お品数やコロナ禍における陳列、プレゼンテーションの制限などがあるなかで、セットメニューながら十分に満足できるメニューでした。
そして2022年11月現在、モーニングとディナー前のオードブルタイムは一部ブッフェ形式に戻っているとの事です。
お酒をはじめ、お料理はどれもしっかりと味が調えられてい美味しく味わえました。
何より空間の心地よさ、53階から目の前に広がる大パノラマ・ビューを眺めながらいただける解放感、そして前回も感じましたが、スタッフの方のつかず離れずの絶妙な距離感と気遣いのある対応にとても満足しました。
何度でも行きたくなります。
本当にお勧めです!!
リッツカールトン東京クラブレベルにつきましては公式サイトにも詳しく紹介されていますので是非ご覧ください。
「リッツカールトン東京クラブラウンジの食事メニューが一新!感想は?」まとめ
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
世界的にブッフェ全盛だったこれまでのプレゼンテーションが一変し、これが新しい時代のフードサービスの在り方になるのかな?と感じさせられた今回の体験でした。
これまではラウンジのお飲み物、お食事&フードプレゼンテーションだけで、お味も、見た目の華やかさも、そしてボリュームも満足し完結できてしまう環境でした。
その点では今後ご利用される方は、現状をご理解いただいた上で、今回のレポートをクラブレベルへの宿泊を検討する一つの目安としてご活用ください。
帰ってきて思い返しても、ここはやっぱり最高の空間です。
なんど足を運んでもやっぱりおすすめのホテルだと再認識しました。
それでは楽しいご旅行を!