ANAが8月1日搭乗分よりプレミアムポイント2倍キャンペーンをスタートしました。
2023年7月1日更新:今年もPP2倍キャンペーンがやってきました。今回のターゲットは「国際線限定」。昨年とは全く違う状況での国際線修行。最新の考察をアップしましたので参考になさってください。PP単価5円台、6円台がどんどん出てきています↓↓
すでに皆様ルートを決めている方も多いかと思いますので、こちらの記事は、まだ路線を決めかねている方に参考にしていただければ幸いです。
※ANA【SFC修行2022】後半戦!国内線のPP2倍を徹底検証。の公開がスタートしました。キャンペーン限定の獲得PP早見表、羽田発着PP単価一覧、プラス500の全路線PP単価表を掲載。データを見ながらお得路線を検証していますので是非チェックしてみて下さい。
※尚、今回の考察もすごく長くなっていますので、目次から気になる点だけピックアップしてみてください。
つい先日の7月31日搭乗分までは「プレミアムポイントがどのルートでも+1000ポイント」のキャンペーンをやっていましたので、7月31日までに解脱のルートを組んでいなかった方には嬉しい大チャンスの継続ですね!
これからの時期は残りの夏休み、秋の旅行シーズンなど航空券的にみると「お値ごろな航空券がみつけづらい」シーズンでもありますね。
そこで今回は「今年も残り5か月!今からスタートするSFC修行」について考察していきます。
こちらの記事はこんな方に特におすすめの内容です。
- これからSFC修行にチャレンジしてみようと検討中の方
- SFC修行の途中。残りのルートをこれから検討する方
- すでにこれまでにプラチナステイタスを獲得!その気もなかったけどPP2倍ならダイヤモンドにチャレンジしてみようかな?と迷われている方
その他、飛行機修行に少しでもご興味がある方は是非チェックしてみてください。
SFC修行って何?ANA上級ステイタスって何が良いの?とっておくべき?
※まだご存じない方には、こちらの記事にANA上級会員のメリットなどまとめてありますので参考になさってください↓↓
それでは本編をお楽しみ下さい。
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Contents
- 1 「SFC修行2022|ANAプレミアムポイント2倍キャンペーン|考察」の目次
- 2 ANAプレミアムポイント2倍キャンペーン概要
- 3 SFC修行考察|海外路線
- 4 SFC修行2022|PP2倍キャンペーン考察①海外修行編まとめ
- 5 SFC修行考察|国内線
「SFC修行2022|ANAプレミアムポイント2倍キャンペーン|考察」の目次
ANAプレミアムポイント2倍キャンペーンはまさに「SFC修行の為のキャンペーン」と言って良いですね。
せっかくの機会ですのでキャンペーンを存分に楽しんでいきたいと思います。
そこで、今回は考察を①と②に分けて、2つの記事を公開していきます。
- 「SFC修行2022★ANAプレミアムポイント2倍キャンペーン★考察①」では、キャンペーンの概要と、海外修行で獲得できるPP数や、おすすめ路線、参考PP単価を考察していきます。
- 「SFC修行2022★ANAプレミアムポイント2倍キャンペーン★考察②」では、これから12月までの期間に利用できそうな国内修行路線の考察をしていきます。
尚、こちらの記事「考察①」の前半はキャンペーンの注意点や概要ですので、すでにご存じの方は後半の「SFC修行海外編・考察」からご覧ください。
あと、私も急きょSFC修行後半戦に参戦してダイヤモンドステイタスを目指そうかと検討中です。
考察②の方でルートや見込みの予算、PP単価も発表したいと思います。
尚、考察②はこれから作成しますので、2、3日後に公開予定です。
ANAプレミアムポイント2倍キャンペーン概要
すでに皆様、よく御存じかと思いますが、念の為、初めてご覧になる方もいらっしゃいますのでキャンペーンの概要を簡単にまとめます。
キャンペーンの詳細
今回のキャンペーンは「参加登録」は不要です。
- ANA便名での予約で、ANAグループ運航(コードシェア、共同運航など)のすべての運賃の国内線に搭乗すると、通常の2倍のプレミアムポイントが積算されます。
- ANA便名で予約の国際線で「ANA機材の搭乗のみ」通常の2倍のプレミアムポイントが積算されます。コードシェア、共同運航であっても他社の飛行機に搭乗の場合は対象外となります。
- 一部対象路線に搭乗の場合は、1回の搭乗につき500プレミアムポイントが追加でもらえます。
以上となります。
キャンペーンの対象者
参加登録不要のキャンペーンでありますが、唯一の条件としてANAマイレージクラブ会員である必要があります。
未入会の方は、まずはANAマイレージクラブへの入会手続きが必要です。
ANAマイレージクラブの詳細、新規入会のご案内はこちら
一部対象路線とは?
ANAが指定する以下のルートのフライトについては「プレミアムポイント2倍+さらに500ポイントを加算」するという大盤振る舞い!!
東京(羽田)発着/大館能代、八丈島、能登、富山、米子、鳥取
大阪(伊丹)発着/函館、青森、秋田、仙台、福島、新潟、松山、萩、石見、高知、福岡、大分、熊本、長崎、宮崎、鹿児島
福岡発着/仙台、小松、大阪(伊丹)、五島福江、宮崎
札幌(千歳)発着/女満別、根室中標津、稚内、青森、秋田、仙台、新潟
※獲得PP数は下の別項に掲載しています。
プレミアムポイント2倍が適用される搭乗期間
プレミアムポイントが2倍になる搭乗期間は下記の通りです。
2022年8月1日(月)~2022年12月31日(土)
このキャンペーン期間はありがたいですね!
今回のキャンペーンのポイント、注意点
それではいくつか注意点がありますので見ていきます。
ポイントその1 国内線機材について
国内線の場合、提携航空会社が運航するコードシェア便も対象となりますが、必ずANA(NH)便名で予約、搭乗した場合のみが対象です
→ ANAで予約してピーチ航空やソラシドエアーの機材だった・・は◎。ピーチやソラシドで航空券を予約して、その飛行機がANAとの共同運航だったとかは×。簡単にはこんな感じです。
ポイントその2 国際線機材について
国際線の場合はもう少し条件が絞られ、あくまでもANA(NH)便名で予約・搭乗した「ANA機材の飛行機への搭乗」のみが有効となります。
→ 例えば・・・ANAのサイトから日本~ハワイを予約して、飛行機はユナイテッド航空。とか、日本~シンガポールを予約して、飛行機はシンガポール航空の機材だった、とか。
この辺は全部×です。
ポイントその3 対象運賃の詳細について
今回のキャンペーンの大きな目玉のひとつが、これまでのキャンペーンでは「積算率75%以上の運賃のみが対象」でしたが、今回ついに「すべての運賃」がPP2倍の対象となりました。
例えば・・・
- ANAのサイトをよくご利用の方は効きなじみがあるかもしれませんが、タイムセールやANAキュンなど、普通運賃の早割運賃(スーパーバリュー75とか)とは別の”特別なセール運賃”
- また、旅行代理店やダイナミックセールなど旅行会社の宿泊+航空券のセットで購入する際の航空券。
などなど↓↓
これらの運賃はANAの運賃種別では「運賃8」に属し、積算率は50%です。
積算率っつ何?
搭乗するともらえるANAマイルやプレミアムポイントを計算する際に積算される運賃倍率の事。
簡単には、金額の高い運賃を予約すると75%→100%→125%→150%と積算率が上がっていくので、獲得できるマイル数やPP数が多くなる。
これらの運賃8は、これまではPP2倍キャンペーンなどのプレミアムポイントの特別キャンペーンの際は対象外となっていました。
こちらの運賃8も今回は「プレミアムポイント2倍」の対象になります。
すでに秋以降の便で「スーパーセール運賃やツアー料金で購入済み」なんて言う人もしっかりとPP2倍の対象となってます。
ポイントその4 キャンペーンの各種期限の詳細
プレミアムポイントが付与される期間について。
通常分は普段通りですが「2倍されたボーナスPP分」は”搭乗した月の月末に締め、翌月末までに積算されます”
つまり、12月に搭乗した分の「2倍分」に相当するPPは翌1月末までに付与されます。
プレミアムポイントの年度の締切は12月31日。
ただし、今回のボーナス分で「2022年12月に搭乗し2023年1月に付与される分のプレミアムポイント」は、2022年分の実績としてカウントされます。
ポイントその5(注意点)事後登録の注意点
事後登録の場合、2023年1月13日(金)までの登録完了分がキャンペーン対象となります。
例えば・・・
先ほどの旅行代理店から購入したツアーやパッケージ料金でANAに搭乗の場合などで、あとから自分のマイレージ番号を登録して紐づける方はご注意を!
2023年1月14日以降の事後登録の場合、キャンペーンに該当する「倍分のプレミアムポイント」の積算はされません。
ポイントその6(注意点) 中止のリスクについて
新たに国や都道府県から感染症拡大防止の対策が講じられた場合には、予告なくキャンペーンが中止になる可能性があります。
この方針を大前提としてご了承の上でスタートする必要がありますね。
ポイントその7
今回ANAの発表がある少し前にJALから「フライオンポイント2倍キャンペーン延長」の発表があり、このJALのキャンペーンが「国際線も含む」と言う事でした。
そしてここはANAも「PP2倍キャンペーン」に国際線も含んできました。
ポイントその8
多くのご質問がありましたので項目追加しました。
キャンペーンの2倍分ボーナスポイントの付与は、翌月の月末です。
参考までに私は翌月の29日付けでボーナス分のポイント付与がありました。
以上が今回のキャンペーンの概要になります。
ボーナスポイント+500路線で獲得できる「獲得PP一覧表」
ここで今回のキャンペーンで注目の「1搭乗につき、さらにプラス500PP」の路線で獲得できるプレミアム・ポイントの一覧表をつくりましたのでご覧ください。
※尚、こちらの表は片道で獲得できるプレミアムポイントの合計を一覧にした表です。
もし普通に往復して修行される方は「×2」で計算してください。
羽田発着ボーナス路線(片道)
羽田発着の路線からは6ルートがエントリーされました。
プレミアムポイントを2倍して、さらにプラス500ポイントしてこの数字ということで、確かに、通常ですとなかなか修行では利用しずらいコースですね。
伊丹発着ボーナス路線(片道)
今回驚いた点の一つが、なんと特別コースとして伊丹発着で16コースもの大量エントリーがされて来ました。
私は羽田発着がベースなのであまりピンと来ないのですが、片道で1500ポイントを超えてくるルートもある様で、通常時の修行の定番コース「羽田〜那覇」の1460ポイント以上獲得できる様なのでちょっと気になります。
福岡発着ボーナス路線(片道)
福岡発着からは5ルートがエントリー。
千歳発着ボーナス路線(片道)
千歳からはあまり遠方ではなく、近隣の北海道エリアや東北エリアにボーナスルートが設定されているのが特徴的でした。
この辺の「国内線」のルート考察については、この記事の後に公開を予定してる「考察②」の記事の方でたっぷり検証していく予定ですのでもうしばらくお待ちください。
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SFC修行考察|海外路線
さて、今回ついにきました「国際線もPP2倍」のキャンペーン。
国際線の修行を待ち望んでいて、どうしようか迷っている方も多いのではないでしょうか?
そこでほんの一部ですが国際線のデータを調べてみました。
私も今回初めての考察となります。
何か皆様の参考になれば幸いです。
海外修行|始める前の注意点
キャンペーンについてはもちろんですが、海外修行は国内修行とは少し、ルールーや条件、注意すべきポイントが変わってきます。
まずはその辺の「海外修行を始める前のチェック項目」を確認していきます。
海外路線のルールのおさらい
続きましては、もともとある海外におけるPP獲得のルールを見直します。
①海外路線の場合は国内線と運賃倍率が変わる
これは単純に掛け算される数字が違えば、獲得できるプレミアムポイント数に差が出てくるということですね。
- 国内線は運賃倍率が2倍
- アジア、オセアニア、ウラジオストクエリアは運賃倍率は1.5倍
- その他の海外エリアへのフライトは運賃倍率は1倍
と言うことで、必然的にアジア、オセアニアなど1.5倍エリアが比較的ねらい目と言えるようになります。
次に・・・
②海外路線エコノミーの場合、積算率が基本的に低い
国際線の場合、積算率は運賃クラスのローマ字によって区分されています。
国内線でいう早割などのお安い運賃に該当するのが、国際線ではエコノミークラスの「エコノミー・スペシャル」に該当し、運賃クラスは以下の通りです。
運賃クラス(V/W/S/T)の積算率は50%
運賃クラス(L/K)の積算率は30%
同じエコノミー・スペシャルでも積算率50%の場合と30%の場合がありますので、PP計算の際に注意していきましょう。
国内線の場合、運賃の種類は「運賃1〜運賃13」に区分けされています。
一般的に利用されるお安い運賃はスーパーバリュー75や55で、「運賃7」に該当。
運賃7の積算率は75%。
ステイタス獲得に必要なポイントの獲得方法と機材についての注意
先にお伝えした通り、今回のキャンペーンでは国際線の場合ANAかエアージャパンの機材以外の搭乗では「2倍キャンペーン」の対象にならないことが解りました。
少しかぶる部分もありますが、併せて下記の視点からも注意が必要です。
上の図は、SFC修行の目標となるプラチナ、ダイヤモンドステイタスを獲得する為に必要なポイント表です。
下の欄の赤下線を引いてある数字が今回の注意点です。
- プラチナステイタス必要ポイント50000PPのうち、25000PPをANAグループ運航便を利用する必要があります。
- ダイヤモンドステイタスは必要ポイント10万PPのうち、5万PPをANAグループ運航便を利用する必要があります。
これを国内線、国際線にわけると↓
国内線→ANA便名で予約・搭乗(NH)の場合、コードシェア便も含めすべて「ANAグループ運航便」に該当します。
国際線→ANA便名で予約・搭乗(NH)した場合でも、ANA及びエアージャパンの機材以外の便への搭乗はすべてPP2倍キャンペーンの対象外です。
国際線でキャンペーンの対象外でも、基本のプレミアムポイントはちゃんと積算されます(2倍にならないだけです)
- ANA便名で予約したコードシェア、乗継で他社便に搭乗する場合。
- スターアライアンス加盟航空会社の運航便をANA便名以外で予約した場合。
但し、ここ要注意です↓↓
他社便の場合には、運賃クラスによってANAのプレミアムポイント積算対象外の場合がありますのでご注意ください!
今回はPP2倍キャンペーンを中心にデータをとっていきますので、お手数ですが、スターアライアンス別便を利用しての修行を検討中の方は、ANA公式サイトを必ずご確認ください。
※参考までに、私は3月にモルディブに行きましたが、航空券はシンガポールの規制によりシンガポール航空で予約しました。しかし、一番安い運賃クラスを予約していたためANAマイルもANAプレミアムポイントも積算はありませんでした。
運賃の変動
こちらは頭の片隅にいれておいていただければ良いかと思います。
現在燃油サーチャージは最高値?(過去一番かどうかは未確認)更新中です。
そして現在の金額は9月30日発券分まで。10月1日~11月30日までの発券分については新たに別料金が設定される予定で、上がるか?下がるか?まったく不明です。
上の図の様に、2022年10月~11月の燃油チャージの金額は8月中旬~下旬に発表される予定です。
もうすぐですね。
この発表をみて航空券の購入時期を検討するといいかもしれませんね。
ANAの燃油特別付加運賃についての更新チェックはこちら
サーチャージの変動は運賃に直結してきます。
運賃の高騰、変動についてはある程度見越したうえで色々ご判断ください。
渡航予定先の入国規制、申請書類などの確認
ここからが重要ですね。
だいぶ海外入国もしやすくなってきたとは言え、まだまだ各国それぞれ規制や入国に必要な書類の申請、など様々です。
国単位の規制は前置きなしに突然トップダウンで発令されるものもありますので、必ず渡航予定先の最新情報をチェックして対応していく必要があります。
修行路線の候補が決まったら、まずは渡航予定先の入国ルールのチェックですね。
帰国のためのPCR検査(陰性証明書)の予約
皆さまよく御存じの通り、海外から日本に帰国する際には、PCR検査の陰性証明書が必要となります。
こちらも国によって様々ですが、修行路線の候補が決まったら、渡航先のPCR検査機関の情報収集が必要ですね。
金額、場所、検査結果がでるまでに時間、日本入国できる内容の証明書を発行してもらえるのか?
チェック項目はこの辺でしょうか?
陽性が出てしまった場合のシュミレーション
そしてこちらの「不測の事態」を想定する必要があるのが、現代の海外修行のポイントですね。
学生の方、お勤めの休みを利用して行かれる方、家事・育児の合間で行かれる方。
国にもよりますが、万一陽性反応が出てしまった場合には、1週間、10日、2週間と、容体に応じて延泊が必要になる可能性が有ります。
必ずこの「延泊した場合」を想定して修行の計画をたてていきましょう。
国内線の修行の様にパッと行って、サッと帰ってくる・・・と言った計画だとちょっと厳しいかもしれませんね。
以上、ざっと思い浮かんだ点はこのくらいでしょうか。
東京発着・エコノミークラスで海外往復する場合のPP単価
それではここから海外路線の考察を見ていきます。
参考運賃については10月から12月の間で適当な日を選んで検索をかけた日の前後の運賃で調べました(調べた日は2022年8月8日です。)
お伝えした通りアジア、オセアニア、ウラジオストク以外のエリアは運賃倍率が1倍なので必然的にPP単価も高くなってしまいます(アメリカ、ヨーロッパなど)
その為、表の下の方の国はあまり修行には向かないのかな?と思いますので、参考程度にご覧ください。
まずはベーシックに東京発着エコノミーで路線を組むとこんな数字になります。
・1点、マニラだけは運賃クラスがLが出てきました。運賃の価格帯も一段階安いようなのですがプレミアムポイントも少ないので単価がだいぶ高く感じてしまいました。
・運賃倍率1.5倍地区だとだいたいPP単価15円前後で納まりますね。
ただ、この表をぱっと見る限り、あんまり積極的に人に勧めたくなるようなコースはありませんね
と言う事で、次、ビジネス見てみます。
東京発着ビジネスクラスで海外往復の際のPP単価
続いて上と同じく、東京発着のビジネスクラスでのPP単価を見ていきましょう。
ビジネスクラスでも13円前後があり、ジャカルタは12円台がでてきましたね!
この辺になると1往復で25,000PPを超えてくる路線がでてきますので、単純に2往復で50000ポイント達成できる計算がなりたちます。
PP単価14円以下で、2往復で目標クリア(解脱)できる路線
まずは単純に2往復で解脱できて、PP単価13円台で追われる路線。
- シンガポール2往復/52880PP/運賃703,280円/PP単価13.29円。
- ジャカルタ2往復/57376PP/運賃741,080円/PP単価12.916円。
- クアラルンプール2往復/53264PP/運賃705,976円/PP単価13.25円。
そしてもうひとつミックスすると!
効率よく2フライトで目標クリア(解脱)できるコース
「効率よく」とは解脱に必要な5万ポイントにより近い数字で終わらせられると言う意味です。
◆ジャカルタ往復+ホーチミンシティ往復コース
- 獲得合計PP:50580PP
- 運賃690,440円(370,540+319,990)
- PP単価=690,440円÷50580PP=13.65円
これだとPP単価としては13.65円と上の3つより高めですが、解脱するためにかかる費用は690,440円と唯一70万円をきる予算で目標をクリアーすることができますね。
エコノミークラスの方に、ビジネスには見られないような突出したPP単価路線と言うのは無かったので、東京発着の海外便だけで目標クリアーを考えるならビジネスクラスで優雅に楽しむのがよさそうですね。
ただ・・・もう少し安くならないですかね~。
伝説の(?)那覇発着の海外往復航空券(エコノミー編)
さて、ここから応用編です。
私も今年SFCにチャレンジしたばかりで体験したことがないのですが、昔はいわゆる「SINタッチ」と呼ばれる様な裏ワザ的な路線が海外修行ではあったそうですね。
今はそのお得な部分がかなり改悪されてしまっていると聞きましたが・・・私も昔の事はよくわかりませんので、単純に今できる方法での計算のご紹介です。
イメージは東京在中の私が2つの航空券をとります。
- 国内航空券:東京~那覇
- 海外航空券:那覇~海外
まずはご覧ください。
こちらが那覇~海外(エコノミー)で航空券を予約する場合の料金表です。
【図1↓↓】
ご覧ください!
確かに上の項の「東京~海外」で発券するよりもかなりPP単価が安い事が解りました。
しかもPP単価10円をきりかけるほどのお得感が見られます。
運賃を比較してみたところ、東京発着の運賃と比べ、那覇発着の運賃は10,000円~11,000円位の割り増し料金でした。
割り増し料金は1~1.1万円ですが、そこで獲得できるPPは↓↓
上の図で、沖縄~東京の移動は「フライト1」→「Sクラス」となります。
Sクラスは「運賃12」に該当しますので基本獲得PPは984PP。
これにキャンペーンの倍×往復の2をかけると国内移動分で3,936PP稼げている計算です。
Q.那覇~海外往復で航空券をとると何がお得なの?
A. 東京~海外往復で航空券をとる料金よりも1.1万円ほど運賃は高くなる。
但し、運賃がたった1.1万円ほど高くなるだけで3936ポイントも多くのポイントを獲得できる。
単純計算ですが、那覇を出発して海外便の出発する東京まで移動すると、その区間のPP単価は約2.79円と激安となる。
最初の東京~那覇までの移動はどうするの?
那覇出発の航空券を発券するので、当然東京の私は那覇までの往復国内航空券の発券が必要です。
ここでも、現在のPP2倍キャンペーンが後押ししてくれます。
まずキャンペーンにより東京~那覇の往復(運賃7)は現在5,904PPを獲得することができます。
現在東京~那覇便は夏の真っ盛りの繁忙期と言う事でとても高いですが、9月後半、11月以降など、平日などでうまくルートを組めればPP単価を3円前半~4円前半とかなりお安く撮ることができます。
これは普通に修行として超優秀な単価ですので是非こちらのコースでも美味しい単価を獲得したいですね。
例えば
◆羽田→那覇行きの9月27日の運賃表↓↓
赤い四角で囲んだところがスーパーバリュー運賃(運賃7)です。
定番ですが羽田発16:25や17:10分発だと1万円をきる航空券がたくさんありますね。
最安航空券だと:8610円÷2952P=PP単価2.91円
◆次にこちらは那覇→羽田の11月1日運賃表↓↓
勝手に夜の便で帰る前提になっていて済みません。
夜の便で帰ろうとすると、値段が安くなるまでもうしばらくかかってしまいますが、今からですと9月末にちらほらと、あとは11月の便になるとけっこう10110円とか10220円と言った格安の航空券がたくさん出てきます。
最安航空券だと:10010円÷2952P=PP単価3.39円。
往路も復路も日にちをたどっていくと、まだまだかなりお得な料金を見かけます。
これだけ単価がさがるのなら、東京~那覇の往復運賃の安い日に併せて「那覇~海外」の航空券をさがすとかなり単価を下げられるかもしれませんね。
結論!東京発・海外修行メインのおすすめ路線(エコノミー編)
いよいよまとめですね。
設定は東京近郊在中でスタート地は東京とします。
- 手配①羽田⇔那覇の往復航空券
- 手配②那覇発~海外の往復航空券
手配するのはこの2つの航空券です。
ここで両区間を併せてどのくらいのPPを獲得できるかをまとめます。
下の表を参考にしてください↓↓
羽田~那覇の国内線往復航空券が足されるとかなり獲得できるPPが増えますね。
ここで少し上の方の【図1】の「那覇発着・往復海外航空券」の表をご覧ください。
ここでPP単価10円台だった3都市をピックアップ。
シンガポール、ジャカルタ、クアラルンプールから2か所を選んで1往復ずつする。
今回はココからシンガポールとクアラルンプールの2つの都市を選びます。
おすすめシュミレーション①
◆海外修行シュミレーション
修行1回戦目:那覇⇔シンガポール
修行2回戦目:那覇⇔クアラルンプール
◆航空券の手配。
- 1-1:東京~那覇の往復航空券:24,000円
- 1-2:那覇~シンガポール:147,070円
もう一組が
- 2-1:東京那覇の往復航空券:24,000円
- 2-2:那覇~クアラルンプール:146,300円
結果↓↓
獲得合計PP=39,628
運賃合計=341,370円
ここから残り10372ポイントを国内線で稼ぎます。
ルートは羽田~沖縄2往復
↓↓
おすすめシュミレーション②
◆羽田~那覇:国内線2往復
- 運賃は24,000円以内で×2回
- 獲得PP=5904で2回
運賃合計=48,000円
獲得PP合計=11808P
以上のおすすめシュミレーション①と②でフィニッシュ
↓
おすすめルート最終結果
上記おすすめシュミレーションの①と②を合計する。
運賃合計:389,370円
PP:51436PP
目標達成PP単価:7.57円
こちらが海外も楽しみ、国内で単価を下げて目標達成させる一つのプランです。
海外に2回行ってこの単価ならかなりいいのではないでしょうか?
※私が最初に修行して50000PP達成した時は何もキャンペーンなどやっていませんでした。その時の最終的な運賃やPP単価の集計はこちらにまとめています↓↓
もちろん、まだまだ組み合わせはあると思います。
海外修行は1回だけにして、あとは国内で単価をできるだけ下げれば「もっと安い単価で海外も楽しめるプラン」が組めると思います。
那覇~海外航空券の注意点
先ほど出てきたこちらの図↓
ここが注意!と言う点。
那覇~海外の通しの航空券は必ず羽田空港に到着します。
今後エアージャパンの運行スタートに伴いよりお安い運賃を探せるようになった代わりに、目的地によっては「エアージャパンに乗るために、羽田から成田に陸路で移動しなければならない」と言うひと手間が出てきました。
その為、陸路の追加料金と移動に伴う時間を計算にいれておく必要があります。
羽田~成田の移動について空港の公式サイトで発表されています→こちら
上の効率の良いコースはシンガポール、ジャカルタ、クアラルンプールとどれも安い運賃は成田周りです。この陸路移動を避けたい方は、少し単価を上げて羽田路線をさがすか?そもそも上記3ルート以外を探すかですね。
10円台ではなくても11円台もたくさんありますので色々探してみて下さい。
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伝説の(?)那覇発着の海外往復航空券(ビジネス編)
エコノミーではだいぶいい感じでしたね。
続いては同じ条件のビジネスクラスを見ていきます。
注意点はほぼ一緒なので詳細は割愛します。
ビジネスクラスになるとちょっと様子がちがいますね。
思ったよりも単価は下がりませんでした。
それでもジャカルタの13.12円、クアラルンプールの13.68円は13円台をキープ。
続いて、羽田~沖縄便PPを加算した合計表もみていきます
ビジネスクラスの魅力はやはり、短い時間で一気にポイントを稼げる所ですね。
シドニーでは一撃で50,000ポイントの目標をクリアーですね。
他にムンバイが46880ポイントを一撃で獲得しますので、あとは残り3120ポイントは国内線のお得で安いコースを探せば+ワンフライトであっという間に目標達成ですね。
超人気路線のニューヨークやロンドン(The ROOMに乗れる)は、東京からの直行便はまだ空きがありますが「那覇~ニューヨーク」「那覇~ロンドン」などの国内線経由の乗継おまとめ航空券の割安分は殆どが売り切れていて、高い運賃しか出てこない様です。
※ビジネスクラスの場合には、乗継便であっても、乗継先のANA以外の機材で通常のプレミアムポイントが積算されます。スターアライアンス加盟航空会社のマイレージ提携の対象運賃クラスになりますのでANAのサイトを参考になさってください。
東京スタートから、那覇空港発着の往復海外航空券(ビジネス)のおすすめコース
いちばんのおすすめは先ほどみた、一撃完了の東京~那覇国内線+那覇~シドニー往復航空券でしょうか?
◆那覇発着シドニー路線◆
一撃で目標達成シュミレーション
東京~那覇往復は24,000円で試算+那覇~シドニーの往復が630,620円。
合計運賃が654,620円/獲得PP 51848P
東京発着の国内線+那覇~シドニー往復で目標達成
PP単価は12.62円
心情としては
- 何日も時間をかけたくない。
- 目標単価はPP単価15円くらいであがればOK
- ただ、5万ポイントをあんまり超過するのはいや
そんな方にはこちらのコースがおすすめでした。
第二候補は先ほどあげたムンバイでした。
こちも一撃+1往復の2回のチャレンジで完結できます。
SFC修行2022|PP2倍キャンペーン考察①海外修行編まとめ
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
海外修行についてはどうしても入出国の申請や検査、陽性の際のリスクなどを考えると、あまり積極的にはお勧めできないかな?と言うのが正直な感想です。
日数を確定しずらい点と、検査など色々手続きにより、予算、日にちが追加でかかる点、そして陽性判定のリスクです。
それでも今回のキャンペーンは海外修行には大チャンスですよね。
もし海外修行をやられる際には、王道の修行スタイルである「タッチ」とは別に、普通に旅行の延長線上の気分で「日程に余裕をもって取り組めるタイミング」でチャレンジしてみるのが得策ではないかと感じます。
あとは国内線もまだまだお得な路線は残っていますので、残りは国内線の回数修行で解脱するなど。
SFC修行考察|国内線
だいぶ長くなってきましたので、ここでいったん区切らせていただきます。
国内線の考察は近々で公開しますので、もしご興味いただけましたらまた覗きに来ていただければ幸いです。
あと!突然ですが、私も急きょSFC修行復活!でダイヤモンド修行に参戦することに決めましたので、そのルートも発表させていただきます。
それではこちらの記事はこの辺で。
※2022年2月に最初に5万ポイント達成して目標達成。こちらの記事では最終的にいくらかかった?どんなルートだった?PP単価は?いろいろまとめて公開しています。
※初めてフライト計画を立てた時の様子を考察とまじえながら実況しています。これからルートを組む方は参考にしていただければ幸いです。
※初めての修行。スタート1回目のフライトを解説。けっこうリアルな心境など楽しさもまじえてお伝えできればうれしいです。
それでは、考察②の公開までしばらくお待ちください。