約2年半ぶりに復活を果たしたANAハワイの大型2階建て飛行機「フライング・ホヌ」。
今回のハワイ旅行では、往復ともにフライングホヌを利用してきましたので、フライトの様子、機内食、座席など「フライングホヌ搭乗記」の2024年最新版になります。
こちらの記事では以下の3点について、2024年6月現在の最新情報をお届けします。
- ANAフライングホヌ搭乗記
- ANAエクスプレスバス最新情報
- ANAダニエル・K・イノウエ国際空港ラウンジ最新情報
こちらの記事では2022年7月の搭乗レビューと併せて、2024年6月に乗った最新情報をお届けしていきます。
特典航空券で予約をしたのが2021年9月の事で、燃油サーチャージなど今と比較しても全く参考にならないほど金額が変わってしまっていますので「いくらかかった」シリーズは今回はお休みしておきます。
これからハワイ旅行の計画をお考えの方、是非参考にしていただければ幸いです。
※ハワイ旅行記2022の公開がスタートしました。出発前の成田空港の様子から帰国までの6泊8日の様子をこまかくリポートしていますので是非お楽しみください↓↓
ANAフライングホヌでゆくハワイ旅行を是非参考になさってください。
「スポンサーリンク」
Contents
ANAの大型2階建て飛行機「 フライング・ホヌ」
このフォルムがすっかりおなじみとなった「空飛ぶウミガメ」ことANA A380通称「フライング・ホヌ」
この可愛いフォルムと大型の2階建て飛行機が大きな話題となりました。
※2019年「フライング・ホヌ」デビューの際にご紹介した記事がこちら。かなりかなり細かく紹介していますのでこれをみればフライングホヌの事はだいたいわかります↓↓
2019年春に初就航するも、パンデミックの影響により翌年2020年に入り就航を中断。
その後およそ2年半の間、成田空港からのホノルル行きの便は運休となっていました。
そしていよいよ、2022年7月から週2便(金、土)の運行が再開となりました。※速報!2022年10月20日より、あらたに水曜日が加わり、フライングホヌの運行は毎週水、金、土の3日間となります(尚、羽田~ホノルル便は現行週5日が週7日体制で運航が増便されることが発表されています)
2024年6月現在、フライングホヌの運行は完全復活し、毎日2便の運行となっています!!
※ホヌ復活のニュースはこちらの記事でご紹介しています↓↓
https://tabinosuke0909.com/travelnews20220513.htm
2022年7月に無事、復活のフライング・ホヌに乗ってハワイに行くことができましたのでその様子をご覧ください。
尚、フライングホヌについては勿論!ANAのサイトでも大々的にご紹介していますので是非チェックしてみてください。
ANA フライング・ホヌ搭乗記2022/2024
今回は往路も復路もフライング・ホヌを利用することができました。
こちらの「フライングホヌ搭乗記2022/2024」では、機内の様子、機内食、機内サービスなど今回目に入った内容を順にご紹介していきます。
まずは機体から見ていきます。
往路は上の項の画像のエメラルドグリーン。ハワイの海をイメージした機体には「ニコッ」と微笑んでいる可愛らしい目が印象的です。
復路はすぐ上の画像、ハワイの空をイメージしたANAブルーの機体。デビューして最初に登場した初号機がこちらのカラーになります。こちらはパッチリと目を見開いた可愛い瞳が印象的です。
ホヌはANAブルー、エメラルドグリーンの順に投入され、もう一機、3機目のホヌはハワイの夕日をイメージしたオレンジ色の機体があります。
今回の復活では今の所、ANAブルーとエメラルドグリーンが先行して再開を果たしましたが、時期にオレンジの機体も登場する予定との事、楽しみですね!
本当にこの日を楽しみにしていました。
搭乗率は7割ほどで、2階席のファースト、ビジネス、プレミアムエコノミーは満席との事。
7割とはいえやはり大機体ですので約350人くらいでしょうか?乗客で搭乗口はかなり混雑していました。
エコノミークラス、機内の様子
今回私たちはエコノミークラスを利用しましたので、エコノミークラスにご興味ある方は是非チェックしてみてください。
ご覧の様に、搭乗口最前が木の床で幅広くゆとりあるのが特徴です。
乗った瞬間からかなりゆったりと、スペースに余裕があります。
ちょうど入って中央に上のフロアーに向かう階段があります。
何だか魅惑の階段とでもいうのでしょうか(^^;
この上はファーストクラス、ビジネス、プレエコのフロアーになりますので・・・いつか乗ってみたいですね。
さて、今回私たちが予約した席は最前列の奥35Kと35Jです。
ホヌの特徴としてプレミアムシートが全て2階席になっていますので、エコノミークラスでも最前列から予約する事ができます。
私はこの席は初めて座りましたが、この席だけはエコノミークラスながら特等席でした!!
最前列は皆さまご存じの通り「非常口席」となりますので、非常の際のお手伝いの同意が必要となります。
あと、最前列は「前のシートの下に荷物をしまう」事ができません。
シートの脇にポケットはありますが、そこに入らないものは全て上にしまわなければいけません。
- お連れ様ならいいですが、もし、中央席に座って窓際の方が他人の場合、脇のポケットを使う際に毎度毎度よこの人に気を使いながらの利用となってしまう事。
- 食事の時はやはり目の前にポケットがないとちょっと不便を感じる場面はありました。
これらの点だけは事前に了承したうえでの予約が必要ですね。
その点をデメリットと感じる方にはちょっと不向きかもしれません。
ただ、その点を差し引いたとしても、足が伸ばせて、ゆったり感がたっぷり、お手洗いも目の前で誰に気を遣うことなく、私個人的にはこちらの最前列は強くおすすめします!
最前列おすすめとはいえ、私は2列目以降も2度利用していますが、ホヌには何か所も周りに気を使わずに、比較的ゆったりできる席が何か所もあります。
上の画像をご覧ください。
ホヌはご覧の様にスペースごとにハワイをイメージする壁で仕切られていますので、その壁の前後は前が広く開いていたり、壁の手前席は後ろを気にすることなくリクライニングができたり・・と。
あと2列目。
実は2回ほど2列目に座ったことがあるのですが、気のせいかな?飛行機の鼻の部分になるのか少しだけ前列からカーブして気持ちふくらんで、他の席よりもそのカーブ分だけ少し座席と窓の間の隙間が大きく、ゆとりがある印象でした(3列目に座ったことがないので定かではありませんが)
エコノミークラスのアメニティー、サービス
座席をご覧の通り、エコノミークラスのシートにもアメニティーが置かれています。
- 枕(クッション)
- ブランケット
スリッパ- ヘッドホン
以上3点があります。
2024年6月現在、エコノミークラスのスリッパの提供は無くなりました。
ハワイのホテルではスリッパがないホテルが多いので、ホヌのスリッパはハワイ旅行中とても重宝していたので残念です。
またライトアップもフライング・ホヌのサービスパフォーマンスのひとつとなっています。
先ほどの2階席に向かう階段のブルーのライト、また、到着時に上の画像の様に虹色のライトアップが行われます。
こちら、日本の虹は7色と言われますが、ハワイの虹は6色なんだそうです。
その6色の虹をイメージしての6色カラーのライトアップだそうです。
他にもフライングホヌのぬいぐるみなどの機内販売がけっこう小さな子供さんに人気の様で、機内販売のアナウンスが流れていた時など、けっこうCAさんがぬいぐるみの様なものをもって2階席に上がっていく姿を見かけました。
2022年7月と2024年6月|ANAフライングホヌ機内食&サービス比較
今回は復活第一弾の機内食となります。
以前はワイキキにあるレストランとのコラボメニューなどを提供していましたが、今年もこの先いろいろな企画が登場するんですかね?
それでは往復ともにご覧ください。
往路(成田発~ホノルル行きの機内食)
こんな感じです!ライス+ライス。
食後にハーゲンダッツがいただけました。
更に!こちらはフライトが半分以上を過ぎたころに「お好きな時にお召し上がりください」と。
マフィン、スナック菓子とお水が入っていました。
この袋、水着など濡れたものを入れたり、ちょっとしたことに使えて嬉しいお土産となりました。
復路(ホノルル発~成田着)機内食
帰りの機内食はこんな感じ。
ANA機内食の定番のそうめん(そば?)も登場。
美味しくいただくことができました!
更に復路でも食後にハーゲンダッツが出たのですが、こちらはアメリカンサイズ?なのかな、ちょっと大き目パッケージでした。
ハーゲンダッツ好きにはかなり嬉しい!!
↑こちらが2024年6月に乗った際の機内食。
そういえば、以前の様に選択式ではなく、決まった一種類のメニューが提供される様になっていました。
更に行きと同様に半分くらい過ぎたころにこちらのランチパック。
ハワイの定番 チョコレート!
あと、丸いパンはツナサンドなのですが、これ個人的にとても好きです。
ほんのり冷たく冷やされているのに、パンが全然ぱさぱさしていない、こちらもANA機内食の好きなメニュー。
↑こちらが2024年6月の最新版です。
ハワイアンホースとからクッキーに変わりました。
今回もやっぱりツナサンドは美味しくいただきました・・・本当にこのパンが好きみたいです、私。
そして嬉しいハワイのペットボトル。
こちらはボトルにハワイの花が装飾され、パッケージもハワイ柄と言う事で、こちらはお土産になるのでもって帰りました。
尚、機内で提供されるお水は個別のペットボトルではなく、紙カップに移しかえて提供されてきます。
機内食は多分、他の路線とそんなに変わりないんですかね。
ただ、ハワイ路線では今回の様にちょっとしたおやつ代わりが可愛いハワイ柄の袋に入っていたり、ハワイ柄のペットボトルだったり、と、ちょっとしたお土産がついているのが嬉しいです。
「スポンサーリンク」
ホヌ仕様・ANAエクスプレス・バス最新情報
続きまして、今回フライング・ホヌの復活に併せてANAエクスプレスバスも復活しました!
所で皆様はこちらのエクスプレスバスをもうご利用になりましたか?
こちらも飛行機と同じ、ウミガメ親子のホヌ仕様。
アラモアナセンターとワイキキを途中停車なしで運行しているバスです。
乗っている時間は短いのであんまり利用することもないかもしれませんがUSBポートもついてます。
後ろにいる有名なトロリーバスには大行列なのですが・・・
ANAバスはいつも空いて、風通しも良く、とても快適です。
このバス、ANAの飛行機に乗ってハワイに来た方でANAマイレージクラブ会員の方は誰でも乗ることができますので、まだご存じない方は是非利用してみてください。
風を全開に浴びて、こんな素敵な景色を見ながらあっという間に到着です。
乗車の際に見せるパスの表示方法は下の記事のトップに載せてあります↓↓
また、2022年7月からエクスプレスバスのワイキキ乗り場が変わりました。下の記事の「ANAハワイ・トロリーバスワイキキの乗降場所までの行き方は?」の項に2022年7月10日に現地で確認した最新情報を載せていますので参考になさってください。
2024年5月より、エクスプレスバスの乗り場がまたまた変わりました・・・と言うか、元々の場所に戻りました。詳細は近日中にアップします。
こちらのバスですが、最終バスの時間が日曜、月~木、金曜、土曜とそれぞれ違います。
特に日曜、月~木曜日は最終バスの時間が少し早目ですので必ず時刻表をチェックしてからご利用ください↓↓
ANAエクスプレスバスの詳細についてはANAの公式サイトをご参照ください↓↓
夏休みをはじめこれからANAの飛行機でハワイ旅行に行く方は、ツアー、個人手配を問わずこちらのバスを利用することができますので要チェックです!
ダニエル・K・イノウエ(ホノルル)国際空港のANAラウンジ情報
こちらでは2024年6月に訪れた最新の情報をお届けしていきます。
2022年7月、ラウンジが再開したばかりの頃に比べかなりお食事が充実していました。
これからご利用になるご予定の方、是非参考になさって下さい。
更に、フライングホヌの復活によって再開したもう一つのニュースがこちら!
ANAダニエル・K・イノウエ国際空港ラウンジの再開です。
こちらも2019年にフライングホヌ、エクスプレスバスと共に新設されたANAハワイのサービスのひとつです。
残念ながらこちらのラウンジも、日本のANAラウンジ同様に一般のANAマイレージクラブ会員でエコノミークラスの搭乗では利用することができませんが、もしプレミアムエコノミー以上のクラスに搭乗の際には、是非ご利用ください。
ANAダニエル・K・イノウエ国際空港ラウンジ【営業時間】
- 金・土:08:35~NH183便出発まで
- 月~木・日:11:10~NH185便出発まで
こちらは初めて利用した時のホノルル空港内のANAラウンジまでの行き方や、2019年当時のラウンジ内の様子や大人気だったお食事を細かくご紹介しています。↓↓
ANAダニエル・K・イノウエ国際空港ラウンジ内の様子
それでは中の様子をご覧ください。
エスカレーターを上がったところに入口があります。
中はガラス面越しに駐機上に停まっている飛行機を見ることができる最高の場所です。
私たちはかなり早くに到着したので殆ど空席でしたが、この後、時間がたつにつれどんどん人が入ってきて半分ほどの席がうまり「結構混雑している」印象でした。
ファーストクラス、ダイヤモンド会員専用の「ANAスイートラウンジ」は7月15日現在閉鎖中と言う事で、同じラウンジ内の↑上の赤い線でかこった一角が「スイートラウンジ利用者」の専用スペースとしてシャンパンが置かれ、係の人がたっていました。
こちらのラウンジのもう一つの大きな特徴が、2階席のプレミアムエコノミー、ビジネス、ファーストのゲストは2階のラウンジ内から機内に搭乗することができる点です。
ラウンジ内の食事&お酒・飲み物のご紹介
フードですが・・・やはりかなり変わっていました。
ちょっとさびしい感じではありますが、今のご時世では仕方ありませんね。
こちらはサンドイッチとスナック菓子の詰め合わせセットです。
フルーツは自分で取分けることができました。
アサイボウルは冷凍の固まったまま置かれています。
街で見かけるスパムおにぎりのハーフサイズ・・・と言ったサイズ感です。
今回フルーツと、唯一お料理で自分で取分けることができたのがこちらの「トマトビスク」でした。
温かい日の通ったお料理はこれだけでしたが、これがとても美味しかったです。
そして、実は今回、前回ラウンジで食べたカレーやお料理がとても美味しかったので、それを楽しみにして朝ごはんを殆ど食べないで空港に来た私は・・・トマトビスクにスパムおにぎりのライスを入れて食べました・・・・これ、とっても美味しかったです!
お酒は充実していました。
ラウンジ&日本までの長いフライトを考えると、お酒が強く、好きな方にはここからの時間はとても楽しめて羨ましいです・・・私お酒が弱いので。
一番搾りのキャップがお相撲さんなのが面白いですね。
パイナップル風味のウォーターとオレンジジュース。
コーヒー類は勿論充実。
また冷蔵庫にはお水のペットボトルやジュースがきれいに並んでいました。
簡単なお菓子類
こちらもナッツ類
こんな感じで、まだ100%ではありませんがANAダニエル・K・イノウエ国際空港ラウンジも無事に再開していました。
ANAフライングホヌ搭乗機2022|まとめ
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
フライングホヌはやはり、そのビジュアルからお子様ずれでハワイに行かれる方には特にお勧めでした。
機内にはカウチシートなどお子様ずれに嬉しい座席の用意もあり、可愛いホヌのぬいぐるみなどの機内販売ありと楽しみが他にも色々ある様です。
また、機内は搭乗から、お土産物、機内の照明、壁の模様などなど、とにかくハワイを連想させる様々な仕様がハワイ旅行の気分をより高めてくれます。
そしてなんといっても機内が本当にきれい!
就航したばかりの様な清潔感がありとても満足でした。
さすがハワイ行き専用に導入された機体ですね。
まだまだ序章で、海外旅行、ハワイ旅行の完全復活にはもう少し時間がかかりそうですが、この先どんどんサービスやキャンペーンが充実してくると思います。
気になる方は是非ANAのハワイ案内ページをチェックしてみてください。
それでは楽しいご旅行を!
「スポンサーリンク」