こんにちわ、旅行大好きtabinosukeです。
tabinosukeの旅行サイト「世界百周」では、今年の秋から新たにヨーロッパ旅行をナビゲーションしていきます。
最初の特集は《フランス編》です。
中でも特に人気の高い「パリ」を中心に、その人気の秘密、旅行のおすすめポイント、など色々な角度からシリーズで掘り下げていきたいと思います。
この先フランス旅行に行ったみたいと考えている方は是非チェックしてくださいね。
フランス編第三話となるこちらの記事では「パリの気候とベストシーズン」をご案内していきます。
※フランス編第一話「フランスの基本情報」はこちら
https://tabinosuke0909.com/europetravelnavibasicinfomation.html
※フランス編第二話「フランス行きの航空券の話し」はこちら
それでは見ていきましょう。
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Contents
フランスには四季はあるの?
まずは年間を通した季節のながれから見ていきましょう。
フランスには日本と同様に四季があります。
春には桜が咲き、秋には赤く色づき落ち葉が街を彩ります。
春)3月~5月
3月はまだまだ寒く、日本よりは少し春の訪れが遅いです。
夏)6月~8月
5月くらいから徐々に気温も上がって8月にピークを迎えます。
秋)9月~10月
秋は天候が不安定です。日中と朝夕の気温の寒暖差も大きくなってきます。
冬)11月~2月
長い冬の到来。東京と比べると寒さは厳しい
パリの気候の特徴は?
日本と同様に四季がありますが、気温や気候の移り変わりはちょっと日本とは違う様です。
- 北緯48.72度と北海道よりも北に位置していますが、西岸海洋性気候の影響により、北海道と比べると雪は殆ど降らず、寒さは北海道ほど厳しくありません。
- 年間を通して降水量が圧倒的に少ないため、夏に気温が上がってもジメジメすることがなく、日陰に入れば涼しく感じられることが多いです。
- 気候とはちょっと話がずれますが、パリは夏と冬の日照時間の差が大きい。
- 一年を通して東京と比較すると各シーズンとも少し寒い、涼しい、といった陽気です。
フランスでは、日本に比べ”夏と冬の日照時間に大きく差があること”が特徴の一つと言えます。
夏場の日照時間
6時前後~21時すぎまで
長いときには16時間以上も日が昇っていることがあります。
冬場の日照時間
8時前後~17時頃まで
夏場に比べると極端に短く、8時間ちょっとくらいしか日が昇っていない時もあります。
夏場に初めてフランスに旅行に行かれると、驚きとともに、明るいからついつい遅くまで活動してしまうので、旅行のペース配分を上手に計画しましょう。
パリの気候 月ごとの気温は?
気候の傾向がわかったところで、気温、降水量とそれぞれ個別に実際の数値を見ていきましょう。
グラフから見るパリの気温の傾向
- 年間を通して、東京に比べ、5℃前後パリの方が気温が低い
- 年間を通した気温の変化や推移の形が東京と殆ど同じ
5月頃から徐々に暖かくなり、6月~8月はとても過ごしやすい陽気になります。
上の数字はあくまで月の平均気温です。
温暖化の影響は大きく、ここ数年では、フランス全体では、夏場に40℃をこえる猛暑を記録することも珍しくなくなってきています。
パリの気候 雨はよく降るの?
続いて気になる降水量をチェックしてみましょう。
ずばり、フランス・パリは雨が少ないです。
上のグラフを見ると、赤の東京の降水量の方が圧倒的に多いことが一目でわかりますね。
フランスは四季がありますが日本の様な長雨や梅雨がありません。
大気が乾燥しているため、夏の日差しが強くて暑い日でも、ちょっと日陰に入れば涼しくさえ感じられることが多いんです。
雨が少なくジメジメすることがないので、家庭に冷房がない家がほどんどでした。
私の知人も何十年とフランスに暮していて、数年前に大変な猛暑で初めてやむなく冷房を買った、と言っていました。
最近ではフランスでも温暖化の影響は大きく、気候に変化が起きていますが、それでもタクシーや、ショップなど、まだまだ冷房のないところは多く、昔の名残が残っています。
上の表のパリの欄と、一番右のパリの過去の降水量の欄を見比べてください。
以前は年間を通じて降水量がそんなに月ごとに変わりなかったのですが、昨年2018年は1月や6月など極端に降水量が上昇していることがわかりますね。
温暖化の影響は確実に世界中に侵攻していますね。
様々なサイトでも気候や気温の情報を見ることが出来ますが、どの情報もあくまでも「データー上のもの」
旅行にお出かけの際には、必ず事前に、ご自身で現地の天気予報をチェックするようにしましょう。
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パリ旅行 天候からみるベスト・シーズンは?
天候から考えると一番のおすすめは6月、7月です。
目的によっても違いますが、気温も温かく、大気も安定して天気の日が多く、何をするにしても一番さわやかにすごせる陽気です。
旅行者の皆さん、考えることは一緒です。
観光ベストシーズンの7月、8月のパリはどこに行っても観光客があふれかえっています。
そこまでの混雑は避けたいという人には、5,6月や9月がお薦めです!
パリの服装は?
最後にパリの季節ごとの服装をご紹介していきましょう。
パリの冬は長く、3月ではまだまだ温かいダウンなどが必要です。
4月になってようやく少しづつ春を感じる日が多くなりますが、まだまだ寒い日が多く、厚手の長袖や暖かめのジャケットなどが必要です。
突然、初夏の様な温かい日もあり、雨も降りやすく不安定な天候のシーズンですので、パリでは脱ぎ着しやすい重ね着がおすすめです。
5月になりようやく春らしくなり温かい日が多くなってきます。
薄手の長袖か、半袖の上に羽織ものを用意しておくとよいでしょう。
6月になると天候は不安定ながら、だいぶ温かくなってきますので日中は半袖の人が目立ち始めます。夏間近を感じます。
7月に入ると天候も安定してきて温かい日が続きます。
8月には近年、35℃、40℃を超える様な猛暑日も記録されています
日照時間が長いパリの夏には、日中の暑さが厳しいときには夕方から夜にかけて、気温が落ち着いてきてからお出かけするのも一つの方法です。
パリの夏は湿度が低いため日陰に入ると過ごしやすく感じることが多いと言われていますが、日差しが強いことでも知られています。
サングラス、帽子、日焼け止めなど、紫外線対策はマストです!
9月に入ると日中と朝夕の寒暖差が少しずつ大きくなり、10月に向け気温も下がり、雨の降りやすい不安定な天候になっていきます。
9月には半袖、または薄手の長袖+上着がおすすめの服装です。
10月には長袖シャツ+上着がおすすめの服装です。
残暑残る暖かい日もありますが、長時間のお出かけの際には厚手の長袖、温かい上着を準備していきましょう。
11月にはだんだんと寒さも増してきてダウンを着る人が目立ってきます。
12~2月は完全防寒の準備をしていきましょう。
ダウン、ロングコート、手袋、女性ならロングブーツ、近年ではヒートテックも大人気ですね。
ダウンは3月いっぱいくらいまでは準備していくことをおすすめします。
「ヨーロッパ旅行ナビ《フランス編》パリの気候と服装、ベストシーズン」まとめ
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
パリの気候、天候に関して要点をまとめます
- 日本と同じく四季がある。
- 降水量が少なく大気が乾燥しているので、体感温度として日本より3~5℃くらい寒く感じます。
- パリの天気予報をみて服装を決める場合には、予想気温よりも5℃くらい低い気温を想定した服選びをおすすめします。
- パリでは夏場には日照時間が15時間前後あり、夜でも明るいことがあります。
- 乾燥して爽やかな陽気でも紫外線はしっかり強いです。日差しの強い夏には日焼け対策を万全にしましょう。
近年は温暖化の影響で気温の変化や降水量など、過去のデータを大きく覆すことがしばしばあります。
データはデータとして、旅行に行く際にはご自身で直前の「パリの天気予報」を調べて、常に新しい情報と向き合いながら準備を進めていきましょう。
それでは素敵なご旅行を!
フランス編第一話「パリの基本情報」はこちら
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フランス編第二話「パリ行きの航空券の話し」はこちら
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