リッツカールトン大阪クラブフロアを訪れた宿泊記。
海外に行けないこの時期に、自分にたてた小さな目標
「日本にある5軒のリッツカールトン(リザーブは除く)を2021年中にすべて訪れる」こと。
これまで沖縄 → 東京 → 京都 → 日光の順に訪問
そしていよいよ、今回、目標のファイナルを飾る場所は「ザ・リッツ・カールトン大阪」となりました。
日本で最初に建てられたリッツカールトン・ホテル。
原点回帰
「一番最初にこちらに訪れていたら」・・・そのあとのリッツカールトンに泊まるときの感じ方が大きく変わったかもしれないと思わされるほど、とても影響力の大きな宿泊となりました。
今回は前情報一切なしで飛び込んできましたので、感じたままをお伝えしていければ幸いです。
※更新情報:2023年11月、リッツカールトン大阪内の華やかなクリスマスツリー画像をアップしましたのでお楽しみください。
「リッツカールトン大阪宿泊記」はこんな方にお勧めの内容となっています。
- リッツカールトンに興味がある方
- 旅行やお出かけ、デートなどで大阪のホテルをお探しの方
- マリオット・ボンヴォイのエリート特典などに興味がおありの方
- ヨーロッパのアンティークがお好きな方
- ホテルのクラブラウンジご興味ある方
今回はリッツカールトン大阪のクラブレベルに宿泊。クラブラウンジ5回のフードプレゼンテーションと極上のサービスを完全ガイド。
これを見ればクラブラウンジの事が良くわかります!
それでは最後までお楽しみください。
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Contents
リッツカールトン大阪ってどんなホテル?
ザ・リッツ・カールトン大阪は1997年5月に日本のリッツカールトンブランド第一号ホテルとして開業。
第二号のザ・リッツ・カールトン東京が2007年3月の開業ですので、およそ10年間にわたって日本でただ一軒だけのリッツカールトン・ホテルとしてブランドを支え続けてきた、日本を代表するリッツカールトンホテルです。
世界最大のホテル・グループ「マリオット・インターナショナル」のグループホテルであり、マリオットのポイントプログラム「マリオット・ボンヴォイ」に加盟。
マリオット・ボンヴォイの会員は、リッツカールトンをはじめグループホテルに宿泊の際、様々な特典や割引、優遇を受けることが出来ます。
※マリオットボンヴォイのポイントプログラム、会員情報、エリート特典についてはこちらの記事で詳しく解説していますので気になる方は併せてご覧ください↓↓
また、マリオット・ボンヴォイでは、グループホテルのグレードをカテゴリー1~8に分類(数字が大きい方がグレードが上)
リッツカールトン大阪のリワードカテゴリーは7。
ホテルのカテゴリー制は終了しました。
ただし、過去のカテゴリー制のランクはホテルのステータスを確認する上でひとつの基準となりますので参考程度でも憶えておいていただくと良いかと思います。
リッツカールトンと言えば獅子のエンブレムで有名ですね。
入口の表札(言い方あってますかね?3つ上の画像です)や、アフタヌーンティーの金の獅子(上の画像です)などが、一般的に多くの方に知られているのではないでしょうか
こちらリッツカールトン大阪の正面エントランスにはリッツカールトンの象徴である獅子が対になって鎮座しています。
これは私初めて見ました。
さすが初代リッツカールトン
この後いろいろご紹介していきますが、日本で最初のリッツカールトンは、日本で最も”リッツカールトン”を体感することができるホテルでした。(その意味はのちほど)
ホテル基本情報
宿泊に伴い基本情報をチェック(2021年11月1日現在)
- チェックイン:15時
- チェックアウト:11時
- 一般駐車場:2,100円/泊
- バレーパーキング:5,400円/泊
- 客室は24階~37階の高層階に291室
- クラブラウンジ:あり(34階)
- プール:あり
- フィットネスジム:あり
- 関空からはリムジンで60分弱「ハービス大阪前」下車
- 伊丹空港からは30分くらい「ハービス大阪前」下車
- 最寄駅はJR大阪駅、梅田駅、西梅田駅
その他細かいホテル情報は本文の中でご紹介していきます。
リッツカールトン大阪の予約方法
リッツカールトンの宿泊予約の際にはマリオットボンヴォイの公式サイトからの予約が特にお得ですが、皆様それぞれご利用の予約サイトがあるかと思いますので、料金比較しながら一番ご自身にあった予約方法をお選びください。
・マリオットボンヴォイ会員の方は公式サイトがお勧めです。
・一休ドットコムのステイタスをお持ちの会員の方はこちらがお勧めです。
一休ドットコムで料金をチェック
・楽天経済圏でポイントを貯めている方には楽天トラベルがお勧めです。
楽天トラベルで料金をチェック
マリオットグループのホテルを利用する際には「マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム・カード」を持っていると大変お得で、ワンランク上のホテルステイを楽しむ事ができます。
カードを所有することで、マリオットボンヴォイの上級会員「ゴールド・エリート」の資格を自動的に獲得する事ができます。
例えばお部屋のアップグレード、レイトチェックアウト他、私はホテルステイの概念が大きく変わるきっかけになりました。
カードの内容は下の記事に詳しくまとめてありますので、気になる方は要チェックです!
2021年の春に訪れたリッツカールトン京都で「マリオットボンヴォイ・エリート会員」として様々な特典を受ける事ができました。
宿泊記にまとめましたので良かったら参考になさってください。
リッツカールトン京都宿泊記はこちら
それではリッツカールトン大阪の宿泊記をお楽しみください。
ホテルまでのアクセス、周辺の様子は?
こちらは正面玄関からの画像。
大阪駅、梅田駅など駅に背を向けている方角ですので、駅から歩いてくる方はあまり利用しない。
車でお越しの方、パーキングはこちらを入っていきます。
歴史を感じる石の門柱
そして、この何十回と目にしてきた憧れのエントランス!
こちらは主に車でお越しのゲストが利用します。
車寄せのロータリーで、荷物をいったん預けたい方、バレーパーキングを利用の方はこちらに車を寄せます。
一般の駐車場を利用希望の方は、ここをグルっとターンしてすぐのところから地下の駐車場に潜っていきます。
憧れと言うのも・・・
こちらがリッツカールトン公式で利用されている映像。
予約サイト、文献、雑誌などこれまで本当に多くの場面で「リッツカールトン」と言えばこの画像が使われていたほど有名な画像。
リッツカールトンと言えばまずこの画像が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
やっと自分の画像でご紹介できる日が来ました。
驚きはエントランスだけではありませんでした。
このあと館内レビューでたっぷりとご紹介していきます。
さて、ここからはちょっと目線を変えて、駅方面からホテルまでの道のりを見ていきます。
JR大阪駅、梅田駅、西梅田駅などから地下道を通ってホテルに向かう場合
とにかくこのブルーに白抜きの案内板が地下道中にたくさんあります。
お隣のHERBIS大阪を目指していけば迷いようがないほどに案内板が目に入ってきます。
はじめての方でも安心して歩けます。
このまま行きますと一番近いリッツカールトン大阪の一番奥の地下出入口から入場できます。
様々なところからアプローチできるようにか、リッツカールトン大阪の入口はたくさんあります。
続いて地上からのアクセス
こちらはお隣のHARBIS大阪
建物の脇の塀にもこちらの案内
とにかくこのカラーリングで地上も地下も目立ちます!
歩いて進むとじきにホテルの入口
ここは確かホテルの脇の出入口かな?
とにかく迷路みたいなんです。
こんな感じでホテルの脇など周辺はひっそりと静かな通りになっています。
これが一歩中に足を踏み入れると驚きのにぎわいを見せる社交場の様。
ちょっとハリーポッターの世界観を思い出しました。
壁にも柱にもそして、見上げれば天井下にも
初めて訪れる人にとても優しい案内板でした。
リッツカールトン大阪・館内ツアー
今回は特別に館内ツアーの項目を追加しました。
明らかに日本の他のリッツカールトンとは異なる「お伝えしたくなる発見」が数多くありました。
たっぷりご覧ください。
Special antiques Gallery
こちらのホテル館内は、18世紀の貴族の邸宅をイメージして作られているそうです。
実際に行ったことのない時代背景も、入場するだけで伝わってくるものがあります。
廊下もご覧の様に天井低めで重厚感のある作りです。
「18世紀の邸宅」との事でしたが、館内はヨーロピアン・アンティークに囲まれたお城のごとく、19世紀、20世紀まで続くクラシカルで華やかな邸宅の装いとなっていました。
ホテルのコンセプトとして何度も使われる「第二の我が家の様にアットホームで落ち着いた雰囲気の空間」
言葉通り、ホテルの一角と言うよりも、お城に遊びにいくとこんなお部屋で待たされたりお茶をいただいたりするのかな~と言う、知らない世界への妄想が膨らむ空間でした。
卓上のランプに燭台、飾り棚や置物など、本当にホテルの装飾ではなく「お部屋のインテリアコーディネート」でした。
遊び心でしょうか?
ホテル内は迷路のようになっています。
お城の中に迷い込んでしまったような感覚
館内は自動扉を利用せず、すべて手動のとびらとなっています。
できるだけ機械的な部分を表に見せない・・・これもリッツカールトンのこだわりなんだそうです。
あ!もちろんエレベーターは電動です。
飾り皿や胸像もお部屋感出てます。
陶磁器の豪華テーブルセット
ホームパーティーではこのお皿やチュリーンが活躍したのでしょうか
こちらは中身もさながら、飾り棚の扉の装飾に注目ですね。
木の茶色がベースの館内では、白地に装飾のあるクロスが華やかで目立ちます。
館内には様々な場所に立派な油絵が飾られています。
作家の方のお名前は解りませんが、とても雰囲気のある空間でした。
ソファーはもちろんすわり心地抜群です。
館内はかなり混雑してチェックイン、チェックアウトのさいなどかなり時間がかかりますが、お連れの方もこのソファーに座っていれば何分でも待てるほど心地よいです。
決して広くはありませんが、ヨーロピアン・アンティークがお好きな方にとっては、ヨーロッパでお城見学にでも行ったような高揚感があるのではないでしょうか。
そしてこちらはレセプション前。
お花がかすむほどシャンデリアが美しく輝いてます。
人気のホテルと言う事で、日中は人の往来がかなりある為、なかなか撮影しずらく、私は少し時間をずらして静まり返ったころに館内をゆっくり見て回りました。
2023年冬・豪華クリスマスツリー
2023年11月に入り久しぶりにリッツカールトン大阪に行ってきました。
館内1階には所狭しとたくさんのクリスマスツリーが飾られ、あまりの華やかさに圧倒されてきましたので、その様子を少しですがご覧ください。
メインの玄関口を入ったところにこちらのツリーが飾られていました。
これだけでも十分に華やかです。
そしてフロントを超えた先の大広間には重厚で華やかなアンティーク装飾に囲まれた中心にズドーンとバラのクリスマスツリー。
この圧倒的な存在感は凄かったです。
とにかく大小様々なツリーがいたるところに飾られているんです。
こちらもキラキラと素敵ですよね!
この他にもお花やさんの中、ショップの中、カフェの中、などなど1階フロアだけでも10基以上のツリーがキラキラと輝いていました。
これは圧倒されました。
リッツカールトン大阪のロビーフロアーは重厚かつ華麗で温かみのある色味で、このウッディ―な茶色をベースとした調度品とクリスマスツリーのキラキラした華やかさの相性が抜群でずっと観ていても全く飽きが来ないスペシャルな空間でした。
お近くにお越しの際には是非館内をのぞいて見てはいかがでしょうか。
Asprey
そしてこちら!今回もっとも興味深かったAspreyのショップ。
Aspreyと言えば、リッツカールトンの宿泊記を執筆する際に必ず登場するリッツカールトン御用達のパープル・シリーズ。
もちろん、日本のリッツカールトンだけではなく海外のリッツカールトンでも登場します。(画像はリッツカールトン・シンガポール・ミレニアの浴室)
ようやく実際のショップに行くことができました!!!
正面はAspreyのモダンなデザインと、曲線美しいアンティーク・テーブルとのバランスが絶妙な演出でした。
こちらはパープル・シリーズのオリジナルボックスの限定品だそうです。
他にバッグなども飾られており、Aspreyの世界観をはじめて体感することができました。
ロビーラウンジ&ショップ
ロビーラウンジ入口のテーブルセッティングです。
ロビーラウンジの入口にはゴージャスな真紅のバラ
そして奥にはシャンデリアが輝き
とにかく豪華絢爛!
ロビーラウンジ内、席ごとの間隔もゆったりと、こちらもクラシカルでラグジュアリーな空間。
とにかくいつのぞいてもずっと混んでました。
時間によってピアノの生演奏も聞けます。
私たちがチェックインした16時ころも、心地よいピアノの音が館内に聞こえてきました。
そして!リッツカールトン・ブティックです。
しっかりとショップとして独立しています。
ショップ内はこの様になっています。
沖縄のリッツにもブティックがあった記憶が。ただ、沖縄ではちょっと郷土色の強い作品が数多くあった記憶です。
こちらではリッツならではのリネン関連や様々なリッツカールトンオリジナル製品が数多く販売されていてとても楽しむ事ができました。
「リッツカールトンロゴの入ったグッズってこんなにあったんだ!!」が率直な感想。
ネットショップで見るのとは違い、宿泊でリッツ熱が高まっている時に、この様にゆっくりと見て回ることのできるショップがあるのはとてもワクワクして楽しかったです。
これはリッツファンには嬉しいですね。
更に!リッツ・ブティックとは別に「リッツカールトン・グルメショップ」
こちらはベーカリーやアルコールをはじめ、お土産にちょうど良いナッツや紅茶、他にも左手奥にはチョコレートのコーナー。
ガラスのショーケースでは生ケーキの販売。
東京のリッツカールトンの1階にもショップ兼カフェがありますが、この様に単独でショップとして展開されているのは初めてで、これもまた嬉しい初体験として楽しめました。
品数も多く、見ていてとても楽しいです。
ちなみに私はここのチョコレートのコーナーで2,000円分をお土産で購入。
なんと!この分はホテルオリジナルのマリオット会員特典として2000円分のホテルクレジット分をチェックアウトの際に割引していただき、実際には160円だけのお会計となりました。
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リッツカールトン大阪 宿泊記
ようやくお部屋のご案内り進みます。
リッツカールトン大阪のお部屋紹介
ザ・リッツ・カールトン大阪には全部で291部屋が用意されています。
宿泊フロアは24階~37階です。
- 24階 ~ 32階 : レギュラーフロア
- 33階 ~ 35階 : クラブフロア
- 36階、37階 : スカイビューフロア/クラブスイート
34階にはクラブラウンジがあります。クラブラウンジは「クラブ」とつくお部屋にご予約ご宿泊の方だけがアクセスできる特別な空間です。(基本的にアップグレードによってクラブフロアに宿泊の方はラウンジアクセス権はありません)
- ベーシックな部屋は「スーペリアルーム」と呼ばれ43㎡の広さです。
- 「デラックス」とつく部屋は広さ51㎡で角部屋2面ガラスが基本です。
お部屋の種類をまとめてみます。
- スーペリアルーム(43㎡)24~32階
- デラックスルーム(51㎡、角部屋)24~32階
- スカイビュー・スーペリア(43㎡、36階以上)
- スカイビュー・デラックス(51㎡、36階以上、角部屋)
- クラブ・スーペリア(43㎡、ラウンジアクセス権あり)33~35階
- クラブ・デラックス(51㎡、ラウンジアクセス権あり、角部屋)33~35階
角部屋、高層階指定、ラウンジアクセスなど、目的に併せてお選びいただけます。
ご予約の際は参考になさってください。
尚、現在はリッツカールトンではすっかりお馴染みの「お部屋までのご案内」は休止中です。
エレベーターまでご一緒してくださり、そこからは自分たちだけでお部屋に向かいます。
それでは話しを元に戻して宿泊記を続けていきます。
今回の予約内容と、今回ご用意いただいたお部屋
今回はクラブラウンジへのアクセス権のある「クラブ・スーペリア・ルーム」を予約しました。
予約はマリオット・ボンヴォイの公式サイト・・・と言いたいところなのですが、実はいつもゴールドエリートデスクに電話して予約を取ってもらってしまっています。
今回ご用意いただいたお部屋は3401号室。
今回はアップグレードはなかったのですが、この部屋、実は個人的に大当たりのお部屋でした。
クラブフロアのお部屋は33~35階で、クラブラウンジが34階のエレベーターを降りてすぐ右手に有ります。
そして、今回の3401号室
エレベーターを降りてエレベーターホールをラウンジと逆に向かいます。
突き当たって左右に廊下が広がるわけですが、3401号室は突き当たって右に向かい一番手前のお部屋でした。
そうなんです。
クラブラウンジから最も近いお部屋だったんです。
前回リッツカールトン日光の時に左右にかなり歩かされるお部屋でしたので、今回のエレベーターにもクラブラウンジにも10秒でた辿り着くこのお部屋は、個人的に最高でした。
ルームレビュー
いよいよ室内に入室です。
こちらのお部屋は場所の都合もあり、入口入って右手がバスルーム、左手がお部屋になっています。
これまでリッツカールトンでは縦長のお部屋に泊まっていたので、この様な振り分けタイプのお部屋は初体験でした。
入口正面がクローゼットになっていています。
セキュリティーボックスは時代を感じますね。
スリッパはセキュリティーボックス下の引き出しに有ります。
入って右手、バスルームの手前にホームバーのエリアがあります。
こちらのリッツカールトンではまだお水はペットボトルで提供されていました。
冷蔵庫の中身です。
特に特筆するものはありませんでしたので「一般的」といって良いのではないでしょうか?
ここで、左手のお部屋に移動します。
窓からきれいな夕日が見れました。
正面にはヘリポートを見渡しながら、その向こう側に川?でしょうか?見渡すことができます。眼前に圧迫感のあるビルがないので解放感があってよかったです。
室内は一言でいうとクラシカル。
カーテン、机と全体的に重厚感のあるお部屋です。
大画面テレビにDVDプレーヤーも備え付けられています。
入って正面にドーンとベッドが置かれ、左サイドに一人かけのソファが2脚並んでいます。
館内がかなり濃密な空間だったせいか、部屋内は白の壁に、額物もモノトーンの軽いものが飾られていて、とてもシンプルに感じました。
ベット周りはイタリア フレッテ社製のリネン&シーリー社製オリジナルベッドとの事。
専門的な事は解りませんが、シーツの感触とベッドの寝心地が最高である事だけ体が理解しました。
毎日このベッドで寝たい・・・
ベットサイドの台に内蔵されているライトのスイッチ類。
時代を感じさせる趣きでした。
一変、こちらは最新の設備です。
今、全室にこちらのBOSE社製のブルートゥ―ス対応スピーカーが用意されているそうです。
窓からたっぷりの光を背に受け、書きものに集中できそうなシンプルな机まわりになっています。
そして衛生面。
今は緊急事態宣言も完全にあけましたが、この衛生面の取り組みはこれからも続けていきたいですね。
こちらのホテルはとても親切で、カラーで一目でわかりやすいこちらのダイニングガイドが部屋に置かれています。
続きましてバスルームに移ります。
まず目を引いたのがこちらの花生け。
ホッとする瞬間でした。
室内は右手からシャワールーム、個室になっているお手洗い、正面に2口の洗面があり、左手に大き目のバスタブがあります。
今回はしっかりと獅子のエンブレムが△に収まっていました。
なんだか久しぶりにみた気がしました。
そしてもちろん、バスアメニティーはAsprey
そして正面鏡の前になにやらカラフルな器が・・・
これ、ブルターニュ産のバスソルトでした!
今回はカモミールを入れてみました。
この鏡の前のカラフルで華やかな感じ・・・いい感じでした!
ガラス類が青いところもまたいい感じです。
バスルームは上品な白系の大理石に覆われ、バスタブも広く、お花や入浴剤、グラスなど所々に華やかな挿し色がはいりとても爽やかで快適な空間でした。
お部屋の感想
クラシカルでシンプル、空きのこないコンパクトなお部屋。
高層階からの眺めはとても良く気持ちの良い解放感がありました。
設備などはさすがにかなり旧型ではありましたが、宿泊において何か不便があったか?といわれると特に大きな問題もありませんでした。
ベッドとバスルームの居心地がとても良かったので個人的には満足でした。
今回のお部屋の様なクラシカルな雰囲気がお好きな方にはこんなホテルもお勧めです。
東京の椿山荘↓↓
また、ハワイのカハラホテルもクラシカルの王道の様なホテルでした↓↓
クラブラウンジへのアクセス
続きまして今回の宿泊の一番大きな目的ともいえる「クラブラウンジ」のご紹介です。
34階のエレベーターを降りて右を向くとすぐ、この映像が目に入ってきます。
本来ですと、クラブフロアに宿泊の場合、チェックインはこちらのラウンジで行われるのですが、現在コロナ禍の影響により、チェックイン、チェックアウトは全て1階フロントにて行われています。
ラグジュアリーで解放感あるクラブラウンジでは1日5回のフードプレゼンテーションを楽しむ事ができます。
またお飲み物もアルコールからジュース、ペリエ、珈琲、紅茶と幅広く楽しむ事ができます。
更に、高層階のラウンジと言う事で景色も抜群!
夜の夜景を見ながらいただくカクテルタイムは最高に贅沢な時間を演出してくれます。
クラブラウンジのご紹介については特集記事にまとめました。5回のフードプレゼンテーションやサービスをこまかくリポートしてきましたので是非参考になさってください。
プール&フィットネス
リッツカールトンと言えば、毎回宿泊の際の楽しみの一つがプールです。
前回は「温泉リッツ」と言うことで、リッツカールトン日光ではプールがありませんでした。
リッツカールトン大阪のプールは6階にあります。
コチラは四季折々に表情を変える中庭を見渡せる、自然光あふれるプール。
また、大好きなジャグジーはインドアに一つ、アウトドアに一つ、と、合計二つある点も魅力的です。
特にアウトドアのジャグジーは日中は緑と、色とりどりのお花に囲まれた「都会のオアシス」的なとても心地の良い空間でした。
また夜はライトアップされて昼間とは全く違ったアダルトな雰囲気となっています。
所々にだいぶ錆が目に着く点が少し気になりました・・・
ただ、20年以上経過しているホテルの設備としてはいたしかたなし・・・ですかね~。あまり細かい点が気になってしまう方は夜の利用、または屋内ジャグジーをお勧めします。
リッツカールトン大阪のプールについてはもう少し細かい情報を特集記事にまとめてありますので参考になさってください。
ホテル内の様子はここまで。ここからはSPGアメックス、マリオットボンヴォイポイントについてのレポートをシェアしていきます。
ご興味ありましたら引き続きお楽しみください。
マリオット・ゴールドエリート・レポート
SPGアメックスカードの所持・使用、マリオットボンヴォイ会員特典、ゴールドエリート会員特典など、今回も様々なメリットをいただきましたのでご紹介していきます。
まずはレギュラー特典から
- アップグレード:アップグレードはありませんでした。ただし、クラブラウンジから最も近い部屋をご用意いただき、結果的に大満足となりました。
- レイトチェックアウト:通常チェックアウトが11時のところ14時までのレイトチェックアウトをいただきました。
- ウェルカムギフト・ポイント:500ポイント獲得
- ウェルカムドリンク:特にありませんでした。
- SPGアメックスカード決済で100円に付き6ポイント獲得
- 通常のゴールドエリート特典として部屋付すべての決済に対し(税、サ抜き価格)1ドルにつき12.5ポイントの獲得
その他の特典
リッツカールトン大阪限定・マリオットエリート会員特別チョイス特典
- 1階のイタリアンレストラン「スプレンディード」での朝食が1泊につき30%割引優待(2名まで)・・これ3泊なら3日分の朝食毎日対象になります!これ凄い。
- オーナーバーでご利用いただける1滞在につき2,000円のクレジット
- グルメショップでご利用いただける1滞在につき2,000円のクレジット
- インルームダイニングでご利用いただける1滞在につき2,000円のクレジット
- ESPAスパトリートメントの15分延長優待
以上の5つの中から一つをお選びいただけます。
今回私はクラブフロアでの宿泊でしたので実質朝食付きとなっていましたので、3番の「リッツカールトン・グルメショップでの2,000円クレジット」を利用。
お土産にチョコレートを2,000円分購入しましたので諸費用160円のみの支払いで2,000円分ディスカウントしていただきました!
スパエリア無料サービス/プールやフィットネスジム利用の際に通常1,100円かかる温浴設備(風呂、サウナ、スチームサウナ)付きのスパエリア利用が無料。
今回獲得したマリオット・ボンヴォイ・ポイント
今回の宿泊で現在までに合計9,435ポイント獲得しました。
- ベースポイント:5,948ポイント
- エリートポイント:1,487ポイント(プラス25%)
- ウェルカムギフトポイント:500ポイント
- キャンペーンポイント:1,500ポイント
更に、SPGアメックスカードで精算しましたので、100円ごとに6ポイントの獲得となります。この分は予定では来月12月1日に私個人のアクティビティに反映されてくる予定です。
今回、チェックインの際にフロントで受け付けしていると、横の方にフロントの方がマリオットボンヴォイへの入会をお勧めしているのが聞こえてきました。
私もこれまで「ホテルの上級会員」と言うものにそんなに強い思いがなかったのですが、実際に自分が利用してみると本当に申込みをしておいてよかった。これにつきました。
個人的にリッツカールトンと言う自分が泊まりたいと思うホテルブランドがグループホテルにあった点が大きな理由ですが、リッツの他にもシェラトン、ウエスティン、W、セントレジス、JWマリオット、人気のハワイではロイヤルハワイアンやモアナサーフライダーもグループホテルなんです。
私は入会前にリッツカールトン沖縄、シンガポール、東京と3か所に泊まりました。
決して何か不満があったわけではありませんが、ゴールドエリートになってから泊まったリッツカールトン滞在の際には明らかにお得な事、嬉しい事が増え「もっと早くに入会しておけばよかった」と実感しています。
こちらはマリオットボンヴォイ入会後に初めて行ったリッツカールトン東京の宿泊記です。この時はクラブフロア予約でしたが更に素敵なお部屋にアップグレードしてもらいました。
そんなたくさんの特典を受けられるマリオット・ゴールドエリート会員資格は、マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードを所持するだけで、そのエリート会員資格がもらえるんです!旅行好きの方には是非お勧めしたいクレジット・カードのポテンシャルを徹底的にご紹介していますので、気になる方は要チェックです!
また、リッツカールトン大阪は、マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードの更新特典としてもらえる「無料宿泊特典」で泊まることのできる対象のホテルでもあります。
私が直近で(2022年5月13日)にチェックした段階では1日だけ50000ポイントの日がありました。
また、今年からスタートしたマリオットの新しいポイントシステムにより、特典としてもらえる「5万ポイント分の無料宿泊特典」に自分の手持ちのポイントを15000ポイントまで足して65000ポイント分までのお部屋に無料宿泊できるようになりました。
リッツカールトン大阪のポイントをみてみると平均して58000ポイント以上で65000ポイントまでで泊まれる日がかなりありました。
個人的に継続特典を利用して泊まるお勧めホテルのひとつです。
このホテルに無料で宿泊できるのはちょっとやりすぎでは?と思ってしまうほどお得感のあるスペシャル特典ではないでしょうか。
無料宿泊特典など、ポイントの活用方法についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
それでは最後に、最も気になってくる今回の宿泊にかかった費用を発表します。
今回の宿泊にかかった費用
今回の予約をもう一度振り返ります。
予約内容:クラブスーペリア・キングルーム(クラブラウンジへのアクセス付き)
ホテルからのスペシャルオファー:宿泊料金25%割引
通常料金は86139円で提示されていたお部屋です。
今回「宿泊明細書」の内容は?
- 室料 64,600円(25%引き料金)
- サービス料:9,690円
- 消費税:7,429円
- 宿泊税:600円
- パーキング代 2,100円/日
- グルメショップ利用:2,160円
- ゴールドエリート特典割引 ▲2,000円
合計 86,579円でした。
普段最低でも10万円以上するお部屋。
さらに繁忙期のお高い時期ですと、税、サービス料込の総額で145,000円以上もするお部屋でした。
緊急事態宣言が解除される前に取っていた予約でしたので、料金もオフピーク~スタンダード設定で、更に25%のマリオット会員限定の割引適用価格と言うことで、比較的安い値段で予約することが出来ました。
更にたっぷりのポイントも獲得できて、かなり満足度の高い宿泊となりました。
ザ・リッツ・カールトン大阪 所在地
それでは最後にホテルのインフォメーションをお届けします。
ザ・リッツ・カールトン大阪
〒530-0001
大阪府大阪市北区梅田2-5-25
TEL:06-6343-7000
公式サイトはこちら
リッツカールトン大阪宿泊記「感想」まとめ
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
冒頭でお伝えしましたが、リッツカールトン大阪は、日本で最も”リッツカールトン”を体感することができるホテルでした。
とても興奮して、とても感動しました。
リッツカールトンブティック、グルメショップ、Asprey直営ショップ、そして正面エントランスに鎮座するリッツカールトンの象徴である2匹の獅子。
リッツカールトンの事をより深く知ることのできるたくさんの要素がたっぷりと詰まったホテルでした。
まだ日本にこちらの1軒しかリッツカールトンがなかった約10年間。
訪れたゲストの人に「リッツカールトン」についてより多くの事を伝えるべく、日本リッツカールトンのフラッグシップ・ホテルとしての役割をになってきたのだと感じました。
本当に多くの人が体験してきたホテルでありますが、これからリッツカールトンにご興味を持たれる方もたくさんいらっしゃるはずです。
日本には沖縄、京都、日光、東京、福岡と他にも魅力的で素晴らしいリッツカールトンホテルがありますが、是非一度は、リッツカールトン大阪に足をはこばれることをお勧めします。
少し時間のたった「古き善きホテル」と言う事で、現代的なモダンで洗練された雰囲気とはちょっとかけ離れますが、リッツカールトンファンにはたまらないホテルかと思われました。
ここは他のリッツカールトンにはない活気と、リッツカールトンの歴史が詰まったホテルでした。
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