2023年7月、観光客で賑わうサンフランシスコの高台に佇む「リッツカールトン・サンフランシスコ」に1泊で滞在してきましたので宿泊記をお届けします。
今回ご紹介するお部屋は憧れのクラブラウンジ・アクセスの付いた「クラブフロア」。
アメリカは物価が高く円安の影響もあり「旅行計画を色々と試行錯誤している方」に必見の内容となっております。
こちらのブログでは
- リッツカールトン・サンフランシスコまでのおすすめのアクセス方法
- リッツカールトンサンフランシスコのルーム・レビュー(クラブフロア)
- リッツカールトンサンフランシスコ・クラブラウンジでの4回のプレゼンテーションを全てご紹介
- リッツカールトン・サンフランシスコ宿泊でのマリオットボンヴォイ・エリート特典
- リッツカールトンサンフランシスコによりお得に予約するおすすめの方法
こんなメニューでお届けしていきます。
これから旅行を計画される方に参考にしていただければ幸いです。
※情報量がかなり多い為、目次の見出しからご興味ある項目に直接とんでご覧いただくと見やすくなっております。
「スポンサーリンク」
Contents
リッツカールトン・サンフランシスコのご紹介
世界最大のホテルグループ「マリオット・インターナショナル」のグループホテルの中でもトップクラスの人気と格式を誇る「ザ・リッツ・カールトン・ホテル」ブランド。
こちらのリッツカールトン・サンフランシスコは、サンフランシスコの高級住宅街「ノブヒル」の一画、静かな丘の上に建つクラシカルな建築様式のホテルです。
ホテルの周辺にもクラシカルで海外の映画のワンシーンに出てきそうなフォトジェニックな建物がたくさんあります。
多分私が影響され過ぎなのかもしれませんが、ホテルを一歩出ただけで、思わずシャッターを切りたくなるような風景ばかりでした。
1分もしないうちに、目の前にはサンフランシスコ名物のケーブルカーがやってきて、こちらもパシャリ。
ホテルは急な坂をのぼりきった高台にあり、ホテルの前からは遠く海まで続く一直線の道を見おろす事ができます。
ところで、この「坂道」についてもう少し触れておきます。
サンフランシスコは坂の街と聞いてはいましたが、移動にはなんら影響があるわけではない・・・と気にもしていませんでした。
しかし!!
サンフランシスコの坂道は、私の想像をはるかに超える急な坂道でした。
「こんな坂道が当たりまえの様に街中にたくさんある」とは・・・きっと驚きます!
続いて建物について簡単にご紹介します。
ホテルの外観をご覧いただくと「ちょっとホテルっぽくない」と感じられる方も多いかと思います。
こちらのホテル、元はメトロポリタン生命保険の西部地区本社として建築されました(1909年ごろ)
建物は「歴史的保存指定建造物」となり、その後英語学校を経て、1991年に大規模なリノベーションにより最高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン・サンフランシスコ」が誕生しました。
クラシカルな雰囲気と、凛とした佇まいがとても印象的な外観のホテルです。
サンフランシスコ国際空港からのアクセス
サンフランシスコ国際空港からリッツカールトン・サンフランシスコに行く方法として、ここでは主に2つの方法をご紹介していきます。
鉄道を利用してホテルに向かう方法
はじめにご紹介するのは、空港からBART(Bay Area Rapid Transit、ベイエリア高速鉄道)と言う鉄道を利用してホテル近郊の駅まで移動する方法です。
この方法はホテルからもおすすめされた行き方です。
空港直結のバートの駅までは国際線で到着なら徒歩、国内線で到着の場合はAir Train(空港内巡回)での移動が主流の様です。
空港のバート・ステーションから乗車してダウンタウンエリアのPowell St.(パウエル・ストリート・ステーション)で下車します、約30分強くらいの様です。
運賃は9ドル65セント、クリッパーカード(日本のスイカやパスモの様なもの)を買うともう少し安くなります。
※ホテルを予約した際ホテルフロントの方から「ホテルまでのアクセス」について2つのリンクを参考にするよう送ってくださいました。
英文のみとなりますので、英語が解る方、翻訳ソフトでご自身でご覧になる方は参考になさってください↓↓
※BARTの乗り方や簡単な解説↓
https://www.tripsavvy.com/bart-train-sfo-downtown-san-francisco-1479144
※BARTの公式サイトはこちら↓
https://www.sftravel.com/info/how-to-get-to-san-francisco-airports-bart
今回私はBARTを利用していない為、乗り方などの解説は掲載していません。ネットで「BART 乗り方」と検索していただければブログや動画の解説がたくさんありますのでご参照ください。
鉄道を利用した際の注意点
BARTはアメリカでは比較的きれいで安全な鉄道と言われており、観光でも利用する人が多い移動手段のひとつですが、ここでは「BARTを降りてからの注意点」をお伝えしていきます。
まず下の地図はグーグルマップでみたパウエルストリート駅からリッツまでの徒歩ルートです。
だいたい12~13分くらいを見込んでいる様です。
しかし!!!
このルートは思った以上に険しいんです。
まずは急坂が続きます。
先ほどもご紹介しましたが、リッツの周辺は急な坂に囲まれています。
ちょっと坂の勾配を画像でお伝えしたいため、周辺道路の坂道画像をご参照ください。
さらに、道の途中で地上のトンネルの入り口から、上の道路にあがるのに、狭くて薄暗い階段を登って行く必要があります↓↓
リッツ側(坂の上からの画像)から見るとこんな感じ。
先の方の赤い矢印をもう少しアップにしてみます↓
特にここの階段は、私が夕方通った時にはホームレスの寝床になっていてジ~っと睨まれながら通過しました。
昼間もさることながら、夜はさらに怖いです。
そんなわけで、この道を重いスーツケースを持って登っていく事はおすすめしません(力自慢、体力自慢の方はスルーしてください)
もしBARTを利用して最寄駅まで来るおつもりの方には、駅から出てからはUberやLyftといった配車サービスの利用をおすすめします。
上の地図がパウエルステーションから車を利用した際のルートです。だいたい5~6分でつく様です。
空港から車を利用してホテルに向かう方法
今回私はサンフランシスコ空港からLyftと言う配車アプリを利用してホテルに向かいました。
ロサンゼルスと同様サンフランシスコでも配車アプリの主流はUberとLyftでした。
それぞれ特色があると思いますが、決定的に大きな違いは
- Uberアプリは日本語対応
- Lyftアプリは英語のみ
なんです。
どちらも混雑状況によって料金が変動しますが、感覚的にはLyftの方がじゃっかん安いんじゃないかな?と言う感覚でした。
Lyftを利用してサンフランシスコ空港~リッツカールトンサンフランシスコに向かった料金明細がこちら↓
- 今回の利用料金:36.72㌦
- 所用時間:26分
思った以上に近かったです。
大きなスーツケースにリュックを背負って移動が大変そうな方には、空港から配車アプリの利用がおすすめと感じました。
サンフランシスコ国内線から「配車アプリ乗り場」への行き方
サンフランシスコの空港でUberやLyftなど配車アプリを利用する際には、決められた場所に移動してから車を呼ばなくてはなりません。
国際線、国内線にそれぞれピックアップエリアがありますが、今回は私が利用した国内線でサンフランシスコに到着した際の場所をご説明します。
国内線側の乗り場は、国内線ターミナルの向かいの駐車場の屋上に有ります。
目印は「Ride App Pickup」に添って進んでいきます。
多分、国際線のターミナルでも同じ案内が出ているかと思いますでの「Ride App Pickup」を参考になさってください。
案内ではいったん表に出ないで、空港内の地下の通路を移動していくルートが案内されています。
地下通路を抜けた左手にエレベーターが2基ありますので、こちらのエレベーターで5階に上がります。
到着です!
奥上階に上がるとご覧のマークがありますので、ここで配車アプリで車を呼びます。
上の図をご覧の様に配車アプリで現在地をサンフランシスコの空港にセットする際には、ゾーン「E(など)」と、「E2」は駐車位置の地面に書かれている駐車場所番号)が自動的に表示されますので、それに沿って配車予約を進めていきます。
※なかなか来ない場合はいったんリセットして呼び直したり、UberとLyftを変えてみるなど色々試してみてください。
今回予約したお部屋と、マリオットエリート特典
私は「マリオットボンヴォイ」の会員登録をしていますので、リッツカールトンの予約はマリオットボンヴォイ公式サイトの会員料金の欄から予約をします。
今回予約をしたお部屋は「クラブレベル・1キング・高層階」です。
それではここで、今回のマリオットボンヴォイ・エリート特典を公開していきます。
今回私はマリオットボンヴォイ・プラチナエリートでの宿泊となります。
- お部屋のアップグレード/ありませんでした。
- 16時までのレイトチェックアウト/リクエストしませんでした。
- その他のベネフィット/朝9:00にアーリーチェックインさせていただきました!!
- ウェルカムギフト/1000ポイント(Gold500)
- 50%のエリートボーナス(Gold25%)
特筆すべきは朝9:00前に到着して荷物を預けて出かけようと思ったところ、なんと!朝9時にアーリーチェックインさせてくださいました。
基本のチェックイン&アウトタイムは<チェックイン16:00/チェックアウト12:00>ですので7時間前のスーパーアーリーチェックインでした!!
尚、翌日11時には空港に向かって出発する予定でしたのでレイトチェックアウトのリクエストはしていませんでした。
「スポンサーリンク」
リッツカールトン・サンフランシスコ宿泊記
それではここからは現地での滞在の様子を宿泊記にまとめましたのでお楽しみください。
たっぷりの画像を中心にお届けしていきますので、現地の空気感を感じていただけたら嬉しいです。
まずは到着から館内1階ロビー階の様子をお届けします。
空港からLyftを利用して朝9:00前にリッツカールトン・サンフランシスコに到着しました。
ホテルに近づいてよく見ると、建物の細部にわたって様々な細かい細工が施されています。
観ていて飽きません。
玄関口はとても小さいのですが、ドアマンの方が4,5人常に待機されていて、タクシーがつくと皆様であっという間に荷物を取りだし、快く迎え入れてくれます。
玄関口が小さい為に起こるような不具合を感じる事はありませんでした。
さすが!
いよいよ入館します。
扉を開けるときれいなお花が飾られていました。
館内は所々にあるシャンデリアからやわらかい光がそそがれ、静かでゆったりとした空間になっています。
到着してから最初の感想としては、玄関口もコンパクト、さらにエントランスもこじんまりしたスモール・ラグジュアリーな空間とでもいうのでしょうか・・・
玄関正面には天井の高いBar&Loungeが広がります。
窓の向こうに街をのぞむ解放感抜群のレイアウトとなっています。
夜になると雰囲気の良い素敵なBarとして利用できます。
続いて入って左手をご覧いただきます↓
こちらは朝食をいただけるレストランで、朝食が終わる時間には閉店していました。
メニューはこんな感じです↑↓
たまご&トーストにコーヒーやドリンクをつけて、チップやサービス料も込だと、だいたい2人で12,000円前後位の様でしょうか
館内は所々にお花が飾られ、全体的にはアールデコ調の雰囲気で整えられていました。
BarLoungeの脇に売店があり、他にはロビーフロアーの奥にパフュームショップが営業していました。
こちらの通路の奥にお部屋に上がっていくエレベーターがあります。
右手前にフロントがありますので、まずはこちらで受け付けをします。
エレベーターも建物同様にクラシカルな雰囲気。
ボタンパネルの下の方にはリッツのシンボルであるライオンがいました。
何のためのオブジェかは全くわかりません。
それではクラブラウンジのある8階に上がっていきます。
リッツカールトン・サンフランシスコ|クラブラウンジ・サービス、プレゼンテーションを全てご紹介
今回私はクラブラウンジへのアクセス権のついた「クラブレベル」のお部屋を予約しました。
今回の宿泊の一番のおすすめポイントとなりますので、お部屋紹介の前にまずは「クラブラウンジ」の全容をたっぷりとご紹介していきます。
予約の際、部屋の種類のところに「クラブレベル」と書かれているお部屋を予約するとこちらにアクセスすることができる様になります。
クラブラウンジは8階にあります。
まず面白いのは、8階に到着してエレベーターが開くと、クラブラウンジの中にエレベーターが到着します・・・何と言いますか、お食事のお皿を持った人が突然目の前を歩いている・・・こんな感じです。
エレベーターを降りて左手奥がクラブフロアへの入口となります。
その手前(上の画像右手)に受付があり、こちらには常にコンシェルジュの方がいらっしゃいますので、宿泊時に困りごとがあれば常時対応してくださいます。
勿論チェックイン、チェックアウトもこちらでできますが、チェックインの際にはキーがないと8階にあがってこれないので、まずは1階の受付で声をかけて案内を受けてください。
こちらもシャンデリアがきれいですね。
ラウンジの営業時間は7時~22時。
朝6時45分ころに訪れると、すでに朝食の準備が始まりドリンク類がスタンバイされていました。
尚、夜の22時を過ぎますと台の上のドリンク、アルコール、コーヒーマシン、飲食類などすべてが撤収され、また翌朝になるとスタンバイされます。
飲食物は何もありませんが、営業時間をすぎてもソファーで寛いだりすることは可能です。
エレベーターを降りて右の奥に大広間があります。
こちらの空間でゆったりとくつろいでいる方が多かったですね。
1日4回のフードプレゼンテーションを全てご紹介
さて、クラブラウンジと言えばお楽しみが「フードプレゼンテーション」と言う方も多いのではないでしょうか。
リッツカールトン・サンフランシスコのクラブラウンジでは1日4回のフードプレゼンテーションが用意されています。
タイムスケジュール
- 朝食 7:00~11:00
- 軽いランチ 12:00~16:00
- オードブル&カクテルタイム 17:00~20:00
- デザート&コーディアル 20:00~22:00
それぞれご紹介していきます!
朝食
エレベーターを背に正面左手奥に向かってお食事が用意されています。
手前にはジュースやミルク、アメリカンコーヒーのサーバー等
ヨーグルトにゆで卵、フルーツ小皿、パン・・・
アメリカンブレックファーストと言えばのスクランブルエッグ、パンケーキ、カリカリベーコン。
オートミールに牛乳
私の朝はトーストを少し強めに焼いてバターをぬって食べるのが好みです。
正面の台にはサーモン小皿(ひとつが大きくてボリュームあり)/ハム各種/チーズ
ちょっと明確に憶えていないのですが、こちらのハムとチーズは朝、昼、オードブルタイムと、常に提供されていました。
一回目の盛り付けはこんな感じ
この辺も食べていると止まらなくなってきました!!
朝食時間は7時~11時と言う事ですが、私が初日の10時前後にいただいた時には、上の様なトマトとチーズのマフィンなども提供されていて、けっこうお腹にたまりました。
そして!!
私ごとですが、現在、カフェインを止められていましてカフェインレスコーヒーしか飲めないんです・・・が、こちらのラウンジのコーヒーマシンには「デカフェ」のコーヒーとラテがあったんです!!!
今の私には何よりの御馳走でした。
軽いランチ
続いては12:00~16:00のランチタイムのご紹介です。
ここにきてようやく野菜が出てきました!!!
なんか今回の旅行はなかなか野菜と遭遇する事が少なく、嬉しい野菜との出会いができました。
サンド類もボリューミ―でついつい手が出てしまいました。
どれもボリューム満点。
夫婦で食べたいものをシェアしながらお互い食べたい部分をつまんでいました。
ランチになるとスープやスコーンも出てきて全体的にボリューム感がアップしてきました。
クスクスにキッシュに・・・賑やかな食卓でした。
またランチタイムにはお酒も仲間入り!
こんな言い方は変ですが、とにかく野菜が不足しがちですので、旅行中野菜不足を感じる方は、このランチタイムの貴重な野菜で補っていただくのが良いかと思います。
オードブル&カクテルタイム
続きましては17:00 ~20:00のオードブルタイムです。
この時間帯のお食事については「毎晩のオードブルは、サンフランシスコの特別な地域からインスピレーションを得ています」と書かれていました。
細かい点は解りませんが、サンフランシスコに由来したオードブルが提供される・・と言う事で滞在中一度はいただいてみたいタイムテーブルです。
17時~20時と言うと日本では夕方~夜の時間帯ですが、サンフランシスコでは日没が20時ころの為、この時間はまだまだ明るいんです。
前菜、おつまみ風のメニューが増えてきますね。
私は日中、フィッシャーマンズワーフで名物の魚介のスープをいただいてきたのですが、なんとラウンジでも提供していました!
サイズ感こそ違いますが、ラウンジの無料のお食事でこれがいただけるなんてとても贅沢を感じました。
ちょっと画質が悪くて見ずらいのですが、このサイズで魚介のスープがいただけます。
カップは小さいですが具だくさん。
シュリンプカクテルにジャーマンポテトなどなど
ここでも私はパンはそこそこに下のお野菜をたくさんいただいちゃいました。
アーティーチョークのディップ
シュリンプカクテル
う~んどれもお酒に合いそうでついついつまんでしまいたくなるものばかりでした。
この時間になるとお酒の種類も一気に増えてきます。
台の下の冷蔵庫には炭酸飲料やお水などなど
勿論どれもフリーでいただけます。
デザート
締めは20:00~22:00のデザートタイム
今回はこちらの4種類のデザートが用意されました。
デザートタイムは21:30にはどんどん下げ物が始まり、ケーキやデザートは21時過ぎに最後の補充をしたきりで「なくなり次第終了」となるようです。
ラウンジ利用の補足事項
補足と言いますか、ラウンジ情報の追加です。
- クラブレベル宿泊者以外の知人、友人をクラブラウンジに招きたい場合には、1人追加ごとに1日150㌦の追加料金で入場可能となります。
- クラブレベル宿泊の場合、6:30以降でコーヒー&紅茶を部屋に届けてモーニングコールしてくれる「コーヒーデリバリー&モーニングコール」サービスと言う映画の世界で見たような贅沢なサービスが受けられるそうです。(多分無料かと)
- マリオットボンヴォイのプラチナエリート以上のステータスをお持ちでも「リッツカールトンはラウンジアクセス不可」のホテルです。クラブラウンジの利用を確定されたい方は、最初の予約の時点でクラブレベルのお部屋を指定して予約する必要がある点、ご注意ください。
以上です。
サンフランシスコに来ると街歩き、観光をメインにしたいと言う方でも、ホテルはクラブラウンジの付くお部屋にしておくとお得で、優雅で、とても心地の良い滞在ができるかと思います!おすすめです。
「スポンサーリンク」
リッツカールトン・サンフランシスコ|お部屋のご紹介
お待たせしました。
クラブラウンジをたっぷりと楽しんだ後、いよいよお部屋に向かいます。
リッツカールトンのフロアーはコの字型になっています。
今回私たちがご用意いただいたお部屋はラウンジから最も離れている奥の非常口近くのお部屋868号室でした。
それでは入室していきましょう。
入ると左手にバスルーム、右手にクローゼットがあり、奥のお部屋へと繋がります。
窓の先から入る明るい光がとても印象的でした。
お部屋の中から見てみるとこんな感じ。
室内の壁は建物の外観と同様に白で統一されていて、明るく清潔感を感じられます。
まずは室内全体から
広さは2人では十分な広さかと思います。
そしてこの分厚い高さのあるベッド。
寝心地抜群!本当にいつまででも寝ていたくなるような快適ベッドでした。
テレビボードの脇にはデスクもあります。
ちょっとした書き物や作業をするのにも便利です。
ベッド側から見た部屋の風景。
窓際にはデイベッドとお伝えして良いでしょうか?
ゆったりとくつろげます。
窓からの風景はこちら↓
正面右手に見えるのがコの字型のリッツカールトンの反対側です。
左手の方に街の風景が少し見えました。
初めてなのでどのビューが良いのかわかりませんが、部屋のカテゴリーに「シティービュー」と言うのがありましたので、もっと街の様子が一望できるお部屋がより良いお部屋かもしれませんね。
とはいえ初めてのサンフランシスコ、どんな景色をみても全てが感動、全てが美しく見えてました。
バスルーム
続いてバスルームをご紹介していきます。
こちらも白を基調にした大理石が美しい空間です。
洗面台はダブルシンクですので夫婦二人でゆったり使えました。
アメニティーは台の上の他には、洗面台の下(正面に移っているタオルの上です)にしまわれていました。
ボディークリーム、ソーイングセット、マウスウォッシュ、めん棒から靴磨きシート&靴べらまでここに収まっていました。
他に歯ブラシとシェービングセットは洗面台の上におかれています。
今回は3か所のホテルに泊まったのですが、ここまでしっかりとアメニティーが揃っているのはリッツカールトンだけです。
もちろんドライヤーもありましたが、こちらでは珍しく「ヘアアイロン」と言うのでしょうか?
ヘアアイロンが用意されているお部屋に泊まるのは初めてでした。
小ぶりながらバスタブがあります!
シャワーは天井固定式のタイプ。
水圧はじゃっかん弱めに感じました。
バス・アメニティーは1960年台にパリのサン・ジェルマン大通りに1号店を構えたディップティックと言うブランドの「フィロシコス」と言うシリーズです。
日本のお店を調べてみると青山、六本木、銀座SIX、新宿伊勢丹、渋谷ヒカリエ、他多くの人気の街にショップがある様です。
私はフレグランスブランドなど知識がありませんが、お好きな方にとってはかなり有名なブランドなんですね。
リッツカールトンと言えば「Aspley」のアメニティーを思い浮かべる方も多いかと思いますが、1、2年位前から(プラスティック問題への取り組みと言う名目が主な要因でしょうか?)ディスペンサータイプに移行しています。
バスルーム右手にはお手洗いが併設されています。
タオルがたくさんかかっていて、よくわかりませんが、なんか贅沢な感じでした。
バスルーム全体を見渡すと決して広いわけではないのですが、シンプルにまとまっていてとても居心地の良い空間でした。
室内細部の設備やサービス、アメニティーの紹介
それではもう少し部分的に見ていきましょう。
クローゼット
バスローブはこちらと、バスルームの壁の所にもひとつかけられています。
ふかふかのスリッパも付いていました!!
アメリカのホテルではスリッパを殆どみかけませんが、流石にこのクラスのホテルになるとしっかりとふかふかのスリッパがついていましたね!嬉しい。
※ただ、あくまでスリッパなしのホテルが圧倒的に多いので、私は旅行に行くときは、日本の100均で買ったペラペラで折りたためるスリッパを必ず持参しています。
クローゼットの中には珍しい壁に据え付け型のセキュリティーボックスがあります。
こんな感じです。
私このタイプは殆どであったことがありませんでした。
あと、クローゼットにクリーニングの袋がありましたが、こちらのクラブレベルの特典として「ひと部屋で1日Two laundry items pressed」のサービスが受けられる様です。
冷蔵庫周り、有料、無料ドリンク
続いては冷蔵庫周りを見ていきます。
お水のペットボトルタイプが2本置かれていました。
ラウンジにもたくさんお水がありますし、追加はお願いすれば持ってきてくださいます。
今のアメリカで無料のお水は本当に重宝します。
ネスプレッソをはじめ、ティーパックなど無料でいただけるお飲み物も充実(ただしラウンジで好きなだけいただけるので、こちらは全く手つかずでした)
こちらは有料の色々。
なんかおしゃれですよね。
冷蔵庫の中には有料のドリンク、アルコールが並んでいます。
こちらもラウンジで事足りるので全く手つかずでした。
最近はこのリッツの紙カップが個人的にお気に入りです。
ベッドサイド周り、充電設備
続いてはベット周りを見ていきましょう。
ご覧の通りいたってシンプル。
片側の再度テーブルにはブルートウ―スのついたオーディオ。
ベットサイドランプの足元にはこちらのUSBの差し込みがあります。
コンセントの差し込みもあります。
こちら両サイドのテーブルにについていますので、スマホの充電などはひとりづつ利用できますね。
充電と言えばもう一カ所。
テレビボードの脇のデスクの上のランプの足元にもありました。
こちらもコンセントの差し込みとUSBの差し込み。
これだけあれば充電関係も十分ではないでしょうか?
お部屋のご紹介は以上です。
私たちは夫婦二人で宿泊しましたが、部屋の大きさは十分すぎるほどゆったり、荷物の置き場も困ることなく快適に泊まることができました。
何か不便はなかったかな~と振り返っているのですが、これといって不便を感じる事はありませんでした。
しいてあげれば、ラウンジから一番遠いエリアのお部屋でしたのでもう少し近いと楽だったかな~・・・この位です。
建物はご紹介の通りとてもクラシカルですが、設備やアメニティー、サービスなど十分に満足できるお部屋でした。
リッツカールトン・サンフランシスコ・クラブフロアをよりお得にご予約いただく方法
タイトルには「クラブフロア」と書きましたが、一般のお部屋でも同様にお得ですのでご興味ありましたら参考になさってください。
まずは、リッツカールトン・サンフランシスコのお部屋の種類や料金相場からご覧いただきます。
「お部屋の種類」の横の欄には、参考までにこの2023年10月9日~1泊の料金も記載してみます。(料金は税・手数料など全て込みの合計価格)
※日本円の換算レートは1ドル=140円で計算しています。
私が行ったのは7月前半、こちらの10月の価格よりもう少しお安く泊まれました。
リッツサンフランシスコの料金を見ていると、夏場は7月中盤~9月いっぱいくらいが繁忙期なのか料金がかなり高騰していました↓
こちらは2023年9月10日~1泊のクラブルームの料金です↑↑
支払方法による料金差を利用して「リッツカールトン・サンフランシスコのクラブフロア」にお安く、よりお得に予約する事が可能です。
ここでは同じ日、同じ部屋の料金を3つの料金体系で比較してみます。
- 事前予約・現地払い・キャンセル可
- マリオットポイントを利用した無料宿泊
- 事前予約・事前払い・キャンセル不可
①現地払い(キャンセル可)↓
こちらはいわゆる「一般的な予約方法」の料金。
直前までキャンセル可能なのが最大のメリットですね。
続いては・・
②マリオットポイント無料宿泊(キャッシュ&ポイント宿泊)↓
このお部屋の日本円の料金をみると116,200円、マリオットポイント無料宿泊だと122,500ポイント、ポイント単価的にみると「0.94円」とあんまり単価効率が良いとは言えないので、私からはあまりおすすめしません。
そして最後に注目なのがこちら!
③事前予約、事前払い、返金不可↓
ご覧の様に先ほど現地払いだと830㌦の所、事前決済だと623㌦、日本円で約87,220円と、日本円で約28,980円/泊もお得になります。
更に、こちら、クラブフロアなのに一番リーズナブルなお部屋「デラックスルーム」の現地払いよりも「5040円/泊」も安いんです。
今回私の予約の場合は、最初、現地払い(キャンセル可)で数か月前に予約をしていました。
そして出発の10日前になって、ほぼ確実に行けると判断して、予約ページを改めて見たところ、まだ、事前払いの予約を受け付けていたので、一か八か返金不可の「事前払い」で予約を取り直しました。
10日前だと繁忙期など希望の部屋がなくなってしまう可能性があるのでお勧めできませんので、どの位前に「現地払い」から「事前払い」にスイッチするかは皆様のご都合次第です。
事前払いの予約受付は宿泊日の7日前位まで受け付けているようでしたので、もしもとにかく少しでもお得に泊まりたい!と言うご要望のある方には選択肢のひとつとして憶えておいていただければ損はないかと思います。
事前払い予約のデメリット
こちらは言うまでもなく「返金不可」の前払いだからです。
急に旅程が中止になってしまった場合に料金が返ってきませんのでこれは大きなデメリットですね。
予約の際には必ず「料金の詳細」のキャンセルポリシーをチェックするようご注意ください。
※ただし!!事前払いでも予約の変更は到着の1日前まで可能です!
レートの変動による差額が出た場合は支払が必要になりますが、予約の変更が効くのであればかなり融通が利かせられる可能性が広がりますね。
結局リッツカールトン・サンフランシスコの料金は高いの?安いの?
今回予約をしていて感じたのは、「やっぱり今の日本(特に東京)のホテル代ってとてもとても高いんだな~」と痛感しました。
参考までにリッツカールトン東京の同じ日の料金を調べたところ
- 一番お安いお部屋:219,034円
- クラブフロア:256,548円
東京のリッツは料金の急騰率が日本でもトップクラスかと思いますが、それにしてもやっぱり高いですよね~。
比べてサンフランシスコ。
事前払いと言うリスクはとりましたが、それでも宿泊の10日前に予約して、クラブラウンジへのアクセス付きのお部屋がUS$538.33(全て込)で予約することができました。
今はレートが悪すぎるので1ドル=140円で計算して日本円にすると75,362円となりますが、それでもこのお値段、リッツカールトンのクラブフロアの料金としてはかなり安いのではないでしょうか?
しかも、もうひとつ大きな点として「アメリカの物価がとても高い&チップが必要となる」と言う点です。
2人で街に出かければ、ジャンクフードで安くしても5000円前後、ちょっとテーブルに座って2,3品オーダーして飲み物をつけたらモーニングやランチでも軽く1万円を超えてくるのが当たり前、ディナーにお酒も付けたらやっぱり30,000円前後はかかってしまいそうです。
そう考えると、旅行で2泊、3泊して全食を外食で済まそうとしたらゾッとするほど値が張りそうです。
ほんのちょっとの上乗せ金額でクラブラウンジへのアクセス権がついて、1日4回のフードプレゼンテーション。
更に、お酒もドリンクもコーヒーも好きなだけいただける・・・これ全部無料。
今アメリカに行く際には「クラブラウンジ」へのアクセス権はかなりのコスパを発揮するので強くおすすめします。
<HOTEL INFORMATION>
The ritz-carlton San Francisco
600 Stockton St,San Francisco, CA 94108 アメリカ合衆国
+1 415-296-7465
・バレーパーキング/1泊69㌦(税別+都度チップが必要になりますね)
・公式サイトはこちら
<MAP>
皆さまの旅行スタイル、ご予算に併せて色々とアレンジしてみてください。
「リッツカールトン・サンフランシスコ宿泊記クラブフロアが断然お勧め!」まとめ。宿泊の感想
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
今回私はサンフランシスコに行くのが初めてで、言葉、土地勘他あらゆる面で色々と不安を抱えながらの旅行でした。
そんな中でのリッツカールトンの滞在は想像以上に不安な自分たちの安らぎの場となりました。
最初は観光の中心地ともいえるユニオンスクエアの目の前、ケーブルカー乗り場のすぐ脇にあると言うウェスティン・サンフランシスコに泊まろうかと迷っていました。
それぞれに良さがあると思いますが、今回は最終的にリッツカールトンにして本当に良かったです。
まずホテルの方はとにかく全てのスタッフさんが親切、そしてフレンドリーな対応と挨拶、このホテルに至ってはお掃除をしてくれるスタッフ、1階バーラウンジのスタッフ、ドアマンさん達、クラブラウンジのスタッフさん達、とにかく全ての人たちです。
リッツカールトンにして本当に良かったと心から感じました。
クラブフロアについてのメリットは上にあげたとおりです。
場所については丘の上の高台に位置しているので右に行くのも左に行くのも便利で、中華街やユニオンスクエアなど人気のにぎやかなエリアへも徒歩圏内です。
帰り路は急坂を登ってくるので大変ですが、配車アプリ、タクシー、バス、モノレールなどいくつもの手段もありますが旅慣れていないと難しそうですので、ラウンジのコンシェルジュの方に聞いてみるのもひとつ方法かもしれませんね。
サンフランシスコの街を高台からながめつつ「今日はどこにいこうかな」と楽しみながら、のんびり、ゆったりしたバカンスをすごそうかとお考えの方にはとてもお勧めです!
それでは皆様、楽しいご旅行を!
マリオットボンヴォイの会員ではない読者様へ。
※マリオットボンヴォイに会員登録をすることでマリオットグループホテル宿泊の際に様々なお得な特典やメリットを活用する事ができる様になります。下の記事ではマリオットボンヴォイの基本情報について徹底的に詳しくご紹介しています↓↓
※本文中に何度も登場した「マリオットボンヴォイ・ポイント」はマイルに交換できたり、無料でポイント宿泊できたりと様々な用途に使える今最も注目されているポイントシステムです。下の記事では貯まったマリオットポイントがどのように利用できるか?有効活用の方法を徹底検証してご案内していますので参考になさってください↓↓
※マリオットボンヴォイのポイントを効率よくザクザク貯めるのに一番おすすめなのが「マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカード」を利用する方法です。年会費49,500円のクレジットカードながらそのポテンシャルは計り知れません。クレジットカードのメリットをたっぷりと解説していますのでご興味ありましたらこちらも参考になさってください↓↓
私もマリオットボンヴォイカードを持って、マリオットボンヴォイのステイタスを持つことで、旅行の楽しみが何倍にも膨らみました。
旅の楽しみ方は人それぞれ違いますが、知っていて使わないのと、知らずに使わないのでは大きな違いがあると思いますので、是非参考になさってください。
世界百周では他にも世界のリッツカールトンホテルの宿泊記を掲載していますので良かったら参考になさってください。
※2023年2月に行った絶景アイランド「リッツカールトン・モルディブ」の宿泊記↓
※2022年7月ハネムーンで行った「リッツカールトン・ワイキキ」ではたくさんの嬉しいおもてなしとお祝いをいただきました。宿泊記はこちら↓