世界最大のホテルグループ”マリオットインターナショナル”がお届けするポイントプログラム「マリオットボンヴォイ」の、豊富なポイント活用術を徹底的にご紹介していきます。
マリオットボンヴォイからは、2022年2月24日にマリオットボンヴォイ®アメリカン・エキスプレス®のプレミアムカードと一般カードの2枚が同時にニューリリースされました。
そこで!
こちらの記事では、マリオットボンヴォイ・アメックスカードで獲得できるポイントと絡めながら、ザクザク貯まるマリオットボンヴォイ・ポイントの使い方、お勧めの活用術について詳しくご紹介していきます。
今回はこんな方にお勧めの内容となっています。
- マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードの申し込み検討中の方
- マリオットボンヴォイ・ポイントが貯まってきて、これからどのように活用しようか考え中の方。
この記事を参考にしていただければ、マリオットボンヴォイ・ポイントの活用イメージがだいたい解ります!
※更新情報:マリオットボンヴォイアメックスカードのレストラン&バー割引特典は2022年12月31日で終了しました。2023年に入ってはサービスの提供はされていませんので、特に予定していた方はご注意ください。
※お待たせしました!新登場マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードの豪華特典、ポテンシャルの徹底検証・解説記事が出来上がりました。新カードを作ろうか迷っている方!まずはご覧になって参考にしていただければ幸いです。

それでは本編をお楽しみください。
Contents
マリオットボンヴォイ・ポイントの使い道
マリオットボンヴォイポイントを貯めたら何ができるのか?
まずは公式サイトに案内されている活用方法をざっと見ていきます。
- チャリティー(様々な基金への寄付)
- ギフトカードなどへの交換
- お友達にプレゼント
- 航空会社のマイルに交換
- キャッシュ+ポイントで無料宿泊
- マリオットグループホテルへの無料宿泊
- 5泊予約で1泊無料
主に大きく分けるとこちらになります。
まずは旅行系以外のポイント活用についてご紹介します。
チャリティーによるポイント活用
寄付する先はけっこうさ選択肢が多かったです。

自分で寄付する先を選んで、金額をチョイス。

とても簡単そうですので寄付したい!とお考えの方がいらっしゃいましたらご活用ください。
申し訳ありませんが、私はこの寄付の項目は利用したことがありませんので、もし詳細を知りたい方はマリオットエリートデスクにお問い合わせください。
ギフトカードや共興券と交換
ギフトカードは百貨店共通商品券やJCBのギフトカード、後はクオカード、図書券が多かったです。

ネットショップでのポイント交換
けっこう項目が用意されています。

選択肢の一つとして、ご興味ありましたら覗いてみてはいかがでしょうか。
ポイントをシェアする事ができます。
シェアする!と言うか、具体的にいうとポイントを他人にプレゼントすることができます。
お友達に、家族に・・・
基本的にマリオット・ボンヴォイの会員の方で、入会してから90日が経過している方でしたらどなたでもポイントシェアを受け取る事ができます。
シェアできるポイントの上限は?
ポイントを譲ってあげる側の制限は1年で上限10万ポイントまでです。
また、受け手側にも制限があります。
もらう側の人は1年で上限50万ポイントまで受け取る事ができます。(マイル交換したら20万6666マイル・・十分すぎますね)
マリオットのポイントはマイルに交換したり、マリオット・ボンヴォイ加盟ホテルに無料で宿泊することができます。
これは旅行好きな人にとっては、プレゼントされたらかなり嬉しいのではないでしょうか?
例えば、航空会社のマイルは友達にはプレゼントできませんが、マリオットポイントと言う形でプレゼントしてあげれば、もらった友達が自分名義のマイルに交換することができますよね。
ポイント交換、ポイント活用の際にはこちらの直リンクをご活用ください。
ポイント交換方法解説ページ(マリオット公式サイトに飛びます)
マリオットポイント活用術|マイル編
いよいよここからは旅行関係にフォーカスした利用法をご案内していきます。
そもそもがマリオットボンヴォイカードは旅好きな人に特化したクレジットカードと言えます。
やっぱり旅行好きに喜ばれる活用方法が多数用意されています。
航空会社のマイル交換|どのくらい貯まる?
最も人気があり、お勧めの活用方法でもあるフライトマイルへの交換。
フライトマイル交換については、別の記事で交換可能なマイレージプログラムの紹介など、詳しくご紹介しています。

それでは活用術をみていきましょう。
マリオットボンヴォイポイントのマイル還元率は?
まず大切なのは元々の還元率ですね。
計算式/100円=3ポイント=1マイル
通常の還元率は1%です。
ここで最も大きな特徴は、6万ポイントごとに交換することで5000マイルのボーナスポイントがもらえます。
- 通常60,000ポイントを交換すると20,000マイル獲得することができます。
- 更に、5,000マイルのボーナスマイルが加算されると言う計算です。
実質、還元率が1%から1.25%にアップすると言う事です。
このボーナスは60,000ポイント単位で交換した時にのみ加算されます。
60,000ポイント以上ではなく、60,000ポイントごと、です。
時間的に余裕を持てる人は、6万ポイントで交換、また6万ポイントたまったら交換・・・このサイクルがお勧めです。
例えば!入会特典でMAX200,000ポイント獲得したら、マイル交換でどこに行けるの?
例えば新規入会キャンペーンで、或いは、宿泊特典のポイントをどんどん貯めて、最大20万ポイントが貯まったと仮定します。
この200,000ポイントをすべて航空系のマイルに交換するとしましょう。
毎度ですが、私はANAマイルしかわかりませんので、ANAマイルに交換して利用するシュミレーションで見ていきます。
200,000マリオットポイントをANAマイルに交換するシュミレーション
交換ルール
- 交換レートは3ポイント=1ANAマイル
- 60,000ポイントごとに5,000マイルのボーナス加算。
ルール通りに200,000ポイントを交換していきます。
- 18万ポイントは(2万+5千ボーナス)×3セット=75,000マイル
- 残り2万ポイントを通常交換=6,666マイル
合計で81666マイルに交換することがきます!
81666ANAマイルを獲得できたらどこにいけますか?
そこで・・・
ANAの81,666マイル獲得でどこまで行ける?
具体的に、ANAの81666マイルで実際にできることを見ていきましょう。
ちょっと端数が面倒なので8万マイルで実際行ける場所を探してみます。
あくまで例えですので参考までに!
1.夏休みに羽田空港~宮古空港に行く場合

例えば南国宮古島に行くリゾート・フライト。
奥様と二人で夏休み旅行を計画したとしましょう。
宮古島と言えば、マリオットでは最上位クラスの大人気ホテル「イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古」がありますね。
宮古島は近年爆発的に観光人気が急上昇している人気リゾート。
ハイシーズンのフライトはとても料金が高い事でも有名です。
- 特典航空券(日程の変更可):20,000マイル×2人
- 一般航空券(日程の変更不可):58,940円×2人
- 一般航空券(日程の変更可):127,940円×2人
宮古島路線の特典航空券はハイシーズンだと、ご夫婦で40,000マイル必要です。
これを現金で手配すると、格安航空券でも106,160円、特典航空券と同様のキャンセル可能な航空券を買おうとすると、二人で255,880円もかかります。
その位の価値観の旅行をして、更に4万マイルのお釣りが残ります。
国内旅行なら、8万マイルあれば、シーズン度外視で、ご夫婦でどこでも2回いけちゃいます!!
2.国際線で羽田空港~チャンギ国際空港に行く場合

海外ですとたとえばシンガポール。
マリオットグループでは「リッツカールトン・シンガポール・ミレニア」をはじめJWマリオット、シェラトン、ウェスティン、W、セントレジスなど人気ブランドのホテルがじつに13軒もあります。
残念ながらリッツカールトン・シンガポールはボンヴォイのポイントプログラムには加盟がない為、エリート特典などは受けられませんがマリーナベイ全体を見渡せる8角形の窓から見る夜景は一生の思い出になります。
絶対に1度は行ってみていただきたい素敵なホテルです。
- 特典航空券(変更可):35,000マイル/人
- 一般航空券(変更不可):91,930円/人
- 一般航空券(変更可):248,800円/人
例えば2022年11月に東京~シンガポール往復特典チケットが35,000マイルで購入可能です。(エコノミー)ご夫婦でも70,000マイルですので1万マイル余ります。
※燃油サーチャージなどは別途かかります。
3.国際線でビジネスクラスを満喫

そして、最もポイント単価価値が高まる方法がこちら!
お一人での利用で国際線のビジネスクラスがおすすめですね!!!
例えば2023年1月15日のフライトをビジネスクラスで検索。
- 羽田~パリで8万マイル
- 羽田~アメリカ(ロス、ニューヨーク、サンフランシスコ)なら75,000マイルから行けるんです!
同じ便のビジネスクラスの往復運賃を見てみましょう。
羽田~ニューヨーク=1,062,000円!!!
羽田~パリ=670,000円!!
これはどちらも強烈です!!
もっと上があるかもしれませんが、最大で1,062,000円の航空券と同等以上のフライトが可能になります。
マリオットボンヴォイポイントが旅行系最強と言われるのはこの辺も大きく影響してますね。
色んな会社のマイルに交換できるメリット(体験談)
ここでちょっと私の体験談をお話しします。
先日モルディブ行きの航空券の手配をする際に「ANAマイルの航路では現在、感染症の影響で特典航空券では目的地までの航空券がとれません」と言われました。

ANAのマイルだけ持っていた私にとっては厳しい回答でした。
この時点で、日本からモルディブへの航路はシンガポール経由の他に、ドバイ経由、スリランカ経由、ドーハ経由など3つの航路がありました。

そして、そのシンガポール以外の3航路についてはJALの特典航空券なら手配できる状況でした。
こんな時にマリオットポイントをたくさん貯めておけば、マリオットポイントをJALマイルに交換して利用することができるわけなんです。
更に、シンガポール航空のマイレージポイント「クリスフライヤー」に交換して、シンガポール航空の特典航空券を利用する方法もあるわけです。

これまでの様にANAマイルを集中して貯める、JALマイルを集中して貯める・・・ではなく、今後はマリオットボンヴォイ・ポイントを貯めこんでおくことによって様々なシーンの旅行に対応できることを痛感しました。
この先世界中を飛び回りたいと思っている方には特にお勧めの利用法と感じます。
ユナイテッド航空へのマイル移行だけ10%アップ
マイル交換については更にもう一つ!
すでにSPGカードをお持ちの方にはよくご存じな方も多いかもしれません。

マリオットポイントから各社マイレージの交換の際の移行レートは
※3ポイント=1マイルのレート
これがユナイテッド航空マイレージプラスと言う特典マイルに移行すると
※3ポイント=1.1マイル
と、通常よりも10%アップされる「リワードプラス」と言うサービスです。ユナイテッド航空の公式サイトはこちら
ユナイテッド航空のマイルが増量されると嬉しいメリット
ユナイテッド航空は、日本のANAと同じスターアライアンスに所属する航空会社。アメリカ本土やハワイ路線でANAから予約する際に共同運航などで見たことある方も多いのではないでしょうか。
メリットとしては
- ANAの特典航空券が発券できる
- マイレージの有効期限がない
- 片道発券可能
- サーチャージ無料
- ANA国内特典航空券の必要マイルが少ない
海外特典航空券の発券の場合にはANAとユナイテッド航空では必要マイル数が違いますので良くご確認ください。
⑤のANA国内線の特典航空券は本家のANAよりかなりお得に発券できる場合が多いですので要チェックです!
他にも不定期で、様々な航空会社が「マイル移行増量キャンペーン」をやっている事がありますので、今後も目が離せませんね。
すでにポイントをお持ちで、すぐにマイル交換されたい方はこちら。
マリオットポイント活用術|無料宿泊特典
こちらはマリオットボンヴォイ®・アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードをお持ちの方が、カード更新の特典として、アメックスからプレゼントされるものです。
プレゼント内容:50,000ポイント分の無料宿泊券(電子チケットの様なものです)
この特典を受けるには、更新までの1年間で150万円以上のカード利用をする必要があります。
無料宿泊特典の有効期限は1年間。
利用は1回限り、2名まで無料で宿泊できます。
ご自身の手持ちポイントを最大15000ポイントまで加算して「65,000ポイント分の宿泊券」として利用することができます。
マリオット初めての方へ!
マリオットボンヴォイでは、貯まったポイントを使って、無料ポイント宿泊ができるシステムがあります。
無料宿泊に必要なポイント数はホテルによってそれぞれ違ってきます。
30,000ポイントのお部屋でも50,000ポイントのお部屋でも好きなお部屋に1回だけ泊まれます。
ここで先にご案内しておくことがあります。
ポイント変動制の導入について
マリオットボンヴォイには、2022年2月まで2つのルールが存在していました。
- ホテルのステータスをカテゴリー分けしていました。
- 料金体系にシーズン制を導入していました。
このルールは2022年3月29日以降、どちらもなくなります。
新たに「ポイント変動制」が導入されることになりました。
ただし、2023年2月まではテスト期間と言う事で、本格稼働は2023年3月以降との事。
2022年3月29日~2023年2月までは、これまでのカテゴリー枠を元に”シーズン制で実用されていたポイント数の範囲内で変動していく”との発表がされています。
今後は、ホテルが忙しい時は、無料宿泊ポイント数もより上限に近くなり、また、お客さんが少ない時は無料宿泊ポイント数も下限近くに設定されていきます。
ホテルの状況に応じて日々柔軟にポイント変動されていくと言う事ですね。
ただし、カテゴリー制は廃止されるが、結局は各ホテルとも、旧カテゴリーの範囲内で無料宿泊ポイントが推移するので、これまで上限8万ポイントだったホテルが突然、忙しいからといって10万ポイントになっちゃう・・・と言ったような事はおきません。
2022年3月29日以降にポイント下限~上限の幅が変更になるホテル
世界中のほとんどのマリオットボンヴォイホテルが上記した通りのシステムですが、一部のホテル(今回は世界で200軒のホテル)では、このポイント幅が変動されることが発表されました。
詳細はマリオット公式サイトをチェックしてください。
マリオットボンヴォイ・ポイントシステム改定についてのQ&Aリンク
簡単には、上記で選ばれた一部のホテルについては、これまでのカテゴリー枠の範囲から上限が+5000、+10000、+20000、+30000増えることになりました。
下限については明確ではありませんが「上限、下限共に最大」と言う表現でしたので、もしかしたら、下限はそのままのポイントが登場する場面もあるかもしれませんね。
200軒のホテルリストはこちら
日本でポイント幅が変更となったホテル
日本からは4軒のホテルがリストアップされていました。
- リッツカールトン日光 +30,000ポイント
- リッツカールトン京都
- 翠嵐ラグジュアリーコレクション京都
- ホテル三井ザ京都
リッツカールトン日光については、これまでがお得過ぎましたのでだれもが予想していた通りの結果となりましたね。
その他のホテルはいずれも京都。
無料宿泊特典のホテル探し
無料宿泊特典の最大の魅力は、やはり「通常宿泊の料金がよりお高い部屋に無料で泊まれた!」と言うケースが一番満足感を感じられるかと思います。
現在のボンヴォイ・アメックス・プレミアムの年会費は49,500円。
願わくば、この無料宿泊特典で49,500円以上のお得感を見いだせれば嬉しいですよね。
まずは下の表をご覧ください。
こちらは「カテゴリー制、シーズン制のポイントチャート表」です。
有効となるのは2022年3月28日までです。
各カテゴリー毎に、オフピーク~ピークに表示されているポイント内で無料宿泊に必要なポイントが推移されていました。

2023年2月まではカテゴリーもポイントの幅も基本的には旧体制を元にした範囲内で、との事ですので、1年間はこの表を参考にするのが近道ではないでしょうか?
ポイント変動制にはなりますが、上記にあげるカテゴリー8とリッツ日光以外のカテゴリー6、7あたりが狙い目かと。
旧カテゴリー8のホテルを狙う
マリオットボンヴォイの無料宿泊にはポイントセーバーと言うシステムがあります。
これはポイントの枠を超えて、超スポット的に激安ポイントで無料宿泊が募られるシステムです。
これにより、旧カテゴリー8のホテルで稀に65,000ポイントの無料ポイント宿泊の枠が登場します。
そしてもう一つ!
2022年3月から5万ポイント分の無料宿泊特典に自分のポイントを最大15000ポイントまで足して利用することができる「トップオフ制度」が始まります!
と言う事で、最大65,000ポイント分のホテルを選ぶことができるようになります。
そこで、旧カテゴリー8のホテルをピックアップしておきます。
- リッツ・カールトン東京
- エディション虎の門
- プリンスギャラリー紀尾井町
- イラフSUIラグジュアリー
- リッツ・カールトン沖縄
- リッツ・カールトン京都
- 三井ザホテル京都
- 翠嵐ラグジュアリー
2021年度に見た限りではポイントセーバーで65000ポイントはかなりたくさん見かけました!けっこうチャンスはありそうです。
京都の3ホテルは下限は明確に表記されていませんでしたので可能性はゼロではないので一応リストには入れておきます(カテ7のリッツ日光も同様)
私もポイントセーバーを利用して、カテゴリー8のリッツ・カールトン京都に65,000ポイントで無料宿泊しました。(この時は全て自分ポイント出しです)

旧カテゴリー7のホテルを狙う
参考までに旧カテゴリー7のホテルだけピックアップしておきます。
- ウエスティンホテル東京
- シェラトングランデ東京ベイ
- メズム東京
- シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
- ルネッサンス沖縄リゾート
- リッツ・カールトン大阪
- セントレジス大阪
- ウェスティンルスツリゾート
- リッツ・カールトン日光(念の為)
新年度になって、こちらのホテルにはたしてどのくらい5万ポイントの日の設定があるか注目ですね。
私は、自分の憧れのホテルでもあるリッツカールトン日光(カテ7)のオフピーク時を狙って無料宿泊してきました。

皆様もお好きなホテル、普段はお金だしてなかなか行かない様なホテル、など、せっかくの無料特典なのでちょっとリッチに、ラグジュアリーな体験をねらってみてはいかがでしょうか。
また、ご自身の15000ポイントを追加できる方は、旧カテ8のホテルを狙ってみるのもいいのではないでしょうか!?
キャッシュ&ポイントによる宿泊
こちらはポイントとキャッシュを組み合わせて無料宿泊の予約ができると言うプランです。
主にポイント数がちょっと不足している。
今回の旅行ではキャッシュの利用を節約したいので一部をポイントで充当させたい。
そんな方にお勧めの利用方法です。
下の表もシーズン制がなくなると不要になりますが、念の為残しておきます。
ポイントとキャッシュの組み合わせのだいたいの参考になさってください。

こちらは一番スタンダードなお部屋で利用する際の料金表です。

上の画像はとある日のリッツカールトン京都の料金ページです。
スタンダードルーム以外のお部屋にも、キャッシュ+ポイントで宿泊できるプランが用意されている場合がありますので、ご都合に合わせてポイントを有効に活用する事も可能です。
こちらの注意点は、ポイントとキャッシュを自分の自由に組み合わせできるわけではないと言う点です。あくまで表示のある組み合わせでのキャッシュ&ポイントでの宿泊となります。
5泊予約で1泊分のポイント割引
こちらはタイトルの通りですが、5泊分をポイント宿泊で予約すると、1泊分が割引となり4泊分のポイント数で泊まる事ができます。
5泊分のポイントを貯めるのはなかなか大変ですが、今回の入会キャンペーンの特典などの大入りがあると、とてもお得に使えるシステムです。
尚、この場合、割り引かれる1泊分のポイントとは「5泊の中で一番少ないポイント数の1泊分」が引かれます。
ポイントで無料宿泊
マイル交換と併せ特に人気のある「ポイント利用方法」がこちらのポイント無料宿泊ですね。
はじめに王道の「ポイント無料宿泊」について見ていきましょう。
まずは下の表をご覧ください。
左側の数字がホテルのカテゴリー。単純に数字が大きくなればなるほど宿泊料金も高くなり、ホテルステイタスも高くなります。
マリオットではシーズン毎&カテゴリーごとに無料宿泊に必要なポイント数が決まっていました。
この数字が無料宿泊に必要なポイント数です。
シーズン、カテゴリーとも2022年3月29日以降なくなりますが、目安の数値として2023年2月までは参考になりますのでこのまま消さないでおきます。

上の項でも触れましたが、マリオットには、閑散期や大きなイベントとイベントの谷間の時期など、全くの不定期ですが「ポイントセーバー」と言うシステムがあります。
通常の規定ポイントよりも更に少ないポイント数で泊まれるように、限定的に特別ポイントが用意されます。
表の赤い数字がポイントセーバーの際の必要ポイント数です。

こちらは宮古島イラフSUIの11月のポイントカレンダーです。
ところどころ赤文字で「ポイントセーバー」と書かれ、ポイントが少し割り引かれてますね。
これがけっこう狙い目です!
無料宿泊がどの位お得かを確認する方法
これはなんといっても同じ日の同じ部屋で「無料宿泊のポイント数と、実際に料金を払って泊まるときの金額を比較する」事ですね。
ここで必ず注意したい点をシェアしていきます。
結論
料金を調べる時には、必ず「税金/全手数料込の料金を表示」の所にチェックを入れ、1泊でかかる総額で比較していきます。
<1泊でかかる総額 ⇔ 必要ポイント数>
海外では税金が高い国も多くありますが、基本的に無料宿泊のポイントの中には税金分も含まれています。
尚、無料宿泊ポイントを使っても、ホテルによってサービス料や手数料など、かなり少額ながら支出が発生することがありますので予めチェックしてください。
ここから、実際に調べる際の手順を図解していきます。
ちょっとわかりづらかったらお許しを。
例えば税金がとても高い印象のあるモルディブ
例えばマリオットカテゴリー8のセントレジス・モルディブ

まずはお目当てのホテルの、宿泊予定日の、無料宿泊に必要なポイント数を確認。
モルディブの2月はハイシーズンなので無料宿泊に必要なポイントは10万ポイントでした。
↓ ↓ ↓

ここで無料宿泊を選択した場合に、ポイント以外で支払う必要のある料金を確認。(これは空港からの送迎ボート代などの経費ですね)
ここでは1,502米ドルが必要になります。
続きまして
↓ ↓ ↓

続いて上のタブの「通常料金」の所を押して、同じガーデン、ワンキングベッドの部屋の料金をチェックするのですが、上の料金は「税抜の部屋代のみ」の表示です
↓ ↓ ↓

つづいて上の赤四角の「税金/全手数料込の料金を表示」にチェックを入れて再度チェックすると税込の合計金額が表示されます。
↓ ↓ ↓

最後に料金の概要をチェックするとこの画面が出てきます。
まずここでオレンジ色の部分の「運賃/送迎料金」1490㌦は、ポイント無料宿泊の方にも書かれている「モルディブで1人1滞在につき必ずかかる費用」いわゆる空港からの送迎ボート代です。
なのでこの金額は比較対象からは外して計算します。
最終的に送迎の交通費の他に
- ポイント無料宿泊の場合は12㌦の支払いが必要。
- 通常料金の場合は2,426米ドルの支払い必要。
- 通常料金の2,426米ドルの内訳には部屋代のに+466㌦の税金が含まれています。(日本円で53,000円位)
税抜の部屋代だけ見ると1,960米ドルと表示されましたが、税金やサービス料の466㌦(約53,000円)もかかってくるのでだいぶ金額が高くなった印象ですね。
結論!こちらのホテルは
100,000ポイント+1363円で、1泊275,642円のお部屋に泊まることができます。
※こちらのリゾートは新ルールで2万ポイントの変動ありホテルとなりましたので、今後は10万ポイントの所は12万ポイントになる可能性が有ります。
マリオットボンヴォイ・ポイントでの無料宿泊の最大の魅力は「税金分も含まれている」点ではないでしょうか?
今回は特に税金分も高額になるモルディブの高級ホテル(宿泊費の高いホテル)をピックアップして、差額がわかりやすくなるように比較してみました。

1泊の宿泊費は同じでも、税金など+αの費用分を加算すると国によって大きな差がでてくる場合があります。
またモルディブなどは高い税金に加えて空港からリゾートまでの送迎費用もびっくりするほど高く設定されています。
そんな時にキャッシュで行くにはあまりにも出費が大きすぎるけど、ポイント宿泊ならかなり出費を抑えてお得に旅行が楽しめる!
そんな選択肢にたどり着く場面が多くあります。
旅行費用をポイントで行くか?通常料金の支払いで行くか?
検討される際には、必ず「税金/全手数料込の料金を表示」し、更に料金の概要まで開いて、必ず「総額でいくらかかるか?」を確認する事をお勧めします。
上手に組み立ててワンランク上の旅行を楽しみたくなりますね。
(こちらは終了しました)入会特典20万ポイント!夢見る超活用術
2022年11月10日更新。
こちらの新規入会キャンペーン「20万ポイント獲得チャンス」は終了しています。
こちらの記事はキャンペーン当初に、20万ポイントで無料宿泊できるホテルの特集をしていました。ご興味ありましたら参考程度にご覧ください。
マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス®カードでは不定期で入会キャンペーンが開催されていますので、その際には改めてご紹介します。
それではここで「紹介キャンペーン」での入会の際に獲得できる最大20万ポイント!
これは無料宿泊で利用するにはどんな活用方法があるのか見ていきます。
先にもお伝えしましたが、カテゴリー制、シーズン制はなくなりますが基本的なポイントの幅は殆ど変らないとの事ですので、参考までにご覧ください。
20万ポイントで泊まれるお勧めホテル
まず、20万ポイントあれば、マリオットボンヴォイの全てのホテルに最低1泊は宿泊が可能です。
高額なモルディブやドバイのホテルも全てです!
日本のおすすめホテル
ご覧になっていない方はピンとこないと思いますのでざっとピックアップしてみました。

まず日本には旧カテゴリー8のホテルが9軒あります。
現在日本のマリオットボンヴォイのグループホテルの最高峰とされているホテルです。
上の図では、ホテルザ三井京都、翠巒ラグジュアリーコレクション京都、リッツカールトン京都の3ホテルは最高必要ポイントは12万ポイントです(もちろん時期により10万ポイントで泊まれる日もあります)
その他、下の図も含め、すべて最高必要ポイントは10万ポイントです。

人気、話題性、私もすべては行けていませんが「高級ホテル好き」な方にはかなり満足度の高い宿泊になるのではないでしょうか?
しかも10万ポイントで2連泊できてしまいます!!
カテゴリー8のリッツカールトン東京クラブフロアの宿泊記です。ゴールドエリート特典として素敵なお部屋にアップグレードしていただきました。

よろしければ参考になさってください。
ドバイのおすすめホテル
続いてはドバイ。
個人的に「世界屈指の高級ホテルが数多く立ち並ぶエリア」
私、ぜひ行ってみたいです。

ここで特に注目はアルマハ、ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパ。
通常の宿泊費用は20万オーバー!
ポイントなら高くても12万ポイント、うまく時期をずらせば10万ポイントで2泊できちゃいます!
この価格帯になるとぜひともポイントで行きたいですよね!!
ハワイのおすすめホテル

ハワイのホテルについては、なんと、今回のポイント変動制の選別に一軒も名を連ねてきませんでした(多分??)
特にシェラトンやロイヤルハワイアン、モアナなら、すこしシーズンオフの時期なら6万、5万ポイントの日もありますので、20万ポイントあれば3連泊できてしまいます!
ハワイでこのホテルで3連泊無料はかなり嬉しくないでしょうか?
モルディブのおすすめホテル

そして個人的に大好きなモルディブ。
メリディアン、リッツ、セントレジスは上限幅が2万上がりますので、リッツとセントレジスなら10万の時期を狙えば2連泊、それ以外のリゾートは1月~3月のピーク時であっても空きさえあればMAX10万ポイントで2連泊できてしまいます。
この先海外への渡航がスムーズになりましたらこちらもお勧めです。
しかもモルディブは税金も,水上ヴィラなどのお部屋代金もとても高いところが多いですので、マリオット・ポイントでの無料宿泊がとてもお得感を感じます。
※1泊で行く場所ではないのかな?と思われます、3泊、5泊とお時間ありましたらご検討になってみてはいかがでしょうか。
アメリカのおすすめホテル

アメリカはポイント変動制のリストに上がった数が多く、しっかりと見ていませんが、それでは20万ポイントあれば最高峰のホテルであっても10万ポイントの日を狙って2連泊することができます。
そんなわけで、とにかく20万ポイントあると、世界中のマリオットホテルにどこでも2連泊以上できます。
2022年3月29日より導入される新ルールについて
2022年2月24日からマリオットボンヴォイ・アメックスカードが新登場し、その後も色々と新ルールが登場していますので、その一部をご紹介していきます。
1.トップオフ制度の導入
項目の欄にも書きましたが、ボンヴォイアメックス・プレミアムの更新特典としてもらえる50,000ポイント分の無料宿泊にトップオフ制度と言うものが導入されます。
プレゼントでもらう50000ポイント分の宿泊権利に、手持ちで貯めたポイントを最大15000ポイントまで加算できるようになりました。最大65,000ポイントの無料宿泊が可能になります。
2022年11月現在もこの制度は継続中。
この先もしばらく継続されていくと考えられます。
2.フレキシブル・ポイント制度への改定
現在のカテゴリー制、シーズンポイント制がなくなり新たに「フレキシブルポイント制度」が導入されます。
導入時期は2022年3月29日スタートと発表。
フレキシブルポイントとは?
日本語で「ポイント変動制」
空室状況や季節性などに応じてホテル料金により近いポイントの交換レートを採用するものだそうです。
上の項でも書きましたが、2022年3月~2023年2月まではテスト期間として、世界200のホテル以外は、旧カテゴリーの旧ポイント幅の範囲内でのポイント変動のみ。
世界200のホテルについては新ルールに伴ったポイント数が変動幅に加えられる。
詳細はこちら
2022年11月10日更新:いよいよ本格稼働の2023年3月が近づいてきました。当初の告知によれば、完全ポイントフレキシブル制になると、現在のポイント無料宿泊の上限ポイントも下限ポイントも廃止となりますので、あまり楽しみではないポイントが提示される可能性が大きいかもしれませんね。
ポイントセーバーについて
これについては「今後も提供される」との事。
新しく発表される「フレキシブルポイント・レート」の金額に対して、最大20%(従来通り)の割引レート(ポイントセーバー)と用意される・・・う~ん、うまく説明できないので・・・簡単にはタイムセールの様な形で、通常レートよりもお安いレートでポイント設定されるシステムの事をさします。
5泊予約で1泊分の割引プラン
こちらは従来通り、との発表ですので、引き続き同じルールで継続される様です。
トラベルパッケージについて
なくなりました。
詳細はマリオットデスクにお問い合わせください。
おおまかな流れと、今後の予測
まず、新ルールについて2023年2月まではテスト期間として、上下幅に変動が採用されたのは200のホテルだけにとどまりました。
このホテル数が、本稼働する2023年3月以降どのくらいになるか?
また、上げ幅もいまの所は最高でも3万ポイントにとどまりました。
と言う事でどんなに高いホテルでも13万ポイント以内で無料宿泊できます。
最大の懸念材料としては、ポイントの上限が大幅にアップしてしまう可能性です。
今年の改正ではどんなに高いホテルでも上限が130,000ポイントで泊まれます。
しかし2023年度以降は「ホテル料金により近いポイントの交換レートを採用」と言う事で、上限なしの設定になる可能性もなきにしも・・・です。
今できる対策は?
蓋を開けてみた結果、一部のホテルをのぞき、変動幅は変わらずとなりました。
ただ、だれもが予想していた通り、例えばカテゴリー7のリッツカールトン日光。
常に空室の少ない超人気ホテルですが、オフピークの際には5万ポイントの更新無料宿泊特典で利用できましたね。しかし、ここが最大3万ポイントの変動ありと発表されました。
こちらはすでに超高値まで到達し、お値段も、ポイント宿泊も含め「お得に泊まる」と言う認識で予約するのは、マリオット日本の中で最も困難なホテルになりつつあります。
私は2019年、ポイントが急上昇する前にラッキーにも無料宿泊特典を利用して5万ポイントで宿泊することができました↓↓

来年の本稼働以降どうなるかは全くわかりませんが、昨年に引き続き「狙っているホテルがあれば早めに予約を確保しておく」事をお勧めします。
今はまだ3万ポイントの変動なので最大でも13万ポイントで納まっていますが、完全リミットなしとなれば、ホテルによっては20万、30万ポイントなんていうのも出てくる可能性がないとは言えません。
いつも話題にでるモルディブやドバイの高額ホテル、日本の人気ホテルなど、お得なポイントを見かけたら「いつか行きたいと思っているホテル」なら、そのいつかは、チャンスがあるならば今年中の可能性も視野にいれておくのがよさそうです。
※先々の予約の際には必ず「キャンセルポリシー」のチェックを忘れずに!
しばらくは色々とルール変更が発表される可能性が有ります。
どのような形にも対応できる様、常に「宿泊の○日前まではキャンセル可能」を必ずチェックし、ご納得の上で仮予約することをお勧めします。
ざくざく貯まるマリオットポイント!超活用術!使い方徹底ガイドまとめ
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム・カードがいよいよ発表されました。
年会費が49500円になった事、無料宿泊特典に年間150万円のカード利用条件ができたこと、など。
新ルールでいくつかの条件が増えましたが、それでもポイントの貯まりやすさは健在です。
そして、最大の強みでもある「マイル交換」の条件には改正が入りませんでした。
ただ、この先もポイントの使い道には色々とルール改正が入ってくる可能性も考えられます。
突然今日言って明日、ってことはまずないはずですので、しばらくは動向を常に見守りながら、楽しみはあまり先延ばしにせずに、上手に運用していくのが得策かもしれませんね。