ANAから「羽田空港発着国際線・第2ターミナルからの就航再開」の発表がありましたので内容を詳しくご紹介していきます。
こちらはコロナ禍でのスタートとなり2020年3月29日からスタートしわずか13日後の2020年4月10日までのわずか13日間で利用休止となっていました。
※2024年2月、パリへの出張の際についに羽田空港国際線第二ターミナルのスイートラウンジを利用してきました!!!感動的に素晴らしいラウンジ体験となりましたので、ご興味あります方は是非参考になさって下さい。
今回の発表では路線数も少なく、まだまだ試運転状態と言った様子ですが、徐々に拡大していくことと思われます。
今の段階で発表されている内容をまとめますので、ご興味あります方は是非チェックしていただければ幸いです。
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Contents
羽田空港 第2ターミナル国際線 再開の概要
これまでは【羽田空港国際線=羽田空港第3ターミナル】と言う認識の方が大多数をしめているかと思います。
そんな中、2020年3月29日から13日間だけ羽田空港第2ターミナルに解放された「幻の国際線エリア」がこの度、いよいよ再開すると言うお話です。
ここからは再開に伴い発表された内容をもう少し細かく見ていきます。
ANA羽田空港国際線第2ターミナル|再開の日程と就航路線
それでは発表の内容を見ていきましょう。
再開日:2023年7月19日(水)
出発便は以下の通りです。
目的地 | 便名 | 出発時刻 |
香港 | NH859 | 8:55 |
台北松山 | NH851 | 9:50 |
ロンドン | NH211 | 9:55 |
上海虹橋 | NH969 | 10:05 |
台北松山 | NH853 | 13:20 |
※上記便の対象となる期間は、7月19日(水)~10月28日(土)搭乗分までの予定です。
スタートの時点ではあくまでも「限定の便のみの出発」となっています。
再開に伴う注意事項(気になる点)
まだスタート初期段階の為、この先注意事項が増えてくるかと思いますが、まずは現段階で注意が必要と思われる点、気になる点を下記します。
- 海外旅行は1年~2年に1回くらいと言う方も多くいらっしゃると思いますが、その方々にとっては「羽田空港国際線=第3ターミナル」と思っている人が大多数を占めると思います。まずはそんなニュースがあると言う事だけでも気にかけておいていただくのが良いと思います。
- 同一路線でも時間や便名によって第2ターミナル出発と第3ターミナル出発が混在しますので注意が必要です。
- 発表には「到着便は当日確定します」と書かれています。搭乗者は言われるがままでしかありませんが・・・お迎えの方など間違えて「第3ターミナル出口にいっちゃった」なんてことが多発しそうですのでご注意ください。
- 「上記便の対象となる期間」として~2023年10月28日までと書かれています。まずは一定期間やってみながら、段階的に変更、調整が入る可能性があると言う事ですかね?
- 東京国際空港ターミナルの発表より「運用時間は5:00~13:30。※運用時間は変動する場合あり。」との事。2020年のスタート当社は24時間稼働を掲げていましたので、こちらも段階的に伸びていくのかと思われますので、気になる方はこまめにニュースリリースをチェックしていただくことをお勧めします。
だいたい今の所思いつくのはこんなところでしょうか?
東京国際空港ターミナル株式会社のサイトはこちら。お知らせの「2023年5月22日(月)の欄をクリックすると今回の詳細をPDFで見る事ができます。
羽田空港国際線第2ターミナルってどこにあるの?
私もまだ実際に行ったことはありませんが、だいたいの場所を確認してみます。
まず全体像としましては、現在の第2ターミナルの一番右側に位置しています↓↓
※画像は東京国際空港ターミナル株式会社のニュースリリースより。
上図の赤枠の部分が、現在進行形で私たちが利用している国内線第2ターミナルのチェックインカウンターが並ぶエリアです。
※画像は東京国際空港ターミナル株式会社のニュースリリースより。
ちょっと見ずらいですが、上の画像の「C」と書かれた所が、下の画像の「C」の部分にあたります。
これまでの国内線利用では、この位置からは皆さんC方向を目指して動きますので、ここより右手に注目する方は殆どいらっしゃらなかったですね。
Cに向かって右手を見るとご覧の様な風景で、先にシャッターが下りていて行き止まりになっています。
現在は左奥のカウンターでは国内線のツアー会社のデスクとして利用していました。
上の案内図の黄色い線の部分がちょうどシャッターの降りている部分になります。
7月19日からはあの大きなシャッターが再び解放され、国際線エリアが登場してくるわけですね。
この場所ですと一番近い駐車場はP4になりますね。
但し、到着便が第2ターミナルとは限りませんので、あくまで「出発の際の最寄駐車場はP4」と言うことになります。
ちょっと情報が乏しいので6月に入ったら一度現地に行って調査してきたいと思います。
羽田空港第2ターミナル国際線エリアに3つのANAラウンジが誕生!
ここからがANAで上級シートをご利用の方、ANAファンの方、SFCをお持ちの方、現在修行中の方、皆様が特に楽しみになさっている点ではないでしょうか?
プレスリリースにはサラッと「国内最大級の広さの国際線出発ラウンジもご利用いただけるほか、同じ第2ターミナルに発着するANA国内線との乗り継ぎも便利です。」と書かれています。
3年間の閉鎖期間を経て、いよいよスタートする3つの「ANAラウンジ」をチェックしていきます。
羽田空港第2ターミナル国際線|ANAスイートラウンジ
まずはANAスイートラウンジから見ていきましょう。
最初に気になった点は、画像の説明に「3階ダイニングエリア」と「4階バーカウンター」と書かれていましたので、3、4階の2フロア―を利用する感じの様ですね。
ANAの発表している画像を参考に見ていきます。
ボックスタイプの座席はそのまま居座ってしまいたくなりそうなほど居心地がよさそうですね~。
モダンでスタイリッシュと言いますか・・・見ているだけで快適そうです。
席数も多く、とても楽しみです。
私は2024年3月までANAダイヤモンドメンバーサービスを利用させていただくことができますので、何とかダイヤのうちにこちらを一度は体験してみたいです~・・・
現在稼働中の羽田空港第3ターミナル国際線ANA SUITE LOUNGEについては、こちらの滞在記で詳しくご紹介していますので参考になさってください↓↓
羽田空港第2ターミナル国際線|ANAラウンジ
続いてANAラウンジを見ていきます。
今は画像からのイメージでしかお伝えできませんが、こちらも広々して使い勝手がよさそうですね。
個人的には大好きなカレーとお蕎麦があれば殆ど満足です(^^)
シャワールーム、ボックスシート、バーカウンターの目の前は大きなガラス張りで解放感がありますね。
こちらも楽しみです。
羽田空港第2ターミナル国際線|ANAアライバルラウンジ
さて、こちらが今回特に注目していきたいANAアライバルラウンジです。
国際線の長旅の疲れをいやすとともに、乗継の方には乗継時間を快適に、有意義に過ごすことのできるラウンジとなります。
ビジネスサポート環境あり、また、こちらの注目ポイントは、なんと!ラウンジの中に足湯エリアがあり、目の前の飛行機を見ながら足湯に浸かって疲れをいやす・・・なんとなく利用してみたい・・・。
また、パンやおにぎりなどの軽食が用意されている様です。
こちらは国内線のスイートラウンジで提供されている軽食と同じ様ですね。
※ANA国内線・羽田空港スイートラウンジの様子はこちらの記事で詳しくご紹介しています↓↓
また、こちらは国際線到着の乗客以外も利用できる様です。
ANAアライバルラウンジについては、ANAダイヤモンドメンバーとANA Million Miler Program「ラウンジアクセスカード」をお持ちの方で、当日のANAグループ運航便の国内線で到着した人も利用できるそうなんです。
これは嬉しいですね!
まだまだこれからスタートするサービスなので色々と情報がアップデートしていくと思いますが、とにかく旅の楽しみがまた一つ増えました。
ANAラウンジの細かい情報はANA公式HPをチェックしてみてください。
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その他の気になる点をピックアップ
属性は従来の第2ターミナルですが、国際線エリアはこれまで閉鎖していたレストランなど、3年前から時が止まっていた施設が一斉に動き出す、いわば新しい一画となります。
新しい飲食店や、現在のニーズにそった施設がどんどんオープンしてくると思います。
そんな新施設で注目は「パワーラウンジ・プレミアム」です。
※画像は羽田空港国内線のPower Lounge
羽田空港国際線のカードラウンジとしては、航空会社の提携があるTIATラウンジでは食事の提供がありますが、そのTIATラウンジに次いで2軒目となる「食事の提供があるカードラウンジ」になります。
パワーラウンジと言えば羽田空港国内線ではお馴染みのラウンジで、とにかく綺麗!で航空会社ラウンジにも劣らぬ居心地の良さが人気のラウンジです。
※羽田空港国内線のパワーラウンジについてはこちらでご紹介しています↓↓
※尚、国内線パワーラウンジ、国際線TIATラウンジ、今回の国際線パワーラウンジでは、それぞれ入場資格を持つクレジットカードの種類が異なっていますのでご注意ください。
また、コロナ禍の一時期だけの限定となってしまいましたが、羽田空港でプライオリティパスが唯一利用可能となっていたANAラウンジでの利用が終了してしまった為、現在、羽田空港内にはプライオリティパスを利用できるサービスがひとつもありません。
海外からのゲストが物凄い勢いで回復してきている現在、ここはひとつでもプライオリティパスを利用できる施設ができてくれることを大きく期待したいです。
以上となります。
まとめ
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
現段階ではすべてが「これから」の情報となりますので、実際に稼働する時が楽しみです。
昨今、日本にはもの凄い数の外国観光客の方々が訪れてきています。
第2ターミナル国際線の再開でますます賑わってくることは明らかですね。
その日を楽しみに待ちたいと思います。
それでは皆様楽しいご旅行を!
※余談ですが、いよいよ6月に入ると、ANA国際線燃油サーチャージがまた一段階引き下がります。まだまだ高いですが、ようやく少しずつ買いやすい値段に戻りつつあります。
国際線の航空券購入を検討中の方には要チェックの時期となりますね。